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指の先と爪と肉の間の2カ所に機械の部品刺してしまってひーひー言いながらキーボード打ってます。皆さんも怪我にお気を付けくださいね!

 教会の部屋に戻ってきた俺達は、待っていてくれたハウトさんに声を掛けた。

なんかちょっと疲れてるようだけどどうしたんだろ?


「お帰りなさい。無事に終わったようでなによりです。いえ、心配しなくても大丈夫ですよ。では、名残惜しいですがあまり同行し続けるのは良くないのでお仕事に戻りますね」


「ハウトさん、ありがとうございました!ほら、シロも」


「ハウト、ありがとう」


 急に下を向いたハルトさん、やっぱり具合悪いのか?


「そ、その!たまーにでいいから、また会いに来てもいいでしょうか!?」


「え、ええ。勿論ですよ、な?」


「そうね」


「じゃあまたねー!」


 元気良く手を振って出て行ったから、まぁいいか。




 俺達も神父さんに挨拶をしてから教会を後にした。

まだ日の高い時間の街中は穏やかな時間が流れていた。


 あれは太陽じゃなくて白月ルナだったか。

夜の方の蒼月ってのも見てみたい。ムーンだったかな?



「ここからやっと本格的に遊べるってわけだな!まずはそうだなぁ……定番の冒険者ギルドに行って登録と依頼を探そうか」


「任せるわ」





 巡回していた衛兵さんにギルドの場所を聞いたらすぐに教えてくれた。ついでに街の説明もしてくれたので、シロには悪いがしっかりと聞かせてもらった。

 ギルドの位置はまだ行った事のない場所だから、地図にマーカーは出たがその周りは真っ新だ。シロの地図も見せてもらったが、同じようなものだった。


 とは言っても、教会の北東に向かってすぐみたいだ。


「ま、急いじゃいないしのんびりいこっか」


「ん」




 チュートリアルが終わって現実ではAM2:00過ぎ。

ゲーム内で言うと5時環過ごしている事になる。


 教会を出て正面先にわずかに見える噴水には向かわずに、教会を左回りに北東へと歩く。途中で俺が最初に着ていた村人服の男が他の衛兵さんにチュートリアルがどこで受けられるか聞いていたらしく、俺達の脇を走り抜けて教会へ行ってしまった。


 チュートリアル受けないと武器も防具もなしとは思わなかったんだろうなぁ。

ああ、俺もこんな風にやっちゃった奴として見られてたってわけか。


 頑張れ!もうすぐだぞ!




 道を聞いた衛兵さんによると、このアリエルの街は大きく4つの区画に分かれているそうだ。横長な長方形の外壁に囲まれた街は、星導教会を中心にして、北東に町長など役所とその人達の一等居住区、衛兵団本部や合同ギルド施設もここにあたる。

 そのすぐ南、街の南東にあたるのが商業区。各種店舗や工房、そして職人達の自宅もここになる。大通り沿いには店舗が、商業区の内側には工房や自宅がある。

 そして街の北西にあるのは一般居住区。一等居住区や商業区に家を持たない者など多くの住民の家がある。転身者でも身分証を獲得して購入条件をクリアすれば土地を購入出来るらしい。

 最後は街の南西にある農業区だ。ここには様々な畑があり、ここでの収穫と他の街からの交易で街の食糧は成り立っている。最近ではいくつかの畑で新たな食材が育てられないかと試行錯誤が続いている。


 星導教会を中心に十字に大通りがあり、街は東西南北の4つの門と衛兵の屯所と検問所が設けられている。以前は外にも近くに集落や畑があったが、今は魔物とそれに追い立てられた獣が多く、安全に農作業が行えるように街を広げて畑を外壁の内側に取り込んで現在の形になっている。


 その増えた魔物から人々を守るために創造主が異界より転身者を募って送り込むことにで、人々の助けとなるよう御力を使ってくださった。



 と言う話らしい。


 他の拠点では街の作りや配置は当然違うが、

設定は似たようなものらしい。 




 少し歩いて到着した建物には多くの転身者プレイヤーが居た。だが、思った以上に青マーカー、つまりは住民の姿もあった。入り口付近にいくつかのグループも屯っている。


 開きっぱなしになっている大きな扉を潜ると、入って右手には休憩スペースの椅子とテーブルと喫茶店のようなカウンターが見える。左手には別の施設、どうやら商人ギルドらしく、いかにも戦闘に向いていない者も含めて青マーカーが多い。


 そして奥には商人ギルド側の壁に大きな掲示板、一番奥には銀行のカウンターのように3人の職員が椅子に座って対応していた。時折カウンターと右手の喫茶店の間にある大きな台に毛皮などを置いているから、あの辺りは買い取り受付なのかもしれない。


 てか、食べ物扱う隣で毛皮や肉っぽい何か?を出すのはどうなんだ……?

あ、肉は直接喫茶店の厨房に持って行かれた。その場で渡すのかよ。



「いらっしゃいませ。本日は冒険者ギルドに御用でよろしいでしょうか?」


 建物に入ってからぼーっと見渡していたら、案内係と書かれた腕章をした男性職員に声を掛けられた。なぁ見るからに転身者だって分かってるから商人ギルドへ案内するわけないよな。


「はい。まだギルドに登録していないので、今日はそれをお願いしようかと」


「かしこまりました。では、こちらに並んでお待ちください」


 すっと一番列の短いカウンターに案内されて、大人しく2人で並んで待つ事10分。シロが、飽き始めた。何度も他へ行くと言うシロを宥めつつ、それから更に10分経過してようやく俺達の番になる。



「本日は冒険者としての登録ですね。では、登録手数料100イェンのお支払いと当ギルドの説明をさせて頂きます」


 さっきの案内係もだけど、ここの男性陣やたらイケメン多いなよな?住民て美形ばかり…ってわけじゃなかったな。じゃあギルドが特別そうなってるだけか。採用基準にイケメンってあったりする?





 それはおいといて……


 シロの忍耐力が限界に近い!

早く説明してくださいお願いします!



ハウトさんの様子の理由は後ほど~

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