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第3話「睡眠」初日終了

2人が死んだ後、死体はヤクザが端に置いた。その後、6人は何もしゃべれなかった。そのまま、12時間の時が過ぎていった。「そ、そろそろねないか?」久しぶりに誰かが声を上げた。「そうだな、疲れもたまっているし…」2時間がたち、6人は静かにそのまま眠りについた。……つもりだった。(ぬっ)ヒゲがチャラ男の命を狙う。ズブッ「ぐぁああああっ!」「!?」「なっ!?」ヒゲは焦って、その場で起きたフリをした。…もちろん、ナイフはそのまま。「どうした!?」そこにはナイフにさされ、息たえたチャラ男が静かに眠っていた。「誰だよ殺したの!」「睡眠もままならないのかよ…こんなゲーム止めたいよ!」「とりあえず犯人を探そう。ナイフを持っていないのが犯人だ。そいつを4人で殺して、明日に望もう。じゃあ、みんなナイフをだしてくれ。」ヒゲが犯人のくせに長々と話し、ナイフを催促した。ヒゲはいつのまにか予備のナイフをもらっていた。「無駄だよ」「え?」「殺した奴は予備のナイフを受け取ったはずだ。…5000万と一緒にな」「!!」「つまりナイフじゃなくて5000万を持っている奴が犯人だ。さあ、出せよお前」ヤクザがヒゲを指差して言った。「!?」「お前の右のポケットは明らかに物をつめこんだようにふくらんでいるんだよ。それは、さっき狂った奴が貰った5000万を分配した量とは明らかに違う。」意外に頭が回る奴だ。「………………………………………………くくくく………はははは!」「!?」「そうだ…俺が犯人だよ!お前ら、皆殺しだぁ!」ビシュッズブッ「ぐあああああっ!」ヤクザがヒゲの右足にナイフを的中させた!「お前は殺す!」イケメンとハゲもナイフを奴の左足に当てた。「うううううぁっ」メガネは投げるのを躊躇していたため、ヤクザがかわりに直接刺しにいった。ヒゲは完全に戦意喪失。そして…。ズブズブズブッ「う………」息絶えた。ヒゲ殺しが終わった。場には4人の参加者達。ヤクザは食糧を貰うことにした。…もちろん、全員に配る。「あぁ、おいしい」「…このナイフで食べるのは気がまいるな」…そんなこんなで初日は終了。いきなり半分に減る惨事だった。

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