日常2
さつき様のオリジナルキャラクターの御二人が登場します。
それから三日後 14:05 東欧 とあるホテルにて
「奴等を殺せ!!」
「馬鹿野郎!ターゲットだけは殺すなよ!後は殺せ!」
「奴を捕らえればボスがたんまり金を出してくれるぜ!」
とある古びた某ホテルの五階の廊下にてマシンガンの発砲音が容赦ななく響く駆けつけたホテルのガードマンは皆肉の塊と化となっている。
哀れ現在廊下の角に隠れて応戦している謎の武装組織に狙われているのは‥‥。
「レッドどうにかしろや!‥ロイが入れば囮にしてとんずらするんやけどな。」
軽口を叩いて野上大輝はそう言いながらマシンガンを撃ちまくって接近する敵をハンドガンで足に撃ち込み倒れこんだ時にさらに数発撃ち込んで仕留めた。
「分かっている!黙っていろ!‥‥まぁ俺もそうしているけどな!!」
燃えるような赤い髪に赤い目血のように赤い目は、見る者の視線どころか魂すら奪ってしまいそうなほど美しい顔立ち‥‥というのは今はどうでもいいが、この男笑いがらこの状況を楽しんでいる。
この男の名はレッド・カレン
ヨーロッパの裏社会にも名が知れた一族の一人の男。
レッドも向かいの廊下の角にいて隠れなからこちらを撃ってくる敵の一人の頭の額に銃弾を撃ち込んだ。彼が使用しているのはワルサーP99。
9x19mmパラベラム弾を使用をしており、コンパクトなため、屋内や市街地などの狭い状況でも、とっさに抜き構えた時に隙が生じにくく、またコンパクトなため非常に携行性が高い事と威力も普通の拳銃に比べれば高いため評価されドイツやポーランドの軍や警察にも使用されている。
なお彼はドイツ出身の為にこの銃を愛用している。
ちなみにロイは事務仕事【三人分の仕事押し付けられた】のでここにはいない。出る際には三人の対して怨みを込めた眼でこちらを見ていたのを覚えている。
「ロディ!弾はあるか!?」
「‥‥ローダーは後三つしかない。」
【ローダー=スピードローダーとは消費した弾薬を非常に速く装填するために用いる器具である。】
大輝とレッドとは違い反対側にいて応戦している男がいた。
夜明け前の鮮やかな紫色の髪の毛、曇った空のように濁った灰色の目。綺麗な線を描く鎖骨、形のいい薄い唇、右目の泣きぼくろを持ち妖しい雰囲気を持つ最早芸術品と言ってもいいほど‥‥‥と今はそんなのはどうでもいいが微笑みながら回転式拳銃を敵に向かって発砲する男ロディオン・ディブレイクがそう言う。こちらも向かいの廊下の角には敵がいるが、彼は伏射の体勢をしながら応戦している。ちなみに彼は使用している回転式拳銃は大型回転式拳銃で名高い
S&W M500
この回転式拳銃は世界最強の拳銃の1つと呼ばれているが。
M500はただひたすらに“最強であることだけ“を目指したがゆえに射手の健康の保全は目的には入っていない。
そのため、しっかり撃てば肩が外れたりすることこそないが、連続で射撃をすると手がしびれてまともに文字も書けなくなる状態が数日も続いてしまうことさえあるという。
そんな厄介な銃を伏射の状態で連続射撃をしており数名の哀れの敵が50口径の500S&Wマグナム弾をせっかく着けていた防弾チョッキを軽くブチ抜いて当たり所が悪くて即死だったり、苦悶の表情を浮かべて射線から逃れようと這いつくばって逃げようとしたが、ロディと大輝が容赦なく撃ち込んで射殺されていたが、敵の数が減らない。
「奴等一体何者だ。」
レッドは空になったマガジンを取り出して新たなマガジンを入れて装填する。
「知らん。俺も聞きたいわせっかくの商い話が台無しや。」
大輝はそう言いながらハンドガンを連続射撃をしている。ちなみに商談相手は武装組織により殺された。恰幅のよい老人だったが、今では椅子に座って肉の塊と化としてなっていた
「‥‥‥邪魔だなこいつら。」
ロディはそう言うと射撃をやめたと思ったら突然ぶつぶつと口を動かし始めた。
まもなく不思議なことが起こった。突然武装組織が
「なんだこいつ!!」
「痛てぇ!痛てぇよ!!!」
「来るんじゃね!!来るな!!」
「んあぁぁあああ!!!!」
狂ったような怒号と叫びが聞こえマシンガンの発砲音も酷く響いた。
大輝とレッドはその光景を見てただ一言、言葉が重なった。
「「エグいなぁ」」
武装組織の敵は突然出てきた‥‥この世の物とは思えない無数の未知の昆虫に襲われていた。バスケットボールより大きな羽虫が数十匹が敵に襲って尾にある針を刺すと、敵は全身が痙攣を起こしながら口から泡をふく白目を向いている。それに群がってノミのような昆虫が群がっている。
コインより小さな芋虫それが無数に現れ敵に襲いかかっている。敵はマシンガンで撃退をしている。それで数匹殺したがそれでも芋虫達が敵に向かって糸を吐く、糸に触れたとたんに体から煙が上がりアーマーがマシンガンも溶け、肉が爛れ爛れた肉から血が流れると煙を上げていく。狂乱になりながら敵が倒れると芋虫が群がっていく。
数メートルの大木のようなムカデような昆虫達が敵に巻き付いて、手や足に噛みつき、敵が絶叫すれば頭を丸ごと噛みついて捕食している。
小さな羽虫が敵に無数に群がると体が膨れ上がる急に肉体が爆発した。
一気に戦局が変わったがこの世の地獄となったがロディはそれを見てただ楽しむように微笑みをしていた。
次回はロディオン・ディブレイク様の過去にちょこと話が出ます。