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おつかいを終えたその日の夜

 



 ◆(かえで)視点




「ふぅ……疲れたぁ」



 ―――現在、楓はパジャマに着替えリビングのソファの上でぐったりと横になっていた。



「まさかこんな事になるなんて……」


 あれからエルちゃんが無事に帰って来たと思えば、金髪美人の男装したお姉さんが一緒に我が家にやって来ました。ロスモンティスと言う組織の大幹部で、名前はクリスさんと言う方らしい。


 普段人見知りのエルちゃんが、その方の腕の中でスヤスヤと爆睡してた事にも驚きましたが、神楽坂組と戦ってた敵組織の大幹部が我が家に来たのですよ!? 状況が飲み込めずに1周回って、最早冷静な自分が居たわ……


「はぁ……」


 私が想像していたおつかいとは斜め上の方向へと事が進んでしまいました。確かに私も黒づくめのコスプレをした事は、周りから見たら誤解を招く行為だったかもしれないけれど、まさか天狼会の極道と有名な海外マフィアが出て来るとか誰が想像出来るのですか!?


「沢山の方に迷惑掛けちゃったよ……とほほ」


 幸いみんな良い人ばかりなのが救いでしたが、目下一番の問題は、成り行きで明日【神楽坂組】の神楽坂彩芽さん、メイドの九条氷華さん、【ロスモンティス】のクリスさん達が我が家にやって来ると言う事。彩芽さんもクリスさんも良い人なのは分かります。うちの葵ちゃんが、その持ち前のコミュニケーション能力で皆と打ち解けてましたからね。


「はぁ……今日はもう寝ようかな」


 まあ、明日になってから考えよう。幸い午後からなので時間はある。その他の事もまた後日考えるとして、今日はもう休もう。人間疲れているとろくな事を考えませんからね。


 エルちゃんが無事に帰って来たので、今となっては過ぎた事は良しとしましょう。しかし、天狼会の神楽坂組に海外マフィア【ロスモンティス】。まさか裏社会の人達と繋がりが出来るとは……未だに今日起きた事が夢か何かに思えて仕方が無い。


「かえでねーたん!」

「うへっ!?」

「えへへ♪ ぴったんこしゅるの♪」


 葵と一緒にお風呂に入ってたエルちゃんがお風呂から上がり、トコトコとそのまま勢い良くソファの上で横になっていた楓のお腹の上にダイブしたのであった。楓はその衝撃に少し悶絶している。


「もお♡ びっくりしちゃったよ。エルちゃんは相変わらず甘えん坊さんでちゅね♡ お風呂気持ち良かったかな?」

「んみゅ! きもちかったの! あおいねーたんとあしょんだの♪」

「おお〜それは良かったね♪ エルちゃんは元気一杯でちゅね♡」

「んん! かえでねーたんだいしゅき! スリスリ♪」

「うふふ♡ あら、エルちゃん髪の毛濡れてるじゃないの〜ちゃんと乾かさないと駄目ですよぉ?」


 エルちゃんは本当にお姉ちゃん子だね♪ 頭撫で撫でして欲しそうな目で私を見つめるエルちゃんが反則級の可愛さよ♡


「ん!」

「あらあら、今日はいつもよりも甘えん坊さんだね〜寂しいのでちゅか♡」

「ぴったんこするとね、あたたかいの♪」

「じゃあ、もっと密着してぴったんこしよーね♡」


 はぅ♡ 兎さんのモフモフパジャマを着たエルちゃんを抱くのはまさに至高♡ エルちゃんを抱いてるだけで脳内の幸福ホルモンがドバドバに溢れてくるわね♡ エルちゃんの方も嬉しいのか長いお耳がピクピクと動いていますね♪ エルちゃんの感情は素直で本当に分かりやすいです♪


「エルちゃん、今日のおつかいは楽しかった?」

「んみゅ! たのちかったの♪ へんなちと、へんたいふちんしゃ、あたまツルツルのちとや、いろいろなちとにあったの!」

「う、うん!? 変な人……変態不審者……頭ツルツルの人?」

「んみゅ! ちとりでおでかけ、もういけゆの!」

「うんうん、それは駄目♡」

「ふぇ!? な、なんでぇ?」


 もう、絶対絶対……ぜっーたい!!! エルちゃんを一人でお外には出しません! エルちゃんが帰って来るのを待っている間、どれだけ心配した事やら。心臓が張り裂けそうな思いはもう真っ平御免です!


