自分の小説を自分で解析してみた。第二弾。「異世界チート知識で領地経営しましょう」
注意事項はご承知いただけましたでしょうか。
自慢話やプロモーションに関する苦情は受け付けませんよ。( ̄▽ ̄)//
それではスタートです。
さてさて、丁度一年ほど前に書いた謎の企画、「自分の小説を自分で解析してみた」の、第二弾をお送りいたしたく思います。
今回は「異世界チート知識で領地経営しましょう」に絞って解析いたしましょう。
・一年前との比較
① 一話当たりの平均文字数
前年 3,800文字
本年 4,000文字
(;゜Д゜)<ふ、増えとる。
僅か200文字とはいえ増えていますね。話が長くなっている証拠です。
② 一話当たりの平均獲得ポイント
前年 20ポイント
本年 157ポイント
単月の獲得ポイントは不明ですので、累計ポイントから総話数で割っています。
前年比7.85倍。こちらは爆増ですね。
③ 一月度の読者数(延べ人数)
前年 12,283人
本年 43,578人
前年比3.54倍。こちらも爆増です。
④ 新規読者の完読率
第一話のユニーク数から、一番低い値のユニーク数で割った数字です。
こちらは総数が不明なため、普段からの印象です。
前年 20%~30%
本年 30%~40%
やや、上昇したような気がいたします。
本作と、文字数、総獲得ポイント数が近似値である作者さんの作品に比べると、若干低い数字です。
ざっと見たところでは、皆さん50%は確保している感じですね。
ものによっては90%以上という、お化け作品もちらほら。Σ(・ω・ノ)ノ!まじか。
これは精査していませんので、あくまでも印象です。
⑤ 総感想数
前年 13件
本年 354件
総数の367件から13件引いた数です。
ええっと、前年比27.2倍・・・スゲーΣ(・ω・ノ)ノ!
これは普通に多いですね。有難い事です。伸び率だけでいえば最強です。
⑥ レビュー数
前年 1件
本年 3件
三倍です。
ありがとうございます。<(_ _)>
・ 変わらない点
一年前と全く同じなのが、読者さんの使用デバイス比です。
スマホで読むか、PCで読むかの違いです。
本作に限りませんが、私の作品の読者さんは、圧倒的にPCユーザが多いですね。
これは長年の謎です。
小説家になろうのアクティブユーザー総数は、圧倒的にスマホユーザーなのですが、私には当てはまりません。
(。´・ω・)?どゆこと。
PVでは差が少なくなってきましたが、ユニーク数では相変わらず1.87倍でPCユーザー優勢です。
これでも若干、マシになってきたんですけどね。
・ 埋もれた作品とはいえない
本作はどこからもお声が掛からない素人小説ですが、「小説家になろう」の海に沈んでいる作品とは言えません。
ランキングがそれを示しています。
流石に総合ランキングにはほぼノミネートされませんが、部門別ランキングでは、ランカー作品と呼べる作品でしょう。
本作の現時点での、文芸・SF・その他異世界転生/転移ランキングは
年間ランキング 5位
四半期ランキング 10位
月間ランキング 8位
週間ランキング 8位
日間ランキングでも、20位を下回ることは少ないでしょう。
これでは埋もれているとは言えません。
特に年間ランキング5位は、自分で言うのもなんですが、凄いと思います。
本作より上位の作品は、全て商業作品です。
未発売作品だけで絞って言えば、本作がグランプリと言い切っても、過言ではないでしょう。
さらに自慢すれば、本作より順位の低い商業作品も少なくありません。
<( ̄▽ ̄)>エッヘン。
そして、全期間通して10位以内なのも素晴らしいでしょう。
これは一時の最大瞬間風速で、ポイントを稼いだ作品ではないことを表しています。
他の作品の動向を調べていて気が付いたのですが、多くの作品が最大瞬間風速型でした。
最大値を稼いだ二か月後には読者数が80パーセント減の作品も珍しくないことを加味すると、本作のしぶとさは大したものです。
普段からコンスタントにポイントを稼がないと、この順位は到達できません。
本作が前年から大きく飛躍した最大の要因は、発表する部門を変更したことによります。
これにより、ランキングに載りやすくなり、ブーストが掛かりました。
・ 意外に読者が逃げていない
本作は一度炎上したことがあります。
8月から9月にかけてですね。初の大量ポイント剥奪が発生いたしました。
それは10月、11月と続き、ブーストが掛かった6月以降、PV数の最低値を記録しました。
これは大量に読者が逃げたに違いないと、考えていたのですが、今回、データを精査すると意外な結果になりました。
月別ユニーク数
5月 15,427人 第一章終了。第二期スタート。
6月 79,578人 投稿先のジャンル変更によりブースト。
7月 77,908人 黄金時代。
8月 70,311人 炎上開始。
9月 50,612人 炎上の最盛期。
10月 33,796人 更新回数減少。底。
11月 36,084人 更新再会。一話あたりの読者数、6月以降で過去最低値。
12月 43,552人 持ち直す。ヘイトを稼いだ主人公から、もう一人の主人公に視点がスイッチしたので、僅かに持ち直したか?
