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猫は静かに姿を消した  作者: 神梛 那央
18/82

改めて揃った黒猫の周り



教室で(あきら)とハルカと瑠伊(るい)

みんなで揃ったのは初めてで


(あきら)が私の右隣

ハルカは私の前

瑠伊(るい)(あきら)の前、

つまり私の斜め右前



見事に集まっていた。






瑠伊(るい)は授業どころか学校にすら滅多に顔を出さないので私と一緒に登校し一緒に話してる姿に視線を感じた。



それに実は奈美は男嫌いらしく瑠伊(るい)と私が話してる姿に嫉妬のような視線を感じた。

てことは、奈美は最初から私を

女だと思ってるってこと?

それも何だかなぁ。





「みーくーん?いくよー?」



「どこに?」



「えー?はーやんの話聞いてなかったの?」



いつのまにかSHRが終わってる。



「もー…これから新入生歓迎会あるからホールに集まってって言ってたでしょ?」



歓迎会?

体育祭も終わって

学校生活に慣れてきた今更?




まぁでもいっか。



ホールの場所は知らないから

奈美に腕を引かれホールへ向かった。







ホールにつくと



(みお)(みお)!!」



うるさいのが1名。




叫ばなくても行くから…。






「うるさいけど、なに」




「誰が(みお)の隣座るか決めてて」



くだらな…



「あー!今くだらないとかめんどくさいとか思っただろ!?これ一大事だからねっ!?」




「あーはいはい、じゃあ公平に僕が決めるってのは?」




黙ってくれればいいや。




「そうだね!!」





「じゃあとりあえず、奈美は女の子だから向こうでしょ。瑠伊(るい)は寝ているから後ろ。ハルカと(あきら)が隣…これでいい?」




(あきら)とハルカは満足そうに、奈美は少し不満そうにしていたが

男女分かれてるので仕方ないとわかってくれたのか渋々座ってくれた。




瑠伊(るい)は寝ているから問題ないね。



座ったまま寝てるけど、ちゃんと来たのか…。




これから何が始まるのか

どんどん集まる人を見ながら待っていた。

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