 あの普段冷静な葵ちゃんでさえ【私もエルちゃんを助けに行くよ!】とか言って防弾チョッキとテーザー銃やヘルメットを装備して、エルちゃんの元へ向かおうとしていましたからね。


「エルちゃん、一人でお外にお出掛けするのは、やっぱりまだ早いよ。もう少しエルちゃんが大きくなってからだね。今後お外へお出掛けする時は、葵お姉ちゃんか私が居る時だけだよ?」

「ふにゅ……ボク、おかいものできたよ?」

「だーめ。そんな目で見ても駄目な物は駄目です」


 エルちゃんは楓の胸に顔を埋めて、ピタッとくっ付いてスリスリと甘える。楓は笑みを浮かべながらエルちゃんのお耳や頭を撫で撫でしてかなりご満悦の様子である。


「エルちゃん〜もう、まだ髪の毛乾かして無いのに」


 エルちゃんとイチャイチャしてるとお風呂上がりのパジャマに着替えた葵ちゃんがリビングへとやって来ました。手にはドライヤーとタオルを持っていますね。


「うにゅ……めんどくさいの」

「こらこら、エルちゃん? 女の子にとって髪の毛は命何だよ? ちゃんとお手入れしないと直ぐに傷んじゃうから」

「えぇ〜」

「えぇ〜じゃありません。葵ちゃん、ドライヤー貸して♪ 私がエルちゃんの髪の毛乾かすよ」

「うん、分かった。お姉ちゃんエルちゃんの面倒見てて貰える? 私、今からキララさんと電話してから、今度の大晦日の紅白歌合戦の打ち合わせをリモートで少しするからさ」

「おけおけ〜葵ちゃんも凄いわねぇ。紅白歌合戦かぁ〜モモネちゃん大忙しだね♪」


 西園寺モモネ、登録者数はついに1000万を超え、あの有名な紅白歌合戦から何とオファーが掛かったそうです。姉として誇らしいと思う反面、何だかどんどん葵ちゃんが遠くまで行ってしまいそうで、寂しいなと思う気持ちがあったりと色々な気持ちが渦巻いてしまいます。


「ここまで人気が出るとは思わなかったよ。応援してくれるみんなのお陰だよ〜それにお姉ちゃんだって大人気VTuberじゃん。不定期で更新頻度は低いのにもうチャンネル登録者数200万超えてるし」

「モモネちゃんのネームバリューが凄いだけだよ。私自身は特に何もしてないし。それに私は本業があるからね。中々難しいよ〜それと動画配信ばかりしてたら、エルちゃんとの時間が減っちゃうもん。葵ちゃんとの時間もね♪」

「お姉ちゃんたら……やれやれ。相変わらずだね」

「あおいねーたん、おちごと、がんばえ!」

「ありがとうエルちゃん♪ チュッ♡ ちゃんとお姉ちゃんに髪の毛乾かして貰うんだよ?」

「はいなの!」


 私の中で大切なのはエルちゃんと葵ちゃんよ♪ 優先順位を間違えたりはしないわ。私のエルちゃんや葵ちゃんに対する家族愛は海よりも深い自信があるわ♡ さあ、冬場は冷えるからね。早く髪の毛を乾かしてあげないとエルちゃんが風邪を引くかもしれないわ。


「あおいねーたん、いっちゃったの……」

「うふふ♡ エルちゃん〜お姉ちゃんの膝の上に座ろうね〜」

「んみゅ!」

「じゃあ動かないでじっとしててね〜」

「あ、しょうだ! かえでねーたん、どーなちゅあるの! おみあげ! たべゆ!」

「あぁ、クリスお姉さんが買ってくれたんだったよね? シスタードーナツで沢山買って貰って良かったね♪」

「んみゅ! くりすねーたん、やさしいちとなの!」


 どうやらエルちゃんは、クリスさんに色々とお世話になったそうです。お買い物も付き合ってくれて、エルちゃんの面倒をずっと見ててくれた上にドーナツまで買って貰って……本当に海外マフィアのお偉いさんなのかしら?


 実際にクリスさんと話してみると物腰柔らかく、何だか私のお母さんに少し雰囲気が心做しか似ています。日本語もペラペラで上手いし女性なのにイケメンと言うか。薄い本に出て来そうな王子様……ごほん。カッコイイ女性って何か憧れちゃいますね♪


「あとで、どーなちゅたべゆ♪」

「あれ? エルちゃん歯磨きしたんじゃなかったけ?」

「んん〜またするの! かえでねーたんと、いっちょにたべゆ!」

「あらあら♪ しょうがないわね〜じゃあ、1つだけだよ? 食べ過ぎは身体に良くないからね」

「んみゅ!」

「うふふ♡ あ、エルちゃん動いたらメッだよ? 少し大人しくしててね〜ドーナツは髪の毛乾かしてからだよ♪」


 本当にエルちゃんの髪はサラサラで綺麗♡ 金色に輝く長い艶のある髪の毛、最上級の絹のような滑らかさ……更にはトリートメントも高級な物をふんだんに使ってるので、エルちゃんの髪の毛の状態は最高のコンディションなの♪ 我が家は美容に関してかなりの拘りがあるからね♪ 


