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第七章「希望はきっと打ち上がる」 六話



 アラムという青年はあくまで技術者だ。幼少期に過酷な訓練を課せられていたとはいえ、今では運動というものがあまり得意ではない人間に変貌している。

 船に乗りすぐの頃から機械を弄り、たまに養母である船長に感心され、師匠には鼻で笑われ続け、今では魔王に作った物を褒められたりねだられたりしている。なので体を鍛える機会などあまりなかったのだ。

 毎日毎日、配線と回路と足りない財布の中身と睨めっこをして過ごしてきたのだ。だからこそ運動とは無縁だったのだが、変化があった。先の任務である。

 最近になってあの竜が支配する世界を旅し少し逞しくなった。インタビーナーズとして仕事を通して体力が付き、今まで恐怖心だけで動かせていた脚力にも確かな筋肉が付いてきたのだ。

 今、その育ち始めた脚がフル稼働で酷使されていた。


「待てぇ! すり潰してやるぅ!」

「……っはぁ! はぁ! ぜぇ、はぁ!」


 人間、本気で怖いととっさに声が出ないもので、青年も追いかけてくる角の生えた彼らに何も言い返さず黒雨でぬかるんだ山道を駆けていた。

 足をもつれさせ倒れかけても、足をくじこうとも痛みを無視して前へ前へ、左を岩肌の崖、右を滑り落ちれば死にかねないほどの急斜面の山道なれば必然退路は正面しかない。

 恐怖心と持久力の限界から青年は荒い呼吸を作る。必死に逃げる青年の足が水溜まりに入り飛沫を上げ、数秒後太く大きい足たちがその水たまりをぐちゃぐちゃにしていく。

 ――青年に言い訳が許されるならば、青年はミスらしいミスはしなかった。





 ものの数分前のことである。

「一応着ておこうかな……見つかったらお終いだし」

 一振りと別れた後、そう呟きながら青年はギリースーツを召喚し素早く着替えた。ギリースーツ、つまり枝や草を模した装飾がされた超隠密用スーツである。きちんと知識と隠れ場所があればまずは見つからない代物だ。

 一応、一振りの小屋から出る前にいざという時の為にパワードスーツを着たが、その上からこのギリースーツを重ね着可能だった。このギリースーツは高性能で熱源探知にも強く、消臭効果もある優れものだった。臆病な青年が生存能力向上の為に金銭的に頑張った為である。

 逃走力の底上げにこれ以上のない擬態力のある装備、そんな万全の状態で安全な位置で偵察機を使い鬼の村から戦力を陽動しつつ、予め一振りと決めていた合流地点に息を潜めながら移動している最中である……突如、それが空から降ってきたのだ。赤黒い皮膚に他の鬼よりも数段大きいそれはアラムの進行方向すぐに山をも飛び越えんほどの脚力で飛び、着地したのだ。

 青年は口をパクパクさせて驚いた。本気で隕石か何かが落ちてきたのかと思ったら、巨大な鬼が草むらに隠れている自分の方をしっかりと見ているのだから絶望するしかなかっただろう。


「草に化けるとは……臆病な角無しらしい」


 それから他の鬼が駆けつけるまで、そう時間は掛からなかった。





 それからは死に物狂いだった。枝をかき分け転びそうになりながら全力でアラムは足を回すように走った。

 なぜギリースーツを着て草むらに潜んだ自分の位置がバレたのか? いや、確かに動いていればいくらギリースーツでもバレるバレるがそもそもあの鬼はどこからアラムを視認したのかも不明だ。そんな疑問を捨てて、今はただ青年は必死に逃げていた。


「はぁ、はぁ!」


 だが上手く走れない。原因は右腕だ。歩くのはもう問題ないが、走るとなるとやはり体の左右で比重が違うので体力を大きく消耗してしまう。

 それとは逆に追ってきている鬼たちの体力が切れる予兆もない。単純に人間よりも運動能力が優れているのだろう。ギリースーツの下にパワードスーツも着ていた青年でもこの鬼たちからは逃げられなかった。


