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第二章「彼ら彼女らの日常は騒がしい」 十話



 翌日、アラムたちはカーインたちの戦闘能力を確認する為、バイトの訓練施設を一部屋貸し切っていた。

 先日ショーラとガウハルが戦った悪漢共が占領していた遊技場(ただの箱)とは違い、本格的な訓練ができるらしくリモコン一つで模擬戦用の戦闘人形(オートマタ)やら障害物を出し地形状況を簡単に変えれたりと、便利機能が満載だ。

 ――そう、満載なのだ。

 なので今カーインが無言でそのリモコンをポチポチと押してキレスタールとショーラ、マァの訓練をつけている。白い娘の顔が死人の様な穏やかな表情なのは、昨日の件が原因だろう。


「昨日、僕がバカだと思ってたのを言ったから、機嫌悪くしちゃったんですかねぇ……多分」


 アラムがその様子を眺めてため息を吐きながら、表情を曇らせ後悔の色を濃くしていく。

 ――考えてみれば、良家のお嬢様がおバカ、というのは変な話だ。

 ましてやカーインはこの船における最大派閥に属する有権者一族の子供。さぞ幼いころから厳しい教育を課されていると考えるのが普通だ。今は家出中らしいのだが……それを差し引いてもバカではないだろう。


「まぁ、あの娘の言動を見れば少し脳に異常があるのかと疑う気持ちは理解するが、そうはっきりと口にするものではないぞ」

「いやぁー、僕って正直者なんですよぉー」

「栗毛、この忠告を軽く流してくれるな。人間関係をより良きものにしたければ、その思ったことを考え無しに発言する悪癖はまず直しておくべきなのは明白であろうに。それに交渉術に一つや二つ、これから仕事をしていくにあたって必要になろうに、我は割と真剣に言葉を送っているのだぞ」

「……そこ直したら女の子にモテますかね?」

「無いな。今はマイナスをゼロに直す話をしているのだ。異性に好かれたくばまずはプラス(魅力)を作るという話からであろう?」

「ですよねぇー! うん、現実は辛辣だなぁ!」


 ガウハルのもっともな指摘に泣きそうになる青年。少しきつめの言葉だが、ガウハルは青年のこれからを思って言っているのだろう。アラムもそれを承知なのか「そういう本でも読むか」と呟き一応改善の意欲は見せていた。


「して、そろそろあれを止めてはどうだ? 一応は死ぬ死なないの加減をしているようだがな……」

「いい訓練になると自分に言い聞かせて傍観に徹していたけどやっぱり止めるべきですかねぇー……ガウハルさん止めてきて?」


 先ほどまでの会話は、あれから目をそらす会話だったのか? 仏頂面でリモコンを弄りショーラとマァからの苦情を無視しているあの白い娘である。キレスタールはまぁ、他の子なのでひどい目に合わせてないが思う存分自分の部下で八つ当たり(ストレス発散)しているのだ。


「我はあの娘は不得手だ。栗毛、貴様が行け」

「ぼかぁ相手が女の子というだけで、挙動不審になるデバフが掛かる悲しき生き物なんですけど」

「そうか? 貴様との相性は良好と見えるが? それになぁ、これが終わればあの娘と共に共同の仕事が有るというではないか。自ら仲を早々に修復しておいた方が良かろう」


 それだけ言い残し、目でアラムにカーインの元に行けと指図するガウハル。その後すぐにどうも面倒くさいものを見るようにリモコンのボタンを連打している白い娘を見ていた。


「ガウハルさんにも苦手な人とかいるのか……意外だな」


 あの無敵の魔王様に弱点があるのにも驚きだが、それがあのカーインなのも意外だ。思い返せばあのラウフでさえもカーインに苦手意識を有しいる風に見えることを考えるに、覇者とか王者とかはああいう予測不能の不思議生物が天敵なのだろうか?

