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何時か世界を束ねし者 ~~Tales of the Returner~~  作者: ヒマジン
第12章 始原の人王と未来の真王編

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断章 第22話 イシュタルという女

 昨夜今までの部分で明かされている過去世のお話のまとめと補足を活動報告にあげています。下のリンクからご一読ください。

 さて、『帰還する事のない土地(クル・ヌ・ギ・ア)』へ向けての道のりを歩き始めたカイト達だが、まずイシュタルが用意を整える一方で彼らは彼女の使う古代の飛空艇である『天の舟(マアンナ)』が置いてあると言う地下ドックへと案内されていた。


「へー・・・これが古代の飛空艇・・・」

「飛空艇って何?」

「ん? あぁ、エネフィアじゃ魔力で動く飛行機を作ってな。と言ってもやっぱ飛行機じゃない。だから、飛空艇って名前にしてな」


 モルガンの疑問に対して、カイトが少し前を思い出して告げる。モデルとなったのは地球の飛行機だが、見た目としては船という方が近い。流石に中学生のカイトに航空力学を求める方が馬鹿だ。そして、航空力学が無かろうと魔術さえあれば空を飛ぶ乗り物は作れる。なので、『艇』なのである。


「ま、そりゃ良いわ。で、これはどっちかというと飛行機というより船だろ?」

「うーん、たしかに」


 カイトから言われたモルガンが改めて『天の舟(マアンナ)』を観察する。大きさは大凡5メートル程。一応屋根は付いている。高さは3メートル程。見たところ動力源は古代の魔導炉という所だろう。

 現代の文明では失われているが、よくよく考えてもみればフェイは魔導炉の事を僅かながらにでも知っていた。であれば、それはかつては存在していて、今は失われた技術であるのだろう。ならば、世界最古の文明の名残があるのなら、地球にもそれが存在していても可怪しいわけではない。


「ふむ・・・」

「わかるの?」

「総大将兼雑用は伊達ではないのだよ、ヴィヴィ・・・」


 何処か影を纏わせながら、問いかけたヴィヴィアンに対してカイトは笑う。総大将とは名ばかりだ。やっている事は前に出て敵将の首を討ち取ってくる事と、部隊全体の使いっ走りだ。

 やれ素材が足りないから取ってこい、やれ手が足りないから手伝え、なぞ何時もの事であった。であれば、原理が同じであれば多少は理解出来るのである。そんな黄昏を滲ませるカイトに、ヴィヴィアンは笑ってあげる事しか出来なかった。流石に慰める事は出来なかったらしい。


「そ、そっか」

「うふふ・・・まぁ、お陰でこういう場合にわかるから良いんですよ・・・」


 カイトはそう言うと、とりあえず観察を再開する。そうして見たのは、やはりこれも飛行機というよりも飛空艇という方が正しい、という所だ。詳しい原理は専門家ではないのでわからないが、少なくとも何かを噴射する為の噴出口と思しき物はあった。だが、ウィングとなる翼は見受けられない。勿論、船と言っても帆船ではないので帆は無いし、それを取り付ける為の柱もない。楕円形っぽいUFOみたいだ、とも思えた。


「ふむ・・・ティナに言えば、改良出来そうかね」

「やっていいわけじゃないでしょ」

「そりゃそうか・・・ま、寝ない事考えりゃ、これで良いのかもな」


 そもそも女神がこんな小さな船で寝泊まり、というのは当人からすれば笑い話にもならないだろう。となれば、居住スペースは皆無と見て良いはずだ。本当に必要最低限のスペースしかなさそうだった。と、そんな所にイシュタルがやって来た。


「ああ、それ気になる?」

「おっと・・・」

「ああ、もう良いわよ。女神としてはすでに謁見したし。これからは、同じ戦士として戦うんだし」


 片膝をついて頭を下げようとしたカイトに対して、イシュタルが制止する。そんな彼女の服装だが、ジーパンにTシャツというかなり動きやすい格好だ。長い金色の髪もポニーテールに纏めていている。が、どうやら一部エクステを付けていたらしく、少しだけさっぱりとした印象があった。