「くそ! コード、グレネード!」


 このままでは追い付かれて嬲り殺しだ。そう判断し青年は手榴弾を召喚する。とっさのことで鉄となった右腕ではなく、左手に持って口で栓を抜こうとする。


「抜け……ない、くそぉ!」


 だが事故防止の為、そんな方法で簡単に抜ける設計になど作る時に自分でしたことを焦りから忘れていたらしく、すぐさまは諦めて鉄の指に栓を引っ掛けて後方に八つ当たり気味に投げつけた。


「あいだぁ! なんだ、この小さ――」


 何か、後方で走る鬼の顔に命中し、その数秒後に手榴弾が爆発する。一番近くにいた鬼は死にはしなかったが顔を抑えて倒れ込んだ。


「火薬だ! 火薬の臭いだ!」

「気を付けろ! 火筒(鉄砲)も持ってるかもしれねぇぞ!」


 逃げるしか能がない獲物かと思いきや、反撃手段を有していたことに鬼たちの足が一斉に止まる。

 威嚇に成功した。そう青年がそう判断し再び駆けようとした瞬間、今度はアラムの前方の道が爆ぜて泥と濁った水を巻き上げた。


「うわぁ!」


 手榴弾の爆発など玩具にしか思えないほどの音と衝撃が青年を襲う。水を多く含んだ泥が石と交じって鋭く飛散し、青年の殻を吹き飛ばす。


「やはり……角無しは卑怯だ」


 心底軽蔑しきった声が爆心地から聞こえる。どうやら空からまたあの巨大な鬼がアラムの目の前に降ってきたらしい。


「頭ぁ! そいつ火薬を使う!」

「わかってる。お前らは手を出すな」


 頭、そう呼ばれた黒赤膚の大鬼の手には金棒があった。最初、アラムと会った時には無かった物だ。一度村に取りに帰り、ここまで飛んできたのあろうか?

 だがそんなことに思考を使っている暇など無い。頭と呼ばれた大鬼はなんのためらいもなくその手に持っていた金棒を高々と振り上げたのだ。

 ――瞬間、青年は思考ではなく本能により回避行動をとった。山道であるので片方は岩肌の崖、片方は急斜面であったが青年は迷わず坂を転げ落ちる。

 その判断は正しい。現に青年が先ほどまでいた位置は爆ぜ、地面が巻き上げられるほどの衝撃でめちゃくちゃになっている。まるで地中に大量の火薬を埋め弾させたような威力と音に一瞬、青年の脳が揺さぶられ平衡感覚を失わせた。

 ただただ純粋な怪力による起きた現象に青年は戦慄する。きっとあの金棒の振り下ろしは巨岩をも砕くのだろう。


「すばしっこい奴だ」

「あ、あの、今更ですけど今から話し合いとかできませんかね!?」

「誰が角無しの言葉など聞くか。お前らは言葉巧みに俺たちを騙し、姑息な手で勝とうとする。命乞いの次には火薬を詰めた筒を向ける戦いを穢す卑怯者共めが」


 急斜面で転がり落ちながら、アラムがなんとか足をばたつかせて坂道の途中に生えていた木に足を掛けると、鬼の頭はずるずるとアラムを殺すべく坂を慎重に降りてきている途中であった。

 それを見て青年はもうこれは駄目だと判断し時間稼ぎの提案をするも、取り付く島もない。過去、何かあったのかそういう風に育てられたのか人間というものをまったく信用していない感じだ。命乞いも無駄に終わるだろう。


「何か、何か何か!」


 何かないのか、あの岩肌を銃で打ち抜くのは容易ではないだろう。対物ライフルでなんとか、という具合だろう。だがそんな物を召喚して構えている暇などもうない。一か八か爆発物を使おうとも考えたが自滅する覚悟が青年には咄嗟にできなかった。

