1:猫好き少女と話す猫
1:猫好き少女と話す猫
これはとある国の王都に住む少女と、猫型魔獣(以下猫)のお話。
ある日、いつもの様にパン屋で働いた帰り、少女は街中で猫と出会う。
しかし彼女は無類の猫好きで、危険なのにそれを家につれて帰るという暴挙を行う。
ところでこの猫、本来ありえない知性を持っていて、人間の言葉を発するし、人間の魔法も行使するとんでもない存在だったりする。
猫は過去の記憶がなくて、猫の成り立ちを求めるために少女と猫は冒険の旅にでることに……
以下簡易設定とか世界観(これは参考したって改変したっていいんじゃないかな)
・世界観はよくある剣と魔法の世界。
・この世界で魔獣とは、発見されれば即冒険者が招集され、命がけで討伐するような存在で、対処に失敗すればそれなりの街が壊滅しかねないほどの危険な存在である。魔物との差は、額の宝石の有無
・そのほかに魔物も生息している。こちらは額に宝石がついていない。が、当然一般人では対処困難な固体が多く存在する。弱いものだと駆け出し冒険者が健闘するくらい。その辺は他のファンタジー作品と同じような感覚。
・猫は元人間の優秀な魔法使い及び薬学師で、好奇心旺盛な性格のため、自分で調合した魔法薬を自分で試してしまうような人物。それが原因で猫化してしまった。