Episoudo8<黒夜ルート>
「ひーめー。」
「!」
「どこ?俺と一緒にあそぼ―?ねぇー」
暗い地下牢ともいえるだろうか、姫は閉じ込められていた。
「!、姫。そこにいたの。」
「……っ。」
「大丈夫。今日は優しい遊びをしようね。」
「こ、こーちゃん。」
「うん?」
「私、外に行きたいの 」
「それはダメ。なんで僕以外の男を見ようとするの?なんでねぇ、なんで!?」
「こ、こーちゃん。」
「お願いだよ。姫、俺を心配させないで……」
“外に行きたい”というと黒夜は怒りで狂い、殴ってくる。時に刃物を持ち襲いかかる。
それが止まる頃、息が止まるくらい抱きしめられ。
「愛してるよ。姫。」
「うん、私も愛してるよ。こーちゃん。」
それしか言えない、自分が悔しい。
黒夜の心を救えず、こうして傍にいることしかできない。
「ねぇ、こーちゃん。」
「んー?」
「二人はどうしたの?」
「二人?」
「うん、二人。友達の」
「……あぁ、みんな元気だよ。」
「そっか。」
んなわけないじゃん。白夜と渚は俺が殺したんだから。
ガっ、姫のみぞおちへと拳をぶつけた。
「え ?」
「ひ、姫様。」
「黒夜!!」
「……もういらないね。」
グシャ 渚と白夜の最後の言葉と共に二人を殺した。何度も何度も近くにあった刃物で刺した。床と自分の手が赤く紅く朱い血で染まる。
「あぁ、これで姫は俺のものだ。」
“「あぁ、やっと私のものだ女神様」”
千年も 幾万年も億年も
貴女を 愛しています。
女神様
黒夜ルート end
旭 白夜 十七歳 高2
短い銀髪 176㎝
夢魔のヤンデレ 甘えん坊で監禁タイプ
黒夜ルートなのに白夜の説明申し訳ないっす。