表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
猿ごっこ  作者: アダムの林檎
1/4

一章 「逃」 其の一 〜野外授業〜

始めての作品です。誤字があったら、教えてほしいです。次回読みたくなるような小説を目指してます。


其の一 ~屋外授業の日~


今日は年に一度ある屋外授業の日。バスに乗って、「白南(はくなん)」という山で特別授業をする。この山は電波が圏外。建物は特別に建てられた校舎しかない。そこに一泊二日過ごすことになる。


「灰宮くんも、人狼ゲームする?」


「僕はいいよ。」


僕の名前は灰宮(はいみや)。人狼ゲームに誘ってくれたのはクラス委員長の真河(まが)さん。


「灰宮くん、この特別な校舎って、去年行方不明者が五、六人いたらしくて、あまり一人にはならないでね。」


「あ、うん。」


委員長はいい人。優しい人だ。本当にいいひとで、僕のたった一人の友達。人付き合いが苦手な僕に話しかけてくれるのは委員長だけだ。そしてバスが特別校舎に着いた。さっそく外での授業が始まった。

僕らが授業を受ける場所は校舎の中ではなく、外にある木の机と椅子で、太陽にあたりながら授業を受ける。先生の一人は、並んである机の前にある教卓とホワイトボードの前で話し、もう一人は、後ろで座っている。先生は二人だけだ。生徒は40人。横八列に、縦が五。僕は右すみの真ん中。僕は外を見ていた。授業を聞かずにぼーっとしていた。あれ?校舎が燃えている?突然の火事?あれ?みんな気づいていないのか?


「ニャー、ニャー。」


燃えている。この猫、燃えているのに生きているのか?猫が近づいてきた。周りのを囲んでいた森の木々も燃えている。燃えているカラスもたくさん飛んでいる。


「どうなっているんだ。」


僕は訳のわからない状況で止まっていた。いくらみんなを見ても、この異常な状態を見ても、みんな気づいていない様子だ。幻なのか?ずしん。ずしん。そして、森の中から大きい木と同じくらいの生物か近づいてくる。


「はぁ、はぁ、はぁ。」


なんなんだ。猿?熊?巨大な、獣毛な、白眼な、人のような口。そいつは、ボールを持っている。黒いボール。


「はぁ、はぁ、はぁ。」


僕はみんなのほうを見た。みんなまだ気づいていないのか?これは、夢なのか。


「はっ!」


みんなはすでに誰もいなかった。自分だけおいてかれた。みんな先に逃げていた。どうなっているんだ。僕は巨大な化け物が怖すぎて、そこて足がすくんでしまった。


「わきゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぅぅうううう!!!!!」


巨大な化け物がたくさん集まってきた。こっちをみてる。見た目はいろいろ。全身黒いやつや、茶色いやつもいる。どうすればいいんだ。それよりも、逃げたい。早く動け!まず化け物よりも火で燃えそうだ。みんなはどこに行ったのだ?そして、爆発した音が聞こえた。見たら少し遠くの場所で爆発したようだ。


「うわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」


いろんな叫び声。爆発した方から聞こえてくる。そして、みんなが戻ってきた。


「灰宮ーー!!早くっ、逃げろーー!!」


「わきゃぁぁぅ、うきゃうきゃぁぁぁぁ!」


化け物が、僕らに向かって叫んだ。僕に「逃げろ」と言った、星野くんが、化け物に潰された。


「星、、野。」


死んだ。星野が死んだ。僕は星野の飛び散った血を見て理解した。この化け物は俺たち、人間を殺してくる。僕は恐怖が溜まりすぎて、


「うあああああああああああああああああああ!!!!!」


「灰宮くん、しっかりして!!あのボールにあたったら、死んじゃうよ!」


委員長。僕はムリだ。死にたくないんだ。逃げたい。


「うきゃぁ!」


その瞬間、化け物は、委員長に向かってボールを投げて、委員長は爆発した。嘘だろ。嘘だろ。嘘だろ。委員長も、殺されるなんで。もうやだ。死にたくないよ。誰か、誰か助けて。助けて。助けて。怖い。死にたくない。死にたくない。死にたくない。


「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」


「うきゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」


「手を出すな!殺すぞ!」


女の人。銃を持っている。化け物の動きが止まった。女の人は、化け物に向かって銃をむけている。


「少年。死にたくないなら、そこで座ってないで、早く立ち上がって、自分の手を銃の形にしろ!」


僕は、女の人に言われるがまま、右手の形を銃の形にした。その時、化け物がめちゃくちゃ早いスピードで、僕の右手を噛みちぎった。


「いってぇぇぇぇぇぇ!!!!」


めちゃくちゃ痛てえ。化け物、早すぎるだろ。女の人は、僕の手を食べた化け物にむかって銃を向け、


「少年。あたったらごめんね。

アサルトライフル オン ハク 419!!」


女の人の持っていたハンドガンが、形を変形して、白いアサルトライフルに変わった。凄い。まるで近未来映画を見てるようだ。


「きーーーっっ!」


「きぃぃやあぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」


凄いスピードで化け物が倒れてい、、、く、、、、。…………


━━━━僕は、気を失ってたのか。目がさめてから、女の人は、僕に言った。


「君の右手。それは治らない。それでも君は戦わなければならない。あんな猿は、この世にはいない。存在しない。あれは、人間だ。改造された君のクラスメイトだよ。」


其の二に続く。



其の一を読んでくれて、ありがとうございます。其の一は、どうでしたか?ちなみに、委員長は女子です。

其の二では、アサルトライフルを使った女の人がいろいろ話しますよ!


Coming soon!!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