 そして、その背には彼女の戦士としての代名詞である大きな弓があった。女神としての時間は終わり。これからは、戦士としての時間の始まり。そう言わんがばかりの服装だった。

 そんな彼女に、カイトとモルガンが笑顔で悟った。終わりを告げに行って終わりではない、と。確実に一悶着あるな、と。


「ですよねー」

「やっぱり帰るー!」

「逃がすと思っとんのか! 絶対に道連れにしてやる! オレ一人じゃ絶対にくたばらねぇ! 勇者は意地汚いんだよ!」

「うきゃー!」

「こいつら・・・」


 ある意味と言うかある意味でなくてもすごい。それにイシュタルは思わず戦慄が走る。これでもイシュタルといえばこの地球の現代文明のほぼ全ての女神の祖と言える超偉大な女神だ。女神達からすれば、己の主神以上に敬う相手だ。

 サバサバしているのでそう思いにくいが、彼女の前ではあの奔放なアフロデーテやアテネさえ背筋を伸ばす程に、偉大な女神なのだ。中国でも現在カイトと交戦中の九天玄女は下はと言えば彼女とのつながりが指摘される。この地球上の神話において重要な立ち位置に居る女神の全ての祖。それが、イシュタルという女神だ。

 その前でここまで巫山戯られるのだ。よほどの馬鹿か、神さえも己の前では等しく見るギルガメッシュが待ち望む真の王か。そのどちらかしか、あり得ない。カイトがそのどちらかなのかを見極めるのが、今回のイシュタルの目的の一つだ。


「はいはい、二人共。イシュタル様がいらっしゃってるんだから、そこまでにして」

「おっと・・・これは失礼」

「いまさら・・・?」


 うやうやしく一礼したカイトへと、イシュタルが呆れ返る。彼女の言うとおり、今更取り繕った所で無駄だろう。というわけで、彼女は呆れながらも先を促した。


「はぁ・・・さっさと乗んなさい」

「うぅ・・・相棒なんだから許してー」

「やだよ。相棒なら来いよ」

「やだー」


 歩き始めたカイトに対して、モルガンがうだー、とカイトの肩で伸びる。何度目になるかはわからないが、一応言っておく。これで彼女は三人の子供――他は異母なので実子ではない――を抱えている母親である。

 が、子供達はずっと落ち込んでいた母親が元気になってくれて嬉しいらしく、一切何も苦言は言われていないらしい。モルドレッドとガウェインに至っては再婚もやぶさかではない、との事であった。アグラヴェインは黙して語らない為、何を考えているのかは不明である。

 閑話休題。そうして中に乗り込むと、やはり見た目相応にかなり狭かった。操縦席はあるが、他に誰かが乗れる様なスペースはない。一応荷物を置けるぐらいのスペースはあるが、その程度だ。


「そこら辺に腰掛けちゃってー。これ、アトランティスの遺産だって話だから、文句はそっちの滅んだ奴らに言ってねー・・・ま、これで文句言ったら叩き出すんだけど」


 イシュタルは操縦席で何かを弄りながら、後ろのカイト達へと振り返ることもなく告げる。操縦席にあったのはマニピュレータではなく、肘置きの先端部分に2つの魔石が取り付けられた椅子だけだ。

 どうやら、思考制御とでも言うべきシステムになっているのだろう。操縦方法そのものに関して言えば、エネフィアの飛空艇よりも遥かに洗練されている様子だった。


「話? 伝聞なのか?」

「ああ、これ元々お父様の宝物庫から借りパ・・・お借りしただけだから。ヴィマナ作るって言ってたインドに貸して帰って来る所を強だ・・・お借りしたのよ」

「あ、そっすか」


 強奪の挙句に借りパク。イシュタルらしいと言えばイシュタルらしい仕業に、カイトは半笑いでそう言うしかなかった。如何に彼とてこのままここに放り出されると困るので、今は彼女の機嫌を損なわない方が得策だろう。

