第0話 村人、最悪の結果
とある世界・・・
剣と魔法の世界アクリアというモンスター、魔族などが存在する世界があった
そしてその世界の子供たちは12歳で洗礼を受ける
そこで技能所謂スキルが発現する
それまで弱かったものが強くなることもありその逆もまた然り
子供たちはレアスキルを夢見て洗礼を受ける
だが1000万人に一人、何のスキルも持たない所謂《無能》と呼ばれるものが生まれる
これはそんな無能と言われた村人が世界最強へと成り上がっていく・・・
そんな物語・・・
「キルト!起きなさい!」
そんな声を聞き俺は目を覚ました
そして俺はニヤリと笑いこういった
「いよいよだ・・・」
そう今日俺は村の12歳の子供たちが洗礼を受ける日なのである
村の子供たちがレアスキルを夢見るようにこのキルトもまた期待に胸を膨らませていた
「さて1階に下りないとな」
俺はいま親と神殿に来て洗礼を受ける列に並んでいた
「ねぇねぇキルト!どんなスキルになるか楽しみだね!」
後ろに並んでいた幼馴染のミルがそういった
「あぁとっても楽しみだ」
そんなことを言っていると前から歓声が聞こえた
俺たちは歓声が聞こえたほうに視線を向けた
その視線の先には村の少年がいた
親がとても喜んでいることからレアスキルをもらったのだろう
「おめでとう!」「さすが!」等様々な称賛の声が聞こえる
俺もあぁなりたいなぁ
ついに俺の番が回ってきた
神官が呪文を唱え終わるとステータスウィンドというものが目の前に表示される
そこには・・・
名前 キルト
年齢 12歳
職業 なし
種族 人間
Lv3
スキル
なし
最悪の結果が表示されていた。
どうだったでしょうか?
良ければブックマーク、コメントよろしくお願いします!