 青年はそんな考察(現実逃避)を自分が起こらせた相手に話しかけるストレスから起こす。

 さりとて、いつまでもこのままではいけない。一応ラウフから守ってくれた恩もある。ここは自らが昨日の無礼を詫びるべきなのだとアラムはそう自分に言い聞かせのっそりと立ち上がり、すすすっと小走りで白い娘に近づいていく。


「あ、あのぉ~」


 そして、過激な訓練をしているカーインに後ろからおどおどしながらも話しかける。

 その一声があまりにも自分でも情けない声を出したと思ったのか、一度咳払いをしてから謝罪の言葉を口にする。


「その、昨日のことはごめん。僕って無神経というかそういうところがあるから、その……とにかくごめんなさい」

「……こなたの性格的におバカと思われても仕方ないとは思うから、もういいよ。気にしてないのですよ?」


 あっさりとお許しの言葉が出るがもう気にしてないならば今、彼女が部下にしていることはなんなのだろうかとアラムは邪推するが、先ほどのガウハルの助言を思い出したのか、それを喉辺りで押し込めた。


「おいカーイン! てめぇいい加減にしろよ! ボタン押すのがそんなに楽しいかバカ女!」

「昨日アラム君が帰った後二人してこなたを煽りまくったのはどこのどなたでしょーか! それはねぇー、あなたたちなんですよー! なので罰と特訓を兼ねてこうしてるんでしょうが! あ、キレスちゃんは二人の動きをよく見て癖とか理解してねー!」


 と、多数の戦闘人形に揉みくちゃにされ海で溺れているかの様な必死さと共に轟くショーラの怒声に、白い娘の意気揚々としたそんな返答がなされたことでアラムは合点がいった。さきほどからのリモコン連打は八つ当たりではないく正当(?)な意趣返しだったらしい。

 時間は無駄にはできない。されど恨みは晴らしたい。なるほど、私怨と実務を合理的に行う辺り頭は回る部類なのだろう。だろう、が……いい加減アラムの良心も限界だ。こんなスパルタ教育をされている女性を見捨てれるほどこの青年は鬼畜ではない。


「あのぉ、カーインさん? いえ、カーイン様? そろそろお許しになられては? その、そろそろお昼ですし、僕が用意したお弁当とかどうです?」

「え? お弁当?」

「いやぁ、訓練場の使用料金は全部カーインさん持ちって話で昨日終わったので、ちょっとでもお返しをと思いまして……実は僕お弁当を作ってきたんですよ」

「……アラム君の手作り弁当」


 ごくりと、生唾を飲み込む音がはっきりと聞こえた。

 訓練場を借りるのもタダではない。ある程度税金から援助はされるが経済的余裕がないアラムがおいそれと出せる金額ではないと思いってか、どーんと先輩風を吹かしたカーインが気前よく払う話になっていたのだ。

 が、青年的にそれは気を病むことだったらしく朝からエプロンを棚から久々に引っ張り出し、せっせとお弁当を用意してきたのだった。


「まぁ手作り弁当かと言うと微妙なラインだけど、良かったら――」

「食べます! 食べさせてください!」


 目をキラキラさせ、アラムの手作り弁当に食いつく白い娘。もはや昨日のことなどどうでもよくなったらしく、訓練用のリモコンを放り出す始末だ。


「……(お腹減ってたのかな?)」


 そんな、見当違いをして、青年は目の前の女の子に苦笑いを向ける。気が付けば、訓練装置の停止によりボロボロのショーラとマァがフラフラと息を切らしながらやってくる。


「おいカーイン、てめぇ好き勝手やってくれやがって!」

「ちょっと! アタシだって昨日そりゃあゲラゲラ笑っちゃったけど、普通ここまでする? まったくこの子は……て、聞いてるの?」


 まぁ、刑期を終えた二名は当然ながら最後の元気を振り絞りガミガミと自分たちの上司に文句を言い放つのだが、そんなものはこの娘の耳には入ってこない。だって、命の音(心音)が彼女の耳を塞いでしまっている。

