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猫は静かに姿を消した  作者: 神梛 那央
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黒猫の暗所恐怖症




シキは急いで隣の部屋へ向かった。

少し遅れてハチ達も向かった。





真っ暗な部屋。



小さく響く鼻を(すす)る音。



焦ってベッドから落ちたのかベッドの(はし)の床で座っている。




「…めんなさ…ごめ…」


うわ言のように話す(みお)



こちらの気配に気づいてない。


いや、気付いててもそれどころじゃないんだろう。




「みーくん…」


(みお)!?」



初めて見る(みお)の姿に驚く(あきら)達。



しかしシキは冷静だった。



ここまで着たらシキしかどうすることも出来ないのか、ハチ達もシキに任せた。



「ナオ!!!大丈夫だ!俺はここに居るから!」



何度も言い聞かすかのように「俺はここに居る」と言いながら(みお)を抱きしめるシキ。



段々と意識を戻して行く(みお)



「……し……き…?」


「そうだよ…俺はここにいるから。俺はちゃんと生きてる」



そう言うと安心したのか、また眠る(みお)



「み、(みお)は…」


心配そうに聞く(あきら)



「今は寝てるだけだ。あんた明るくても寝れる人?」


シキがそう奈美に聞いた。


「眠れるけど…」


「ナオは真っ暗が駄目だから真っ暗な部屋で寝させられない。見たところによるとあんた男駄目だろ?だからあっちの部屋では寝させらんねぇ。だから俺がこっちの部屋でナオのそばにいるから」


すこし驚く奈美。



「言っとくけど、俺も女無理だから。ナオ以外に手出す気ねぇし。」



なんとか納得した奈美。




もう夜も遅いから寝ることにした。



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