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Episoudo7

旭 黒夜 十七歳 高2

 黒い長髪 175㎝

 悪魔のヤンデレ 束縛タイプ

あらすじ 

 白夜のたくらみであった、姫との成り代わり。しかしそれは失敗に終わり白と黒が入れ替わった。

 それをいいことに渚は姫とイチャイチャ。白と黒はイライラ。

 

 「だってさ君たちその体でしょ?どうやったって僕にはできないし、姫と一緒にいたいんだけど。」

 「ふーん、硫酸で溶かそうか?」

 「寧ろ内臓を取り出すか?生きたままで姫にまとわりつくな、狼野郎。」

 

 理科準備室にて話し合う、白と黒・渚。

 どうにか元に戻せないかと渚に声をかけたが……

 

 「てゆーか白夜が作ったものでしょ?解毒剤作ってないわけ?」

 「………」

 「作ってないのかよ。」

 「だってひーちゃんとはずっと一緒だもん。」

 

 「「んなの通用しないからな。」」

 

 白夜の言い訳に怖い笑顔でツッコム二人。

 

 「とにかく僕は自由にさせてもらうからね。」

 「ふざけんな!」

 「そうだよ!ひーちゃんは」

 

 「じゃあ、決めてもらう?」

 「「え?」」

 

 渚からの突然の提案。

 <決めてもらう>それは姫に誰が好きか決めてもらう。だがそれには白夜と黒夜の体が戻ってこそ成立するものだ。

 

 「まぁ、君たちには関係ないか。二人の魂は別々だし。姫は君たちの事はどうしようもないし。」

 「てめぇ…………。」


「(さて、どうしようか……っ!あれ?体が熱っ………)」

 

 二人の言い合いに白夜は冷静にこの状況から脱するか考えていたが、突然体が熱くなり黒夜の過去がみえた気がした。

 

 「(え?何これ……黒夜の?いやこれは悪魔の過去。悪魔としての過去なのか?)」

 

 それは白夜いや<夢魔>としてさらった女神を殺した場面が映る。これは黒夜の<悪魔>が女神に毒を飲ませた場面。

 そうだ、白夜は<夢魔>で屍になった女神を見て自分は死んだんだ。本当の真犯人は黒夜の<悪魔>で、女神は自殺していない。

 

 

 閉じ込めなきゃ。姫を 女神をこの手で守らなきゃ。

 

 

 その意識と共に体が入れ替わった。

 

 「え?」

 「も、戻った?」

 

 ドゴッ 身体が元に戻った所で白夜は黒夜を殴った。

 

 「?」

 

 「よくも、女神様を殺したな。」

 「はぁ?何のことだよ夢魔?」

 「え?悪魔と夢魔?女神………じゃあ神の神殿の物と悪魔を全滅させたのは二人?」

 

 「だとしたら?」

 

 準備室のせいか暗さのせいか白夜の目が赤く見えた。

 

 「殺していいの?女神である姫は俺のものだしこれ以上君達に邪魔されるのはもうごめんだしね。」

 「……確かに。」

 

 三人の話し合いは姫の意志に関係なく一方的に進められる。

 ガラっ 暗い準備室に一筋の光が入る。

 

 「こーちゃん。びゃっくん、渚くん。どうしたの?」

 

 「姫!」

 「姫様!」 

 「ひーちゃん!」 


 

 入ってきたのは姫。後光により美しき女神が降り立った。

 

 「ひーちゃん。ひーちゃんはずっと俺のもだよね。」

 「え?び、びゃっくん?」

 

 「姫、君の事はずっと俺が守るよ。この命に代えてもね、俺と一緒にいよう?」

 「こ、こーちゃん何を言って……」

 

 「姫様あの時の約束を果たしましょう。さぁ、僕と共に。」

 

 「約束?渚くん何を  」

 

 ズキン 姫の体に痛みがはしる。

 

 え?何これ、こんな記憶知らない。私じゃない。三人だってこんな こんな

 ありえない。

  

 それは悪魔の手によって殺された家族。夢魔の薬で死んでいく自分。自らの命を絶つ狼。こんな過去は  どこかにおいてきたはずなのに………

 

 「   ひめ」

 

 「!」

 

 身体がびくつく、前世の記憶のせいか体の震えが止まらない。

 

 「僕、俺についてきてくれる?」

 

 「っ、あ、あ、あ、あ、」

 

 

 「姫

    一緒に 一生  永遠に

    

 

 

 

 

       













          いてくれるよね?」



  

 






こんな目にあっても貴女は愛せますか?

 

 次からは一人ずつのバッドend

 

 ダレガ スキナノ?

 

 

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