 それでも何か手はないかと青年は思考し続ける。


「無残に潰れろ、角無し」


 だが、遂に鬼の頭が目の前に迫り、不安定な足場でその巨大な金棒を振り上げるのを眺めるしかできなかった。

 これは死ぬ。数秒後に潰されて死ぬ。それでも目も閉じず何か、何かできることはないかと歯をカチカチ鳴らしながら青年は思考し続けて――。


「相も変わらずの人間嫌いか、山王(さんおう)


 その妙に落ち着く声を、確かに聞いたのだった。


「お前は! ぐぉ!」


 一瞬、天狗の様な影が山王と呼ばれた鬼の頭上を飛び去って行く。だがそれはよく姿が見えず、影しかとらえることができなかったがその影が大鬼が振り上げた金棒に一撃を食らわしたことだけは理解できた。

 すると、不安定な足場で金棒を天高く振り上げていた大鬼はそのまま横に倒れるその金棒に引っ張られる形でバランスを崩し、坂道を転げ落ちていく。


「か、頭ぁ!」

「へ……」


 山道から遠目で騒ぐ鬼の部下たちとただ助かった事実をまだ実感できないのか、呆けるアラム。そんな青年の体が突如浮いた。


「うわとととと、なんで僕浮いたの!」

「安心しろ。あの女人の術で姿を隠しているだけだ」

「へぇ!? あ、一振りさん? あ、透明になってるんですね。流石はルア――」

「離脱する。舌を噛まぬようにしろ」

「え、あの、ちょ、ぎぃやぁあああああああああああ!」


 一振りに抱えられてすぐに浮遊感に襲われたと思えば、青年は既に地面から数メートルも離れていることに気が付き叫ぶ。何事かと思えば一振りが腐った木々を踏み砕きながら猿のように木から木へと移り走っていたのだ。


「高い高い高い!」

「高所は苦手か? すまないが今は我慢してくれ」

「一振りさん! 人を抱えてなんで木を蹴って高所を飛んでるんですぅ!?」


 人間がしていい動きではないと青年は暗に伝えるも一振りには伝わらない。こいつは何をそんなに驚いているのかという顔をしていた。


「忍だと説明したはず……ならばこれぐらいは朝飯前だ。それに今はあちらに注視してくれ。流石に今はあれが恐ろしい」


 あちら、と言われ全身を風と雨に打ち付けられながらもアラムは確かにそれを見た。

 鬼だ。赤黒い皮膚を持つあの大鬼だった。

 木々の奥から空気がその高速で飛行する巨体に押しのけられて“ブブブと聞いたことのない音を聞いて、そちらの方を向けば枯れ木をへし折りながらその大鬼は砲丸のように飛んできた。

 ――肉の砲弾が接触する一秒前、一振りは空中で身を翻し、すれ違いざまに金棒を振り当てようとした大鬼の一撃を紙一重で避ける。その際アラムの前髪と金棒は接触していた。

 まさに紙一重の回避、ルアネが一振りにかけていた透明化の術が衝撃で解除されたが、それでも鉄の笠を頭に被り、全身に鎖の鎧を着た人間ができる動きではない。はっきりいって神業と呼んでも良い芸当だろう。


「一振りさぁーん!」

「叫べるならば無事だな」


 そしてそのまま筋肉の塊は一振りとアラムを追い越しはるか前方で土砂物を天高く巻き上げながら着地……いや、あれは不時着と表現した方が適切だろう。


「一回死んだ! 僕一回死にましたよぉ、さっき!」

「山王め、ムキになって追いかけてきたか。見逃せばしてくれればいいものを」


 殺されかけてようやく未だ自分が危険にさらされることに気が付くアラムと、周囲を見渡し今後どうするか思案する一振り。

 落ち着いている一振りとは対照的にまさかあの巨体がここまで速度で移動できるなど青年は想像すらできなかったらしく、顔を青くして混乱状態だった。


「逃げきれん……仕方ないので一戦あれと交えるが、今は助け出した女人と合流したい。何か連絡手段はあるか?」

「えーと、ならぁ……照明弾! 即効性の狼煙って言えば伝わります!? というか一振りさんルアネさん助け出したのになんで別行動してるんです?」


 抱きかかえられ、森を高速で駆け抜けながら一振りとアラムは今後のことについて語る。今はルアネと合流したい、それに彼女も長期の監禁で流石に疲弊しているだろう。逃げの一手に全力を費やし態勢を整えたい状況だ。


