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プロローグ:prologue2

短すぎですね。


文章下手なのでどこかわかりにくい点などあったらお願いします。

どんどん批評してもらって結構です。推敲するのも『義務』ですし(笑)


 俺こと岡崎 啓介は、至って普通の高校生だ。


別に、どこぞの暗殺者集団に属してるとか、

国家転覆を狙っている組織の一員だとか、

もっと身近|(なのか?)で言えば、極道一家の子息だとか。


そんなものとは到底無縁。彼女いない歴=年齢。冴えない顔。


それこそ、幼少時代にあった事故によってつけられた顔の傷のお陰で、一歩引かれてきたが。


凡人。一般人オブ一般人。それが俺を表現するのに相応しい言葉だった。


……現在までは。




目の前には、どこか人とは違う何かを持った青年が一人。勘デスヨ? あくまで。


「……あのー、ちょっと良いすか?」


沈黙に耐え切れなくなって話しかけてみたが、返ってきた言葉は、


「お前ふざけるなよ? 人間程度の惰弱なノミ野郎どもが最高神に出会えただけでも

運が良いってのに……敬語だろ、こういうときは」


………………


ほわっつ? え、何?


……別に相手の口調とかはどーでも良い。人生今まで散々嬲られてきたし。


でも何? 最高神?



いや、ははは、さっきから周りがやけに明るいなあって思いながら話してたけど。


……ここが天国っていう所すか?


「まてまてまてえええええええ!!!!!!!」


「敬語」


「あ、いや、お待ちになってください!」


「……ギリギリ合格。まあ良いとするか」


ってかなんでそんな平然としてんねん! こちとら死活問題だぞオイ!!!!

既に死んでそうだがな。



……っていやあああ! ギャグ言ってる場合じゃねえええ!!!


「……言っとくが俺は最高神。もちろん心も読める。

だが安心しろ。お前はまだ死んでねえ。面倒だし」


え、さいですか。

これからヘタなことは考えないようにしよう…………。


「死んで、ない? あなた、本物?」


「当たり前だ。死んでたら肉体再生面倒だしな」


うあああ、意味不明だ。頭おかしくなりそうだよコンチクショウ。

だがずっと悶えているわけにもいかない。さっさと聞くこと聞いて帰らなければ。


「俺に……なにか用ですか?」


「おう。そうだそうだ。

感謝しとけ。最高神直々で義務を課すなんて、教徒が聞いたら狂喜するぜ?」


そんな例えはいらねーよ。……なんだって?


「義務? …………義務、ですか?」


「そうだ。お前には今から………………」



なんだなんだ! もしやこれって、チート能力つけて異世界でひゃっはー!フラグ!?

きたきたきたああああ!!! 生きてて良かっ


「転生者”狩り”をしてもらう」


え?


「狩り?」


「狩り」


…………ええええーー


「狩りって何だよ! 俺は猟犬じゃねえ、人間だ!!」


「敬語しろって言ったろ。それに猟犬で合ってる」


ぞくりと、背中に悪寒が走った。まるで目の前の自称最高神が、悪魔に見えた気がした。


「なにせお前はこれから、転生者のお掃除係・・・・・・・・だからな」


「掃除……係?」


なんだそれは。

話が相変わらず見えてこないが、転生者と言うからには人だろう。

だがなんだ、目の前のこいつは。


人を、最高神だからといってっ…………!!!


「ふざけるなよっ……!!」


怒りで体が震えるようだった。


「おっと、そこまでだ。折角見つけた器、こっちも壊すわけにはいかないんでな」


だがそんな総毛立つような怒りも、

……感情も、神の前では無力だった。


視界が暗くなったのは、あいつが俺の顔を掴んだからだと悟るまで少々タイムラグがあり、

そして俺は……映像・・を見させられた。


「しょうがねえから端的に教えてやる。そうだな……あの世界の情勢と言語、常識。

そして後は…………義務・・の経緯」


情報多すぎだけどパンクするなよ?



そんな不安な言葉を最後に聞いて、意識は綺麗さっぱり刈り取られた。

最高神に見えないですかね。

でもきっとそれ以上に忙しいんですよきっと。

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