表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/4

平和って何だ?

更新は亀かも。

遅くなってすみません。なのに短すぎる。


プロットは完成してるのだが、文章力がいかんせん幼稚過ぎて……。

 黒森。

単純な名前に込められた意味。


魔物が跳梁跋扈する、陽の光がほぼ遮断された土地。

人間一人など、一瞬で塵芥と為せる力を持った竜族が縄張りを持っている数少ない場所でもある。

そしてその縄張りに入ったが最期。どんな生き物でも、その生の鼓動が消えるより前に出ることはできない。


「はぁ……ふう…………ハァ………」


息が切れ、先程打ちつけた左半身を半ば引きずるように走る。


「やべえ……死ぬ? 嘘だろ、俺日本人だぞ? なんで、こんな……ことに……」


右手に力を入れたり、

「我が力、現れよ」「トレース・オン」なんて呟いても、


何もできない。


剣道、格闘なんて習ってもない。

我流の何かもない。


あるのは、転生者という内密の地位と、竜?に襲われているという現実だけ。


しかも、チート共を殺さなければ帰れない。

勇者なんてどうでもいい。ハーレムなんてどうでもいい。


ただ、帰りたい。


再び轟音。すぐ後ろでそれは起こった。


「うぐぅぁっ!!!!」


爆風で背中を中心に反り、もとに戻るころには頭の痛みが強くなった。

視界がやけに赤く染まった。


竜に向く。彼はもしかしたらと、ここまで来て妄想した。

この赤い視界は能力なのでは?

これで勝てるかも。

そう思って、右手で右目を覆おうとして、

現実を見た。


ただ、血が眼に入っていただけだった。

絶望した。


竜に向き合う暇があったら、その分逃げれば良かったのだ。

もしかしたらどうにかなるかもーーーなんて平和ボケした甘い考えなど、通じなかった。


自分より何倍も高い位置で、竜はその口先に風を巻き上げた。眼に見えるほど砂埃が圧縮されていく。


「あはは……ははははは……」


両膝が地面につく。

左膝の痛みを気にかけれなかった。

乾いた笑いが勝手にでる。


竜の双眸が光った。


殺されるーーーやっとそれを実感したその時。



流れるような澄み切った金属音が耳に響いた。

まばたきしたその間に、竜はその10mはあるであろう翼から、赤黒い体液を噴出させていた。


「全軍かかれぇーー!!!!」


濁りのない、されど響く鈴のような声の持ち主は、目の前でシルクのように繊細な髪を揺らし、こちらを一瞥した後に、竜に向かって走っていった。




テンプレートに乗ってる感が否めない。


誤字訂正、アドバイス関連ありましたらお願いします。

なにぶんまだ初心者なもので……。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