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閑話:異世界に行く

俺の名前は秋伊寺 七太。

現実世界では18歳で、フリーターをやっている。

俺が8歳の時、父親の浮気が発覚し両親は離婚。俺は母親に引き取られた。

その後俺が15歳になったとき、母親が交通事故で死んだ。

不運だった。仕事で疲れた母さんを酒で酔っ払ったやつが運転する車に撥ねられた。

だが、葬式には父は来なかった。俺はそんな父を嫌いになり、一人で暮らすことにした。父はすでに別の人と同棲しており、俺がいないほうが良かったのかもしれない。

高校受験真っ最中に起こった母の死。志望校はすべて落ち、俺は通信制高校に入りバイトをしながら暮らすことにした。

バイトをしていたが、父からの送金があるのでお金には困らなかった。

そして18歳になり、高校を卒業した。そしてビルの警備の仕事に就いた。

しかし、生活は何も変わらなかった。日々に生きがいを見つけることもできず、なんとなく毎日を過ごすだけだった。家ではスマホで小説を読んだり、ゲームをしたりと無駄な時間を過ごしていた。

そんなある日、スマホを見ていると気になるタイトルの小説があった。なんとも思わずその小説を読んでたみた。

その小説は、主人公が異世界に行き最強になる物語だった。俺はその小説にのめり込んだ。そして、それから俺は様々な異世界系の小説を読み、異世界への憧れを強くしていった。

そこで俺は、たくさん読んだ小説の中から異世界への行き方を書いた小説を真似て、異世界へ行こうとしたのだ。

異世界は俺を最強にしてくれる。平凡な毎日から逃げ出さしてくる。そう思っていた。

だが、それは完全に現実逃避だった。


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