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小話10 後世の記録

この人達が後世から見たらどう見えるかっていうまとめ。

こういうの好きなんです。実際との違いとかがあると、特に。

 <ルナベルク王国>

 古くから栄えている、自然豊かな大国。ゼルティナ大陸の中央部に位置する。

 多くの鉱山も抱えており、農業も豊かな地。他国との交流関係も深く、滅多に戦争に発展しない平和な国。しかし騎士数も多く、軍事力は高い。

 他国への輸出品は主に農産物と鉱石。

 海に面していないため、漁業は発達していない。魚は湖や川でしかとれない。海産物は輸入。





 <ウェルス・ルナベルク>

 ルナベルク王国、25代目国王。

 ウェオスの時代、ルナベルク王国は平和な治世であった。戦争は起こらず、民の暮らしのための政策をしていた。国民に慕われており、賢王と呼ばれる。臣下に慕われていたようで、反乱が起こらなかったのもその理由である。

 一時期王妃であるリナーシャ・ルナベルクを冷遇し、側妃の数は異常なほどに多かった。八年の時を得て、和解したという事が世に出回っていた書籍により確認されている。

 それについて王妃に問題があったのではないか、などと八年の冷遇期間に対する論争がされている。

 なお、第一王子であるルシア・ルナベルクとの仲は険悪であったとされている。理由は定かではない。

 見た目はそれはもう美しかった事が、現存している肖像画により確認されている。


 <リナーシャ・ルナベルク>

 25代目国王の時代の王妃。由緒正しいキアレアル公爵家の長女として生まれる。13歳の時に後宮に入り、その美しさからウェオス・ルナベルクに見初められる。

 16歳で次代の王となるルシア・ルナベルクを生み、王妃となる。

 リナーシャの王妃時代、後宮で問題が起こる事がまずなく、後宮を支配していたと言われている。王子を一人生みおとした側妃・マリーの日記には『あの女を敵に回せば後宮で生きていけない』と記されており、その事から逆らうものを許さない暴君な女性だったのではないかとも言われている。

 ただしそういう側妃は少数で、大抵の側妃とは交流を持っており、世に王妃と側妃の恋愛話が出回っていた事から体で後宮を掌握していたのではないかとも言われている。

 最も国民や臣下から異常なほどに慕われていた事が判明し、暴君説は否定されている。

 八年間の冷遇生活は、物語として現在にも記されており、多くの女性達に好かれる物語となっている。

 こちらも肖像画により、その美しさが確認されている。



 <ルシア・ルナベルク>

 ルナベルク王国、26代目国王。

 王妃・リナーシャの生みおとしたウェオス・ルナベルクの第一王子。

 ウェオス譲りの藍色の瞳と、リナーシャ譲りの金髪が特徴的な、社交界の「麗しの君」と呼ばれていた。従姉妹であるメイア・キアレアルとの恋物語は有名である。

 父であるウェオスをその言動から嫌っていたとされているが、理由は定かではない。

 後宮には定期的に通っていたようだが、その心はメイアにあるのか必要以上に妃達に執着しなかった事が時の側妃・アンジェリカの日記の嘆きから推測されている。メイアが結婚した後も、度々交流を持っていた事からもメイアへの恋心が消えていないという証拠であると結論づけられている。

 父親同様、平和な治世にし、こちらは良王として知られている。元々賢王と呼ばれていたらしいが、父親と同じ呼び方をルシアが拒否したためにこうなったと記録されている。ウェオスとの不仲の理由は色々と論争されている。



 <メイア・シューペスト>

 侯爵家であるシューペスト夫人。ルシア・ルナベルクとは従姉妹同士で、リナーシャの兄であるエドルと元側妃アイサとの間の娘。

 ルシアとは幼いころからの仲であり、互いに思い合っており、当然後宮入りすると思ったがシューペスト家の長男と婚姻を交わす事となる。

 そうなった理由は色々と推測されている。男に襲われ穢れた体になり王家に嫁ぐ事が叶わなかったとか、次期王妃というプレッシャーに耐えられなかったとか、実はルシアの片思いでメイアに恋愛感情はなかっただとか。