「あの女人の指示だ。牢から出た以上は自分でなんとかできるので、杞憂になるやもしれぬがお前をどうにかしてほしいと頼まれ姿を探せば……案の定鬼に追われていて肝を冷やした。今頃あの女人が山王以外の鬼を相手取っているだろう。技師であるお前ならば無事ならば何かしらの手段ですぐ合流できるともな」

「あの人さっきまで捕まってたのにくっそ頼りになるなぁ!」


 流石と言うべきか、先の先まで読んでルアネがアラムの方に一振りを寄越していたらしい。その後の合流も頭に入っている辺り実に優秀だ。


「この先に捨てられた伐採場があり、その開けた場であの大鬼を相手取る。そこで狼煙を上げてくれるか?」

「それは構いませんけど、一人であの大きな鬼を相手にするんですか!? それに森の中で隠れながら戦った方が有利では!?」


 混乱から立ち直ったアラムが案を出すも、一振りの表情は渋いものであった。


「それはそうだが、なにも今回は命の取り合いまではしない。あれを満足させる戦いだけをするつもりだ……なので手出し無用で頼みたい」

「馬鹿言わないでくださいって、死にますよぉ!」


 あんな一撫でで人を殺せそうな怪物相手に何を言っているのかとアラムは叫ぶがもう遅い。青年が叫んでいるうちに目的地へと付いてしまっていた。

 そこは木の墓場群とでも表現すればいいのか、生気の感じない場所であった。

 地面からは長雨で黒く変色し腐った切り株がずらりと並ぶだけ、森の資源を刈るだけ刈ってそのまま放置している場所であった。


「ここは……」

「黒雨に呑まれる前に、城を奪った連中が切り崩した森だ……それより狼煙を頼む」

「え、あ、はい」


 黒雨に呑まれる。その言葉に引っ掛かりを覚えながらも、アラムは一振りの頼み通り赤色の照明弾を空に打ち上げた。ルアネならばこれに気が付いてすぐにこちらにやってこれるだろう。

 と、伐採場後の中央で何かが埋まっている。それは太い腕と足を使い自力で立ち会がり、やってきた一振りとアラムを出迎えた。


「忍、やはり村に侵入したのはお前か。そんな馬鹿なことをするのもできるのも、昔からお前ぐらいしかいないからなぁ」

「山王、あの女人はこちらの客人の連れだ。返してもらう」

「客人? その若い角無しがか?」

「そうだ。あの女人はこの青年の仲間だ」

「……少し前、城の連中に攫われたあの妙な髪をした女共と関係があるのか?」

「そうらしい。なのであの城に連れ去られた女人共々取り戻す」

「馬鹿を言え、俺たちの村ならばともかく城に忍び込めばいくらお前でもただではすまないだろう。そのことは忍、お前がよく知っているはずだ」


 昔馴染みなのか、少し砕けた言葉でそんなやり取りをする一振りと大鬼。


「……諦められぬ。それだけだ」

「お前、まだ――」

「ここは見逃せ、山王。村に無断で立ち入ったことは詫びよう。言葉だけだが呑んでくれ、鬼たちがあの簒奪者には嫌々従っているのは知っている」

「……正直だ。個人的にはお前のことは気に入っている。角無し共は卑怯だがお前だけは違う。お前は正しく戦うべき価値のある俺たち角持ちの敵だ」

「卑怯ではない? 忍を相手に何を言う……」

「村に入り込み女子供を人質にしなかった。それが全てだ」

「必要があればそうする。今回それをしなかったのはやった後、お前の反感を買うことを恐れたからだ……山王、お前の望む強き者は、もうこの国にはいない」

「………………わかっている」


 それは落胆か、憤りか、あるいは悲壮か。長い沈黙の後、認めがたい現実を大鬼は認めた。どういった過去があるのかまだ推し量れないが、どうやら一振りは鬼たちにさほど悪くは思われていないらしい。