 にっかりと、白い娘は口に半月を作る。その笑顔につられて、青年もまた苦笑いをだんだんと柔らかいものに変わっていくのだった。





「ふぅ。おいしかったぁ~」

 満足げにお腹をポンポン叩きながら、上機嫌でそう呟くのは先ほどまで無表情で鬼コーチをしていたカーインである。

 アラムの作ってきたお弁当が舌に合ったのか、食事中はずっと口元が緩みっぱなしであった。だが、ショーラとマァは少し渋い顔をしていた。


「手ぇ抜きすぎだろう」

「これは手料理とは言わないわね」


 赤と青の女傑はそんな酷評をつける。アラムの弁当は効率を重視した物で、さっと作れるものばかりであった。パンとタッパーに詰めた具を混ぜ込んだ穀物類が三種、卵をただ焼いたものが人数分、レンジで解凍した肉類と総菜類。

 ただ、唯一手作り感があるものといえば水筒に入れてきたスープぐらいだが、それも調味料で自分で味を調整したものではなく市販のスープの素をただ湯に入れたもので、具材もただ皮を切り下ごしらえもせずお湯に放り込んだ物だ。

 ガウハルも口にはしないがあまりいい表情はしておらず、口を動かしながら眉を眉間に寄せるほどだ。

 一方で傍で黙々と弁当を口に運んでいるキレスタールは食べれたらいい、という考えなのだろうか? 別段文句はなさそうにもぐもぐと無表情で口を動かす草食動物を思わせる顔でお弁当を食べていた。


「いいのぉ! 食べれたら」


 ただそれでもカーインはアラムの肩を持つ。彼が持ってきてくれたという事実が嬉しいのだろう。

 と、そんな彼女が実にわざとらしい咳ばらいを始める。


「さて、そろそろ本気で対策を練らないといけません。こなたたちには残された時間は約一週間、キレスちゃんとショーラを前線に出す、という方向性は決まりましたがそれ以外に何ができるか、皆で考えましょう! へいへい、意見カモ―ン!」


 アラムのお弁当が空になった頃を見計らい、和気あいあい、というか手抜き料理にがっかりとした空気の場を仕切りなおす為カーインはそう切り出した。

 のだが、口元に朝食の食べかすをつけたままなので威厳がまったくない。


「もぉ、この子はだらしないんだから」


 そして見かねたマァによりハンカチで口元を拭かれるが、本人はまだ威厳があるのかと思っているのか鼻息荒くこの場を仕切り続けていた。


「そもそもオレらのチームの強みは合わせ技だろ。合体技でも考えるか?」

「うーん。そういう少年漫画的なノリは嫌いじゃないけど却下かなぁ。こなたの方でいろいろと調べたんだけど、あのマレカとかいう人冗談抜きで強いよ」


 そう言いつつ、資料を配り始めるカーイン。そこにはあの姫騎士の戦闘能力についてびっしりと情報が書かれていた。皆がその仕事ぶりに感心し、驚き感嘆の声を漏らす。


「すげぇな、こんなものどうやって用意したんだよ」

「ふっふっふぅ、聞いて驚きなさーい! うん……普通に情報屋に頼んだ」

「そこは自分でやったんじゃないのかよ!」

「こなたは昨日は二人にからかわれてふて寝してたから、無理に決まってるでしょ!」


 とまぁ、プロに任せるのは別に悪い方法ではない。この場所の使用料といい、少し散財しすぎだと注意したかったのだろうが、原因は己。藪蛇の気配も感じてかショーラからそれ以上、文句は出なかった。