 ちなみに、メソポタミアの神々は大概イシュタルには甘い。と言うか、激甘だ。なのでなんだかんだこれで許されるのが、彼女のお得な立ち位置であった。


「さて・・・ハッチ開放」

『ハッチ開放』


 イシュタルの言葉を受けて、外で何かの機械を弄っているらしいメイド達が地下ドックの天井を開く。そしてそれと同時に、ゆっくりとだが『天の舟(マアンナ)』が傾いていく。


「システム、オールグリーン」

『どうぞ』

「じゃ、行ってくるわね。あ、ワンコ達のお世話よろしく。3日か4日程帰れないと思うから、私の晩御飯とか要らないからね。今度は、きっちり終わらせてくるから」

『かしこまりました。ご武運を・・・では、行ってらっしゃいませ』


 メイドの言葉を背に、イシュタルが肘置きに設置された魔石を通して、『天の舟(マアンナ)』の飛翔機に向けて魔導炉の魔力を送り込む。そうして、次の瞬間。まるでカタパルトで射出されたかの様に、『天の舟(マアンナ)』が発進するのだった。




 さて、発進した『天の舟(マアンナ)』だが、全部を覆われていないにも関わらず風等の侵入は無く、至って快適だった。と、そうして発進したらオートパイロットシステムでもあるのか、椅子が回転してイシュタルがカイト達の方を向いた。


「さて・・・改めて、はじめまして。イシュタルよ」

「カイトだ」

「モルガンでーす」

「ヴィヴィアン。ヴィヴィって呼んでね」


 どうやら、イシュタルは基本的に気さくな神様らしい。己から手を差し出して握手を求めてきた。ここらは、カイトからは好感度高かった。気取るよりも遥かに良い。が、そんな彼女はカイトへと当たり前と言わんばかりに問いかけた。


「さて・・・それで、聞いておきたい事があるんじゃないかしら」

「聞いて良い事かどうかわからないので聞かなかった、としてくれないか?」

「駄目ね。聞いておきなさい」

「やれやれ・・・」


 カイトがため息を吐いた。イシュタルといえば、どの逸話においても必ず一つの結末というか一つの話が付き纏う。それは、彼女がまず男好きの女神であるという事と、そして彼女に惚れられた男はすべからく良くない結末にたどり着くという事だ。

 そして惚れられた後の結末を知るが故にそれに素気無くしても、今度はその悋気と言うか勘気を買って良くない結末にたどり着く。ギルガメッシュなぞその良い例だ。彼はその結果、最愛の友であるエンキドゥを失った。基本的に彼女には絡まれたら負けという、ある意味最悪の女神なのだ。

 勿論、それだけでは絶大な信望を受けるわけもない。なので自らを奉ずる者達には非常に優しい。今の様を見れば、基本的にはさばさばとした気さくな女だ。女受けも良いだろう。怒らせれば誰よりも怖い女神であるだけだ。というわけで、カイトはそんな女神の指摘を受けて、己の思った疑問を指摘する。


「館に少しだが滞在して思ったのは、男の匂いが一切無かった事だ。夫であるはずの牧畜神ドゥムジの影も形も見受けられなかった。そして、今の貴方には左手の薬指に指輪もない・・・当時の風習では無かったので良いが、今の貴方の服装や常識を鑑みるに、男避けとして指輪をしていても不思議はないはずだ。それが無いという事は、彼らはあの館には居ないということ。貴方が存命の時点で、死んだとは思いにくい。彼らは何処に?」

「別れたわ。そもそもドゥムジは好きじゃなかったし。あの男、自分が優れてる、って言っておきながらいまいちパッとしない男だったのよ。お兄様の面子を立てて結婚しただけよ。子供も居なかったと言うかあいつの子なんて生みたくもなかったし、円満・・・じゃなかったけど離婚したわよ」


