表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
アルティメット!?  作者: 柳井リュウ
24/38

24

「……はお待ちかねの、地酒プレゼントキーワード発表でぇす。さあ、スタジオの、東川さんから……」』ブチッ。

「……ソノタ、過酷な仕事してたんだな。初めて見た」

ナミユキが呟いた。

「オレは、前にあのソノタ黒歴史、伝説の生放送回を視ちまったよん。モズクといなり寿司とホワイトボロネーゼの放送事故の御宝回だったよん」

ヒラカズがウレシそうに言う。

「なにそれ?」

かわばっちゃんがたずねるとヒラカズが更に口を開いた。

「MCの來留間ちゃん映画の撮影で休みで、東川あつしさんが代理だったんだけど、ソノタが深いプールでのし泳ぎとか立ち泳ぎとかの、古式泳法をして、立ち泳ぎで手にした色紙に、筆で字を書くんだったんだけど、ソノタの古式泳法ん時の衣装が、豆絞りの手拭い頭に鉢巻きして、ウッスい白い六尺ウッ!」

真っ赤な顔で、ソノタがヒラカズの口を、後ろから手を回してふさいだ。

「関係ない話は良いんです!」

ソノタが強い口調で言う。

「大体解った。良く打ち切りんなんなかったな」

と言うあきれ顔のかわばっちゃんに、ソノタの手を振り払い、ヒラカズが教えた。

「打ち切りにはならないよん。なんたって視聴率、零点零零パーセントって伝説的な大記録作った回だもん」

ナミユキがソノタに聞いた。

「有るんだよねそれ、どこ?」

「今日の話には、関係ないんで、教えません。今回の相談はさっきのスポーツの件なんで」

強い口調でソノタが言った。

「わかったわかった、で何?」

かわばっちゃんがソノタに聞いた。

「おんなじスポーツの、あのチームでない、地域チームに入ったんだ」

「思い切ったじゃね。でもドラムなんかより、特技になるじゃん、ぶちギレ監督がオリンピックがなんとか言ってたから、話題性バッチだし、選手やってる役者、アピールできる。種目全体の広告塔になれっかもな」

ソノタの答えに、かわばっちゃんが真顔で言った。

「そだね。ソノタにしては行動が良いよん。あれなら古式泳法の回みたいな事もなさげだしねん」

ヒラカズも言う。

「出来そうなら、やるのがよさそうだけど、かよいきれるの?シーデーツって、本社都内じゃないような気がするんだけど」

ナミユキが首をかしげた。

「で、ケーブルテレビのレギュラーも取れたんだけど、チームと同じ地域なんだよ」

「ふう〜ん。じゃあ、そこに引っ越せば?遊びに行くよ」

ナミユキが軽くいい放った。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