「で、その資料のとおり彼女は風使いです。レイピア型の魔剣を補助に攻守共にスキがなく、前衛と後衛どちらにおいても腐らない戦闘能力をしているのですよ」

「この人は仕事で実績とか上げてるの?」


 能力だけ説明されてもいまいちピンとこないアラムがそんな質問を飛ばす。するとカーインは資料のページを読み飛ばしながら、それらしい記述を探し出した。


「うん……一人で大規模な城を壊したらしいです」

「化け物じゃねぇか」

「基本戦術は圧倒的な力による皆殺しだって」

「思考から化け物で確定じゃねぇか! そんなもん戦術とか言わねぇからな、普通!」


 城を破壊したという情報に間髪入れずそんな言葉を吐くショーラ。絶対的な実力者であるガウハル以外の表情が曇っていく。


「そんなゴリ押し姫にどうやって勝てっていうのよ。アタシあの女がそんな強いとか思ってなかったんだけど!」


 昨日、戦闘に乗り気であったマァも思わずショーラと共にそんな言葉を口にする。もうこの情報だけで三人で袋叩きにすれば勝てる相手ではないことは明白だ。


「だから今、皆で寄って集まってどうやって戦おうかって悩んでるの!」

「うむ、一つ案があるのだが良いか?」


 低い声が皆の意識を魔王に集める。今まで静観を決め込んでいた彼だが、しっかりと話に参加する意思はあったらしい。


「このバイトにはあらゆる魔術知識、科学知識が集まり、さらには一口に魔術と言えど様々な技術の派生、系統が集まり魔力の運用法、基本理論が交じり合っている。我もその多様性には驚かされるほどだ」

「ふむふむ……短く簡単に!」


 と、先ほどまでふんふんと私理解してますよー、と言わんばかりに頷いていたカーインが、突如かっと目を見開き説明の省略を要請しだす。理解はできるが、そもそもまどろっこしい説明は苦手なのだろう。


「……つまるところ、この船にある多種多様な技術をそこの修道女に叩き込む」


 一呼吸、そのわずかな間に魔王の中でどのような感情が動いたのかは容易に想像できる。だが、それからご希望通り簡潔に説明したのはこの魔王の健容さなのか、無視すれば面倒くさいと思ってのことか――。


「この一週間でキレスタールさんを急成長させるということ?」

「左様、我はこ奴と同じ世界から来たゆえ、講師役を買って出よう。此度の戦いには参加できないからな。それぐらいの役目は果たさせてもらう」


 むっと、ガウハルが講師役を買って出た瞬間明らかに不服そうな顔をする。そしてそれを見逃すガウハルではない。


「かつての怨敵を嫌うのは勝手だが、貴様がしっかりとせねば困るのはそこの栗毛ということを忘れておらんだろうな? 修道女」

「……ではあなたを少しでも信用する為に聞かせてください。魔王ガウハル……あなたはなぜ今回私めの講師役を引き受けるのです? そもそもあなたはなぜこの船に乗ったのですか?」


 そのキレスタールの問いは、アラムも気にはなっていたことだった。なぜこの魔王がバイトに乗り込んだのか? 本人は冗談交じりに職を失ったからだと言っていたが、別に移住した魔族と共に新天地で隠居でもしていれば生活に困ることはなかったはずだ。

 だが、ガウハルは世界と世界を渡るこの船に颯爽と乗り込んだ。その真の目的はアラムも知りたいとは思っていたが、聞くタイミングをこの時まで逃していたのだ。


「それは気になるな、僕からもお願いするよ。ガウハルさん」


 だから、意地悪くキレスタールをはぐらかされないよう、そう頼み込むアラム。

 アラムの読み通り、適当に誤魔化すつもりだったのか「そう言われては仕方ない」と言いつつ、すっと口角を下げ話し始めに一言、こう魔王は言い放った。


「我はあの堕ちた女神を追う為にこの船に乗った」

「……なら、ガウハルさんはラウフさんの所に行った方がよかったんじゃ――」

「まぁ聞け栗毛、これは我の一番の目的だが他にもある。そこの修道女が昔の仲間に似ていてな。いや、性格はむしろそこのカーインという名の娘寄りなのだが……ゆえにまぁ、ほおっておけんでな。修道女は貴様から離れんだろう? ならば我も貴様の下にいたいのだ」


