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恋と会い。

作者: YUKA
掲載日:2012/12/02

高校こそ青春したい!


彼氏つくってぇー、デートしてー、とろけるよーなキスしてぇ…きゃー考えるだけで…


「楽しみぃ~☆」



「歩花、それ全部聞こえてるから」



「えっ…!」


受験も終り、無事に地元の高校に進学が決まり、わくわくしている時期。


あたしと有菜でファーストフード店でしゃべっていた。


「まーね、その気持ちはあたしだって一緒だよ。」


「有菜は彼氏いんじゃん!なんでさー…羨ましいよぉ…」


あたしに彼氏はできたことないから、そんなことが言えたし、夢のようだなって思っていたが…



「…私は…彼氏なんて…うっ…また裏切られたら…」



普段はとってもクールでポジティブな有菜がこんなになくなんて、、、


黒い艶髪に涙が落ちる。

彼女の顔が一気に暗くなった。




「どうしたの!?なんでも聞くよ??」



「…ありがと…実は、私…」






有菜と彼氏はついこの前別れた。



理由は、彼氏の浮気だった。



あたしは浮気ぐらいって思ってたけど、その彼氏はとても誠実だったのに、有菜の心を傷つけた。





有菜は彼氏の家に親に紹介してもらうという話で、行った。



でも、家には誰もいなくて、彼氏は部屋に有菜を連れて行き、有菜との約束を破ってやってしまった。



有菜はそこのあたりはとても真面目で、中学の間までは我慢してほしいと彼と約束していた。



彼は溜まっていた欲を爆発させ、有菜を泣かせ、彼の本性のままにされてしまった。



彼も彼で反省していたようだったので、有菜は許そうとした。


私が悪かった。って。



しかし、有菜がそれを言おうとして電話したとき。



彼は酒で酔っぱらい、ほかの女の声と息切れと、水の滴る音だけが聞こえた。







彼女はすべて終わったような顔をしていた。



涙に写るのは、その過去。




あたしが彼女にかけられる言葉はなかった。

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