 ならば、アラムと違い交渉の糸口はあるはずだ。


「見逃せ山王、城の連中に嫌々従っているお前たちが女狩りなどという卑劣な行いをすることもないだろう」

「違う……」

「何?」

「あの長髪の女は略奪者共への供物ではない。あの強気女は俺の子を産ませる為に捕らえていた。あの女を攫うというならば我ら角の一族を従える長として止めねばならん」


 それはつまり……その、ルアネを嫁にするということか? その言葉に、今まで黙っていたアラムが素っ頓狂な声で騒ぎ始めた。


「えぇ!? いや駄目ですってぇ! あの人にはもう心に決めたというか、どっちかというとルアネさんを嫁にすると決めていた男の人が存在してまして、更に言えば世界一つ救ってやっとお付き合いに漕ぎつけた一途な男の人がいるんですってぇ!」

「なんだ角無し。あの女と婚姻を結んだ男がいると言うのか?」

「いやぁ、まだ結婚はしてませんけど、多分そのうちすると思いますからそっとしといてくださいよぉ……」

「ならば早い者勝ちだ。文句があるならばそいつを連れてきて俺に勝てばいい」

「そんな横暴な……」


 アラムがそう弁明するも相手にされない。やはりアラムの言葉では折れてくれないらしい。

 なのでどうにかしくれとアラムが一振りに目で訴えるも、彼は心底困った顔をして青年にこう諭した。


「無駄だ。長の婚姻相手ともなれば、村で取り決めたことなのだろう。もはや一個人の感情で取り下げるなど不可能だ」

「その通り、俺は角無しの女など嫁に貰いたくはないが、角がある者同士で子を作ると死産が多く体も弱くなる。だから鬼の頭として強く丈夫な女と番になるのだ」


 鬼同士で子を作ると死産が多い。それが原因でルアネを嫁に欲しがっているようだがアラム的にはギャレンのいない所でそんなこと言われても反対しかできない。あの人物がどれほどの努力と思いでルアネを助けたのか目の当たりにしているからだ。


「だが、今日だけ、今日だけはこの俺と戦い興趣(きょうしゅ)を与えてくれるならば見逃す。忍……お前ならばできるだろう?」


 ――鬼の顔には獰猛な笑みが浮かんでいた。初めからそれが目当てだと言いたげな顔だった……もはや、この呪いの雨が降りしきる死の世界に生きるこの大鬼が欲するのは、ただそれだけなのだろう。

 瞬間、一振りが刀を抜いて鞘を捨て、アラムが慌ててその鞘を拾う。


「一振りさん!?」

「やはりそうくるか……まぁいい。その言葉、忘れてくれるなよ。山王」



 久々の更新です。えぇ、久々ですよ!

 学生の皆様、夏休みももう終わりますね……宿題はできてますか? 私はもう社会人なのですが胸の内にある焦燥感に一年中突き動かされています。いつになればこれが消えてくれるのやら。

 そして社会人の皆様、あの日置いてきた青春を拾いにこの夏、何かされたでしょうか? いやまぁ、私も何かできている訳ではございませんが、時間とお金が許すならばどこか遠くに旅行に行きたいものです。


 さて、ルアネさん……あなた知らない間にまた変な男と結婚させられそうになってたわけですが……知ったらきっと切れ散らかしますね、はい。

 山王、鬼の中でも一番強く、屈強な頭と呼ばれる存在、そんな存在にただの忍である一振りは勝てるのか? 次回、こうご期待。

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