 ちらりと、カーインとキレスタールを横目にそう語る。なるほど、ディザスター討伐を方針にしているラウフの元であればガウハルの追う堕ちた女神と遭遇しやすいかもしれない。

 だがキレスタールの面倒を見るとなると、アラムの元にいた方が断然良いのだ。別にアラムの元でもディザスターの情報は入ってくる。無理にラウフの傘下に加わる必要性が薄いということだ。


「それにだな、ラウフという男は礼儀を欠いた。栗毛と話し合う場を無理やり設けられたのだから我と話し合うこともできただろうに……我本人を差し置いて我を手に入れようなどと、片腹痛い」


 実に不服そうに言い切るガウハル。自分の意思を確認せずに話を進めようとするラウフに、不信感を抱いている様子だ。それもそうだ、誰だって自分を無視して自分の生き方を決められたら不愉快だ。


「まぁ、元為政者の我と交渉しない、という判断は正しいのだろうがな」


 そして、自分と話し合いの場を設けなかった意図もしっかりと理解していた。が、やり方に誠意が感じられなかったからだろう。かの陽光の王に対して不信感を募らせているらしい。


「正直、ガウハルさんがラウフさんの元に行きたいって言ったら、今回の賭け試合は無かったことになってましたよ」

「なんだ? 我ほどの戦力、無理にでも引き留めておくべきではないのか?」

「いやいや、僕がそんな強い人間に見えます? 本人の意思はなによりも尊重しますよ。まぁ……確かにガウハルさんは惜しすぎる戦力だから、本気であのラウフさんに勝とうとしてるんですけどね?」


 意地の悪い質問に、軽口、ではない……この返答は彼の本音なのだろう。自分はそんな人の意思を捻じ曲げられるほど強い人間ではないと青年は断言する。

 けれどもやはり、ガウハルは味方でいて欲しいというのが彼の曲がらぬ思いなのだと付け加えた。それがガウハルはたいそう気に入ったらしい。


「ふん、中々の返答だ。栗毛、やはり我は貴様に付く。でだ、修道女? 我の返答に得心はしたのか?」


 脱線しかけた話を元に戻し、神妙な顔をしているキレスタールにそう確認するガウハル。


「……あなたに世話を焼かれたくはありませんが、アラム様が望むなら致し方ありません」

「はぁー、こっちはなんとも、つまらん返答だなぁ」

「……」

「修道女、無言で睨むな。一応、今から貴様に師事するのだ。敬念を抱け、とは言わぬが、その殺意ぐらいは引っ込めておけ。いくら我を嫌っていてもそれぐらいは譲歩するべきであろう?」


 言われ、その鋭い目つきを少しだけ柔らかくするキレスタール。いろいろと大人びた言動の彼女だが、まだ十四の少女。ガウハルに対しては年相応に融通の利かない一面を覗かせていた。


「キレスちゃんって魔王さんと仲が悪いんだね?」

「元は同じ世界の出身なんだろ? そこの魔王と人間だからな。まぁ、大体察しはつくだろうよ」


 こそこそと、ではなく聞こえる声でそう話しているのはショーラとカーインだ。あの大人しそうな少女が露骨に誰かを嫌っているのが珍しかったのもあるのだろうが、アラムチームとの今後の仕事にも影響してくる。人間関係の把握は大切だ。


「さて、方針はこれで良いか? 各自、意見がなければさっそく始めるが?」


 いつの間に仕切り役がカーインからガウハルに移行して話し合いは終わっていた。そして始まるは一週間のキレスタール強化合宿、こうして妥当ラウフの特訓が幕を開けるのであった。



次回更新は明日の朝六時の予定です。

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