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猫は静かに姿を消した  作者: 神梛 那央
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メス猫嫌いの黒猫

私はポケットからウォークマンを出して耳にイヤホンをさして音楽を聴きながら空を見上げた。



青い空――…

あの日とは違う。




「………ん……くん………木村くん!!」



微かに声が聞こえてイヤホンを外した。



「僕?」



そこには一人派手な女の子がいた。

共学のこの学校で初の女の子。



「うんっ!木村くんって男の子…だよね?」



「え」


まさかもうバレた!?


「えっと…その小さかったし、名前が女の子っぽくて…あ、悪い意味じゃなくて!!可愛いから…」



まぁ、女だし、男に見られても…ねぇ?




それに言っておくが私は平凡だ。

頭も良くないし、

運動神経も良くないし

顔も普通。

黒髪、黒目の地味で

家系もごく普通の

本当に普通の一般人。



だから可愛いとか言われても意味がわからない。



そして私は女の子が嫌いだ。




嫌いというか苦手。

あいつみたいで怖い。


とくに巻き髪の女…

たとえば目の前に居る人みたいな



「そんなことないよ」





得意の愛想笑いをしてその場を誤魔化した。





キーンコーンカーンコーン




ん?もう昼か…。

朝にこの学校に着いたはずなんだけどなぁ。





まぁいいや。

食堂向かおう。



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