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アルティメット!?  作者: 柳井リュウ
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「そうですね、アルティメットテーザーボールですから、テーザーも説明しなければなりませんでしたね。アルティメットテーザーボールはアルティメットタックボールとも言いますが」

大隈監督が頷いた。

「そもそも、アルティメットテーザーボールは、北米で生まれたスポーツです。特徴的なのが、体格差による有利不利をなくすために、すべての競技者がテーザーを所持しており、攻撃者や防御者へのテーザー使用するという点でしょう。これにより玉取り玉入れ鬼ごっこを、エクストリームスポーツへと昇華させたのです。この競技を考案したのは、ドイツ人のエリック・ブンシュいう方たち、三人の人物です。アルティメットテーザーボールは、北米だけでもカリフォルニア州に2チーム、フィラデルフィア州に1チーム、トロントに1チームあり、国を越えて4チームのリーグ化をも果たしているのです。そして、【夏期セントピーターズパークオリンピック】においてオープン競技ではありますが採用されたのです。会場もすでにセントピーターズパーク市近郊のクリアウォーター地区に建設中という報告もいだきました。嬉しい限りでございます」

なにやら演説になっている大隈監督の声をバックに選手たちの試合の様子がを映し出す画面。

「さて、肝心のテーザーでありますが、これは元々アメリカの企業である【ティザー社】の名前からとられたものです。ティザー社はスタンガンを作っている会社ですので、スタンガンを指してテーザーと呼称します。これを極低出力なスポーツに使用しても安全な形に進化させ使用しているのがアルティメットテーザーボールなのです。この地区ではかつての特区受付の時に私が担当で【護身特区】申請をし見事に特区に認められたため、現在国内でただ一地区のみアルティメットテーザーボールの練習、試合ができるのです。大学、地域、実業団合わせて最大八チームアルティメットテーザーボールチームを擁しております。そしてセントピーターズパークオリンピック代表候補に何人もの選手を排出するという事に!!」横から大隈が試合を写している画面に写り込み、なにやらフィリップを取り出した。

フィリップには【クールフロックス東日本VSタイ代表!アルティメットテーザーボール・エキシビションマッチ!】とマーカーで殴り書きされていた。

「これも全て私、大隈義光が役場役人時代に特区申請をしたお蔭だと自負しております。【君は何を考えとる、こんな護身特区なんぞ、無駄無駄無駄ぁ!まぁ噛ませ犬的に、俺の案を引き立たせる為に使うが、あくまでも君の案なんぞはカスだ!クズだ!!】と抜かした無能上司!おぼててっか!!」

大隈が逆上したように吠えている画面が、急に切り替わり、ぼんやりした顔で商店街でショッピング中に、試飲的なにかを飲んでいた女MCが写った

「えっ?何を?あぅあ!」

画面が一瞬商店街の空を写しから女MCの顔戻ると、すでに何事もなかったかのように笑みを浮かべた女MCは言った。

「一旦、スポンサーさんからのお知らせを挟んで、外回り其太の来てみた見てみたやってみた、後半で〜す」

画面ではイケメンが豪快にビールを飲んでいるCMが流れはじめた。

※なお、この物語はフィクションであり、作中に同一の名称があった場合でも、実在の人物、事件、団体等とは一切関係ありません。

作中の世界の成り立ち、情報等が現実のものとかけ離れたものであったとしとも、それはこの物語中の世界の物か、作者の誤解、曲解、思い込みであり、情報が提供いただいた方々にはなんら責任はありません。

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