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素敵なメガネ

作者: 笛鳴ことり
掲載日:2026/10/01

私は目が悪く小さい頃からメガネを掛けている。



そして地味で誰からも見向きもされない。



好きな人はいたけれど、「ブスには興味ない。」



と言われ1週間泣き続けた。

(地味な暗黒時代の幼少期の頃の映像が流れる)



《バンッ!ガチャンッ!》(誰かにぶつかりメガネが落ち壊れた音)



私「わぁっ!」(ぶつかられてびっくりしている様子)


ぶつかった男の人「チッ!」(イライラしてダルそうに)



ある日ボーとして歩いていたら誰かにぶつかられてその拍子でメガネが地面に落ち誰かに踏まれてメガネが割れて壊れてしまった。

(近所の通りをボーっとして歩いていたら男の人とぶつかりぶつかった男の人にチッと舌打ちされてしまう。)



私「壊れちゃった、、、。どうしよう、、、。」

(壊れたメガネを拾い上げて悲しそうに呟く)


メガネを着けないと周りがボヤけて見えてしまう。

(見にくそうにゆっくり歩く)


そんな中小道に入ると小さな看板が目に止まった。

(視界がボヤけながらもゆっくりと歩いていたらたまたま看板が目に止まる感じ)


私「こんなところにメガネ屋さんがあったんだ。」

(少し嬉しそうに)


私はさっそく入ってみた。



店員「いらっしゃいませ。」



私「あのーメガネが壊れて。新しいの探してるんですけど、、、。」



店員「それは大変でしたね。どうぞお好きなものをお試し下さい。」



そこには沢山の種類はなかったけれどどれも私好みだった。(お店の小さなスペースに飾ってある一つ一つを少しウキウキした表情をし見て回る)



そのうちの一つに魅了され動けなくなった。

(そのメガネに不思議な魅力を感じで吸い寄せられる様子で)



店員「そちらがお気に召されましたか?どうぞ掛けてみて下さい。」



私「あ、、、はい。」

(メガネを手に取りとてもワクワクした表情で掛ける様子)

 


私「うわー!」

(掛けた瞬間驚き思わず声が出てしまった様子)



そこには今まで見たことのないようなキラキラした世界が広がっていた。



店員「とてもお似合いですよ。」

(落ち着いた様子で)


自分の姿がとてもキラキラしているように見えてとても気に入りそのままメガネを購入し掛けて帰ることにした。



店員「ありがとうございました。」

(不気味な笑みを浮かべながら)


お店の外に出ればみんな私に注目し、視線が熱い!私は生まれて初めての体験に心が躍った。

(自分が世界の中心かのような錯覚を起こしている・ウキウキして自然に笑顔が溢れる様子)


私「私はブスじゃない。今から私の本当の人生が始まるんだわ!」



その日から私は毎日おしゃれをして町に出た。



みんな私を見て振り返った。



それが新鮮で嬉しくて楽しくて堪らなかった。

(喜びに満ちた表情で)



1ヶ月が経ったある日朝起きてメガネを掛けようとしたらメガネがどこにも見当たらない。

(メガネを最初は何気なく探す様子から段々と気が動転していく様子)



メガネをどこかで失ったようだ。



私「どこ?!どこいったの?!私の、、、私のメガネ!あれが、、、あれがないと!!」

(必死で部屋中を探す様子)



私は必死に家中を探し回った。



どこを探しても見つからない。気が狂うように探した。(ベットの隙間から何から何まで探す様子)



私「あのメガネがないと、、、そうだ!新しいのを買ったら良いんだ!!」

(もう自分を見失っている様子・メガネの魅力にどっぷりハマっている様子)


気が付いたらメガネ屋さんへ走っていた。

(一心不乱になって走っている様子)



店員「いらっしゃいませ。」



私「ハァハァハァッ!!この前買ったのと同じメガネを、、、同じメガネを下さい!!」



店員「申し訳ございません。同じ物はございません。」



私「そんな、、、。困ります!!私あれがないと!!     私、、、!!」(とても必死な様子・縋り付くような)



店員「同じものはご用意出来ないのですが似たようなメガネはございますが、、、いかがなさいますか?」



私「それを!!それを売ってください!!」



店員「はい。かしこまりました。」



店員さんが裏から出してきた一点物のメガネを私は迷わず買いそのままお店を出た。



店員「注意書きを良く読んでご使用下さい。」



私「ありがとうございます。」

(店員の言ったことが少し気になったけれどメガネを手に入れられて満足げな様子)



店から出ると早速メガネを掛けた。




店を出たらみんなの視線が少し気にはなったが家に帰った。(チラチラと好奇の目で見られるけれどさほど気にしていない様子)



家に帰り鏡でどんな感じか見てなかったので見てみると、、、。



「ぎゃーー!!!なによこれ!こんなの私じゃない!!」(信じられない様子・パニックになる様子)



そこには頬がこけまるで老婆のようなボロボロの自分の姿があった。



そして急いでメガネを外そうとしたが全く外れない!!(メガネを外そうと必死になる様子)



パニックになり急いで走ってメガネ屋さんに戻った。

(髪の毛を振り乱しながら必死に走る様子)



「はぁはぁはぁ!!」

(息を切らしながら必死な感じ)



お店がある小道に急いで入ると、、、



「え、、、?!何で?!」

(驚いた様子・信じられない様子)



さっきまであったはずのメガネ屋さんがなくなっていたのだ。(周りを見渡し探す様子)



「え?!何で?!さっきまでここに、、、ここにあったのに、、、。何で、、、何でなくなってるのー?!」

(膝から崩れ落ち泣き崩れる様子、、、絶望・パニックになる)



注意書きの紙が上からはらりと手に落ちて来て目に留まる。

(え?!これは、、、?!あの?!と言うような表情)



《注意書き・自分のなりたいイメージ思い浮かべて掛けて下さい。今のあなたの心の状態が全てを作り出します。一度つけたら外れません。》



「い、、、いやーーーー!!!」

(絶望をして泣き叫ぶ様子)
























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