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章間2 帝王

約1週間ぶりの投稿です。

「ここが、かの有名な宮廷(キャメロット)…」

「ごもっとも。歓迎するよ」

 ユーサーは快活に答えた。

 宮廷キャメロット。かつて大陸中にその名を轟かせたユーサーが、この世のありとあらゆる知と美を結集させて作った宮殿であり、その大きさは計り知れないという。


 ラグナはキャメロットの中に入る。

 と、途端に目がくらんだ。

 恐る恐る目を開くと、そこには豪勢な装飾が施された大広間があった。

「うわ、すげえ…」

 ラグナは開いた口が塞がらなかった。

 金色に輝く無数のシャンデリア。

 床一面の大理石。

 中心には巨大な噴水と、その周りに咲き誇る美しい花々。

 まさに楽園(エデン)であった。


「ここが、ダンスホール…」

「え?何言ってるんだ少年。ここはまだ玄関だぞ?」

 気絶しそうだった。

「こ、これ、玄関…!?」

「そうさ。なかなか見事な噴水だろう?」

 なかなかどころか立派すぎるだろうとラグナは思ったが口には出さなかった。

「というか、屋内に噴水があるんですね」

「天井は開閉式だけどね」

 膝が壊れた。

(な、何なんだこの宮廷は…)

 ラグナは絶句した。

「あ、あの…一つ質問よろしいでしょうか?」

「なんだね?」

 ユーサーは言う。どの時代も王は「なんだね?」と言うのだろうか。ラグナはセイラの父親を思い浮かべた。

「失礼かもしれないのですが…」

「?」

「この国…すなわちブリテンの国民から、一体どれくらい徴税されておられるのですか?」

 冷気が漂い始めた。


「…それは、私への挑戦と受け取っても良いのかな?」

「挑戦ではありません。ただ純粋に気になっただけです」

 本当はとても怖かった。今すぐ首が刎ねられるようで生きた心地がしなかった。

 しかしラグナは面と向かった。それは、目を逸らすことのできない、紛れもない事実なのだから。

「面白い…実に面白いな、少年…」

 ユーサーは、手招きする。ついてこいという合図だ。

 

 ここは宮廷キャメロット。かつて大陸中にその名を轟かせたユーサーが、この世のありとあらゆる知と美を結集させて作った宮殿であり、その大きさは計り知れないという。

 人々は、そんな宮廷をこう呼んだ。

 屍上の楽園(キャメロット)、と。

どうも、守尾良平です。

恐らく6日ぶりの投稿ですね。

なぜこんなに間を開けたのかというと、ズバリ「気になったから」です。

1週間ほど間を開けたらPVはどうなるんだろう?というクソみたいな疑問によってこうなりました。

もしかしてこいつ、連載またやめるんじゃね?と思われた方、大丈夫です。多分これからは1週間に1話のペースになるだけで、連載は終わりません。


では、今回も、読んでくださった全ての方に、深い感謝を!

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