「どーなちゅのいちごおいちかったの!」

「んん? あ、苺フェアやってたんだっけ? お姉ちゃんも1つ貰おうかな♪」

「んみゅ! ボクがたべさせてあげゆ!」

「ほほ〜じゃあ……エルちゃん事食べちゃおうかなぁ♪」

「ふぇ!? ボク、おいちくないの!」

「じゃあ、エルちゃんをぺろぺろしちゃおうかな♡」

「よーかい、ぺろぺろおばけなの!」

「ぺろぺろ♡」


 エルちゃんは1つ1つの反応が可愛過ぎて、どうしても意地悪したくなっちゃうのよね♡ こないだサンタさんのお話しを寝る前に聞かせた時も終始エルちゃんが可愛くて涎出そうだったもん♪ エルちゃんはサンタさんにおもちゃの剣をお願いするんだと張り切ってましたからね♪


「んにゅ……かみのけ、チョキチョキちたいの」

「えぇ、こんなに綺麗な髪の毛切っちゃうの?」

「だって、じゃまだもん!」

「ふむふむ……エルちゃんがそう言うなら、今度美容院連れて行ってあげるよ。葵お姉ちゃんより少し長めとかでも似合いそうだね」

「びよーいん?」

「髪の毛チョキチョキしてくれる所だよ〜」

「しょうなんだ〜」


 確かにエルちゃんの髪は腰まで届きそうな長さだもんね。私も髪の毛は長い方だけど、エルちゃん程では無いかな。


「はい、ドライヤー終わったよ〜じゃあ、ドーナツ食べよっか♪」

「んみゅ! もってくゆね!」

「あらあら……エルちゃん、走ったら危ないよ?」





 ――――――――――――





 現在、楓とエルちゃんは肩を寄せ合いながらソファに座ってドーナツを食べていた。エルちゃんは大好きな楓お姉ちゃんに今日のおつかいの出来事を話したり、一緒におもちゃのカタログを見て目をキラキラと輝かせていた。


「エルちゃん、もうすぐクリスマスだけどサンタさんにお願いする物は、前に言ってた物で良いのかな?」

「んみゅ! みくるたんにでてくゆね〜【けんせーひょーか】のけん! ちゃんたさん、くるかなぁ?」

「うふふ♡ エルちゃんは良い子だから、きっとサンタさん来るよ〜♪」


 本物のサンタさんは居ないけど、代わりに楓サンタさんがケーキとプレゼントを持ってやって来るよ♪ しかし、エルちゃんは疑うと言う言葉を知らないですね。サンタさんのお話しをしたら全て信じてしまうんだもん♪


 エルちゃんが余りにもキラキラした様な目で見てくるものだから、こちらが謎の罪悪感にやられてしまいそうだわ。


「あら、このおもちゃの剣、意外とするのね」


 税込み2万2980円。どうやらこのおもちゃ中々性能が良さそうですね。ボタンを押すと喋るし剣が光るみたい。リアリティを目指した至高の一品で【これで貴方も立派な剣聖!】と書いてあるわね。


「しゅごいの……たくしゃんあるの」

「お、エルちゃんこっちのおままごとセットとかはどう? こっちはミカちゃん人形とかもあるよ♪」

「んん〜やっ。まだ、こっちのほうがいいの」

「え、スポーツカーのラジコンとプ〇レール……?」

「かっこいいの♪」


 エルちゃんって、女の子が好きそうなおもちゃよりも男の子が好きそうなおもちゃの方が良いのかな? みくるちゃんの杖や剣もそうですが……まあ、エルちゃんが好きならそれでも良いけどね♪


「はっ……!? か、かえでねーたん。たいへんなの!」

「どうしたのエルちゃん?」

「おうちに、えんとちゅが……ないの。ちゃんたさん、ふほうちんにゅーできないの!」

「ぷっ……あははははははははは!!! ふ、不法侵入www あぁ……もう♡ 何処で不法侵入と言う言葉覚えたのかしら。エルちゃん、そんなに心配しなくても大丈夫だよ。サンタさんには特殊な力があって、エルちゃんの枕元にちゃんと辿り着けるから♪」

「ふぇ? しょうなの?」

「うんうん♪ そうだよ♪」


 まあ、言い方を変えれば確かにサンタさんは不法侵入になるわね。でも、詳しい意味はともかく色々な言葉を覚えて来てるね♪ 

 エルちゃんの成長には目を見張る物があります。でも、エルちゃんは案外天然な所もあるから、突拍子も無くとんでもない事を言う事も多々あるけど、そこもまたエルちゃんの魅力の一つです♡


