表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/22

響く機械音

私が誘拐もとい拾われてから、初めての朝がきた。


私は昨日からずっと彼の部屋の冷蔵庫でラップに包まれて保管されている。中にはお茶や食べかのチョコレートやらが入っているが、それらはどれも冷蔵庫の壁側に押し退けられ、私はそれなりのスペースで爪を扉の方に向け置かれた。今朝、彼はこの部屋を出る前に冷蔵庫を開けて私がいるのを確認したようなそぶりをした。私は逃げられないに。

私を確認した後の表情に嫌なものを感じなかった。拷問部屋で感じ続けてきた心を抉る感覚を感じなったのだ。


何の思惑もなしにわたしを拾ったのだとすると、彼は人の血肉が好きな相当イってしまった人間になる。この冷蔵庫に入るまでに部屋を少し見回したが、特に本は見当たらなかった。まぁ親に秘密にしているしている可能性も十分に有り得る趣味だ。本を隠していても不思議では無い。このままでは彼の情報が少な過ぎる。

彼はどういう人間なのだろう。なにも知らない状態では気が気じゃ無い。

そう考えていて、気付いたことがある。


彼のことを私は知らないのだ。


正確には、印象にないのだ。クラスの奴らの顔は覚えている。私は憎しみで奴等を殺すために何度も奴等の顔を頭に浮かべて、嗚咽を噛み殺しながら私の中で奴等を殺した。

人は嫌なことほど記憶に残るのだろう。その『嫌な記憶』に彼は含まれていなかったのだ。

つまり彼は、あの拷問部屋では数少ない『偽善者』という括りにあたる人だった。

敵意がなかったとしても、何も企んでいないとは言えない。何が目的かわからないそれは思いの外恐ろしいものでだ。


しきりになる冷蔵庫のキーン…という機械音が余計に私を不安にさせた。


こんな拙い文章を最後まで読んでくださって、有難うございます。


お花見をしました。

生憎の雨なのに人が多くて大変でした。

すれ違うときに傘がぶつからないように傘を高く上げて避けていました。

すれ違う相手の方も優しいと、頭上の高い所で傘がぶつかって、ヨロけて、水がバシャーン!となるのである程度優しくない人がいないと誰かが困るのかもしれないなと思いました。


どうでもいいことを書いてしまいました。

こんな拙い文章をここまで読んでくださって有難う御座いました。

宜しければ次話もよろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