 ルシアはシューペスト侯爵にメイアをとられた事で仲が悪かったとも言われており、ルシアが未練がましくメイアを呼び寄せたりするため、心配でいつもついてきており、どんどん不仲になっていったと言われている。

 王の命令に逆らえずに王宮に顔を出していたとも、ルシアに未練があって呼びだされたら王宮に来ていただの、色々説はある。シューペスト侯爵とルシアの二人に好意を寄せられる事を楽しんでいたという悪女説もあげられている。














 *****************************


 《現実》

 戦争が起こらなかった理由。

 →『リナーシャ様を慕う会』が頑張ったおかげ。


 臣下に慕われていた。

 →陛下ではなく、リナーシャが。


 反乱が起こらなかった理由。

 →『リナーシャ様を慕う会』が頑張ったおかげと臣下がリナーシャを慕っていたから。


 冷遇した理由。

 →ただ意地はって離れてただけ。


 ルシアとの不仲の理由。

 →ルシアがマザコンで突っかかってただけ。


 『逆らったら生きていけない』

 →ある意味真実。リナーシャに害をなすと王宮敵だらけ。


 体で掌握していた。

 →ただの友人関係なのにレズ本が出回ってただけ。


 八年間の冷遇生活。

 →本人は全く気にしていない。


 社交界の「麗しの君」。

 →マザコンだって知らない連中がルシアをそういっていた。知ってるメイア達からすれば失笑もの。


 陛下を嫌う理由。

 →退位した陛下とリナーシャがのんびり過ごしている中に乱入。陛下が「リナーシャと二人がいい」と文句をいい、口喧嘩してたりしていた。ルシアは「行くといつも父上がいて、時々追い返される」という事で怒ってるだけ。


 メイアとの恋物語。

 →そんなものは欠片もない。ルシアは母親命。


 その心はメイアにあった。

 →そんなもの欠片もない。ただたんに理想がリナーシャで、理想な人がいなくて執着しなかっただけ。優先順位はリナーシャ>>>>|超えられない壁|>>>>妃。


 側妃・アンジェリカ。

 →外面のルシアしか知らない。マザコンだと知らない。


 結婚後にメイアと交流持ってた理由。

 →王だからマザコンを語るなと怒られて、他にリナーシャについて語れる人がいなくて呼びだしてただけ。メイアとはただの従姉妹で友人的なもの。


 同じ呼び名をきらった理由。

 →リナーシャに会いにいくといつも陛下に邪魔され、八年も母上放っておいたのにって感じな気分で嫌がっただけ。


 ルシアと互いに思い合っている。

 →そんなもの欠片もない。メイアにとってルシアは「残念な美形な従兄」でしかない。


 男に襲われ穢れた体になった。

 →そんな事実欠片もない。


 次期王妃というプレッシャーに耐えられなかった。

 →ルシアと結婚するとかありえないと思ってただけ。相手がルシアじゃなくて結婚してもいいって相手なら普通に王妃にもなってた。


 ルシアの片思いで、メイアに恋愛感情なし。

 →半分正解。両方恋愛感情はない。


 シューペスト侯爵。

 →ルシアのマザコンをしる、ルシアの友人。ルシアに文句をいってたのは、「メイアをしょうもない理由(母親について語りたい)で呼びだすな」っていう文句。ルシアとは仲は悪くない。ただメイアをしょうもない理由で呼びだすからちょくちょくルシアは怒られてた。


 命令に逆らえない、未練があった、悪女などといった説。

 →ただたんに聞ける時に聞かないと久しぶりのリナーシャについての語りとなると異常に長くなって、ルシアがめんどくさかっただけ。悪女な事はもちろんない。

 

  

こういう感じのあんま書かないんですが、違和感ないですかね?

あったら言ってください。なおします。

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