「かえでねーたんは、ちゃんたさんにおねがい、ちないの?」

「お姉ちゃんは欲しい物は特に無いかなぁ。エルちゃんや葵お姉ちゃんが元気に過ごしてくれるだけで十分だよ♪」

「んにゅ……」


 私の為にエルちゃんが色々考えてくれてるのは知ってるよ♪ 私はエルちゃんと出会ってから、もう沢山の素敵な物を貰ってる♪ もし、エルちゃんとあの時出会って無かったら、私や葵ちゃんもこうして笑顔で過ごす事は出来てたかは分からない。


「かえでねーたんの……おたんじょーび。たくしゃん、ぷれぜんとちたいの」

「そんな気を遣わなくても大丈夫だよ♪ ありがとね♡ エルちゃん、チュッ♡」

「ん♡」


 私は近くでエルちゃんの成長を見届けたい。今はこの幸せがいつまでも続いて欲しい。家族3人で幸せに暮らす事が私の望む物だよ♪


「むむ! これ、かえでねーたんつけたら、きっと、にあうの!」

「えぇ、こんなキラキラしたリボンはお姉ちゃんはちょっと……」


 この派手で様々な色が使われているカラフルなリボン、対象年齢5歳と書いてあるわね。流石に今年24歳になる私にはちとキツイ気がする。いや、間違い無くきつい。流石にこのリボンを付けて、外を歩く鋼のメンタルは持ち合わせては居ないわ……


「かえでねーたんは、かあいいの!」

「あらあら♡ そんなお世辞言っても何も出ないよ〜」

「ふぇ? おせち?」

「うふふ♡ お世辞は……まあエルちゃんに言ってもまだ分からないかなぁ? それとおせちは食べ物だよ♪」


 可愛いのはエルちゃんだよ♡ それに私はそんなにちょろくはありませんよ♪ 褒めたって何も出ません♪ うふふ♡ あ、冷蔵庫にあるバーゲンダッツのバニラ味エルちゃんにあげようかな♪


「むむ!? かえでねーたん! これなぁに?」

「ん? これは……あ、ダンボールハウスだね」

「おうち?」

「まあ、小さなお家だね♪」

「ふぁああああ……いいなぁ」


 あ、そうだ♪ クリスマスにこのダンボールハウスも買って、組み立てたダンボールの家の中にプレゼントを置いて置くのも良いわね♪ これも購入リストに追加して置こう♪ せっかくならエルちゃんの欲しい物全部買ってあげよう…………いや、葵ちゃんに怒られちゃうかな。


「エルちゃん、これもサンタさんにお願いしてみる?」

「おねがいしゅるの! ひみちゅきち!」

「じゃあエルちゃん。そこにある赤いペンで記し付けておこうね♪」

「んみゅ!」


 こうしておもちゃのカタログを見てると子供の頃を思い出しちゃうな♪ 私は誕生日がクリスマスなので、誕生日プレゼントとクリスマスプレゼントをひとつにまとめられてましたね。当時、葵ちゃんもおもちゃのカタログを見てクマさんの可愛らしいお人形さんをお願いしてたのを今でも良く覚えているわ♪


 今ではしっかり者の葵ちゃんですが、子供の頃は人見知りで、私の後ろをトコトコと付いて来るような恥ずかしがり屋さんだったかなぁ。小学3年生までサンタさんの存在を信じてた程に純粋でしたからね♪ 深夜にトイレに一人で行くのが怖いからと私が一緒に行ったり、おねしょをした日には号泣しちゃったりと……うふふ♡ 今のエルちゃんと色々と重なってしまいます♪


 そんな葵ちゃんが今ではお姉ちゃん……まあ、私から見たら全然変わらないですが、エルちゃんを家族に迎え入れてから葵ちゃんの中で少しずつ変化があったみたいだね。エルちゃんの前では立派なお姉ちゃんになろうと背伸びしてる葵ちゃんもめっちゃ可愛いの♡


「クリスマスはパーティーもあるから、色々と楽しみだねエルちゃん♪」

「んみゅ! くりすましゅパンティたのちみなの!」

「ぷっ……エルちゃん? クリスマスパンティじゃなくて、パーティーだよ? 意味が全然違うからね♪」

「ぱーちー! ぱーちー!」


 あらもう♡ ぴょんぴょんとはしゃいでるエルちゃんも可愛い♡ お陰で私の心拍数はいつもうなぎ登りで、本当にいつか死因が尊死と言う前代未聞の死に方をするかもしれないわね。


「かえでねーたん、これしゅごいの!」

「ん? 今度はどのおもちゃかな?」


 楓とエルちゃんの穏やかな夜はまだまだ続く……


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