1月 43,578人 横這い。
減ってはいます。
減ってはいるのですが、思いの外に減少数が緩やかです。
およそ半減といったところでしょうか。
半分も逃げているじゃないかと、お思いかもしれませんが、そもそも、ブーストが掛かった作品は、炎上しなくても、大体一か月で減少に転じます。それは本作に限った事ではないので、この動きが自然だといえます。
先にも述べましたが、ブースト後、8割減の作品も珍しくないようです。本作のブーストは3か月にわたって続きました、その点でも変わっています。
炎上しても緩やかの降下、近々の12月、1月に関しては、やや上昇に転じています。
この結果から、想定よりも読者さんが逃げていないように思えます。
ありがとうございます。<(_ _)>
・ このままでは伸びしろが無い
自慢ばかりしても仕方ありません。
欠点も検証しましょう。
本作は一言でいうと、これ以上の伸びしろが存在しません。
ここが頂点でしょう。(T _ T)//
卑下して言っているわけではありません。数字を検証した結果です。
6月の投稿ジャンルの変更により、ランキング上位にランクインし、ブーストにより多くの読者さんと、評価を得ることが出来ました。
一度は炎上したものの、想定より読者さんが逃げていないので、今後も安定してPV数を伸ばすこともできます。
バンドワゴン効果により、多くの人の認知を受け評価を伸ばし、炎上問題に対してのリカバリーも完了しています。
ある意味「小説家になろう」で、やれることは全てやりました。
今後、読者数、評価ポイントの急激な増加は見込めません。稀にランキング上位に、顔を出す程度でしょう。
株でいえば、小幅の値動きを続ける安定銘柄です。
・ 急激に評価を伸ばす方法
二つ存在します。
私が天啓を受けて、別人のようなスーパー作家に変身して、作品の質が驚異的に飛躍する。
( ;∀;)//はい。無理です。
やれるのなら、とっくに変身してます。
最後の一つが、コンテストで入選する。
これですね。( ̄▽ ̄)//
別のアプローチで、バンドワゴン効果を狙います。
しかしこれに関しては、コンテストは選考基準が当然不明ですので、私が出来ることといえば、コンテストに応募することぐらいですが。
宝くじは、買わないと当たりません。
・ 総評
① 去年より確実に評価、読者数が伸びている。数字からも明らかである。
② 部門別とはいえ、ランカー作品といって差し支えない評価を得ている。その他大勢に、埋もれた作品とは言えない。
③ 長期間コンスタントに評価され、多くの読者さんに継続的に読まれている、息の長い作品である。
④ 炎上しても、読者離れを最小限にとどめている。ダメージコントロールに成功。
⑤ これ以上の伸びしろが無い。小細工は全てやりました。
⑥ 来年度の評価は、良くて横ばい、恐らく減少に転じることが予想される。
⑦ 可能性があるとすれば、コンテストに入選することによる、バンドワゴン効果を得ることぐらい。
以上が「異世界チート知識で領地経営しましょう」の解析になります。
果たして来年は、どのような展開を見せてくれるのでしょうか。
私といたしましては、フェイドアウトしていなければ御の字といったところでしょう。(^。^)y-.。o○
( ̄▽ ̄)??。あれ。もっと「ランキング常連作品なんだぁ」とか、自慢話をして終わるつもりだったんだけどな。
どうしてこうなった。
終わり
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
間違いがあったので修正いたしました。
レビュー件数が前年0件としていましたが、1件レビューを頂いておりました。
訂正し、レビューを書いて下さったELS様に、この場でお詫びいたします。思い込みによる確認漏れでした。申し訳ございません。
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