 イシュタルはカイトの質問を受けて、彼女が答えるべき事を答える。ちなみに、ドゥムジが好きではない、というのは神話を考えればわかる話だ。

 そもそも、彼女はドゥムジと一緒に婚約者として推挙されたもう一人の方が好みだった。そして、『イナンナの冥界下り』の一件を見ても夫婦仲も良い物ではなかったのだろう。別れていても不思議はない。

 が、それでも疑問は残る。他に彼女が見繕った男は兎も角、今は男は誰も居ないのだ。メイド、つまりは女官しかいないのである。これは性に奔放な神として伝えられる彼女としては、些か不思議がある話だ。


「ま、あの頃の私はまだまだ青かった、って思ってよ・・・人の顔色ばっかり窺って」

「え?」

「ちょっと! 何よ、その反応!?」

「い、いや、ねぇ・・・」

「こっちに振らないでよ」


 自由気まま、勝手気ままな彼女が人の顔色を窺ってばかりだというのだ。あまりにあり得ない言葉に思わず反応してしまったカイトだが、それ故にヴィヴィアンに視線を向けるも彼女からは苦笑されるだけだ。さすがの彼女でも何時ものニコニコ笑顔は浮かべられなかった様だ。

 とはいえ、自由気ままにやっていた事は彼女もわかっていたらしい。まぁ、一説には100人以上も毒牙に掛けた挙句、ギルガメッシュに己から告白してそこらを延々と指摘されてこっぴどく振られているのだ。

 これで人の顔色を窺っているのなら、どんな悪女でも人の顔色を窺っている事になるだろう。なのでため息一つで、カイトの失言を許す事にした。


「はぁ・・・まぁ、良いわ。あれで好き勝手やってない、って言っても不思議に思われるだけだものね。ま、それでも私は私なりに、気を遣ってやってたのよ」


 イシュタルはそう言うと、僅かばかりの苦笑を滲ませる。自分自身で少しは悪い事をした、とわかってはいるのだろう。そして、そうなった原因もわかっているらしい。だからか、今の彼女にはそんな荒々しさと言うか、男に対しての悪辣さが無かったのだろう。


「さて・・・その上で、一応言っておきましょう。貴方が『真王』でない限り、私は貴方に何もしない事を明言しましょう」

「『真王』?」


 カイトは初めて耳にする単語に、首を傾げる。


「『真王』とは・・・はぁ? 言うな?」


 解説をしようとしたイシュタルだが、どうやら何処かから横槍が入ったらしい。おそらくこの状況だ。どう考えてもギルガメッシュしかあり得ないだろう。彼には特殊能力の一つに、遠くを見る千里眼の様な力が備わっていると伝えられている。それを考えれば、ここを見ていても不思議はない。


「随分と目をかけられているわね、あんた・・・何したの?」

「何も? 勝手に先生が期待を掛けてくるだけだ」


 少しの嫌そうな顔を浮かべて、カイトがため息混じりに首を振る。素直に、嫌としか言えない。幾ら親愛なる恩師の言葉であろうと、これは承服しかねた。

 彼は彼の言う通り、本気で統治者になぞなりたくはないのだ。その器でも無いと思っている。状況で指導者的な立ち位置に立っていたり、勝手に周囲に持ち上げられるだけだ。彼としては、本当に止めて欲しい事この上ない。


「ふーん・・・じゃあ、あんたは自分では王になるつもりは無い、と?」

「当たり前だ。誰が王さまなんてなるかよ。めんどくさい」

「欲のないと言うかなんというか・・・面白みのない男ね」

「それで結構。天下取っても良い事なんぞ何も無い。地位なんぞ全部他人の為にやってるだけだ」


 イシュタルの評価に対して、カイトは不機嫌さを隠す事もない。まだ、やっかみや茶化しとして王というのなら受け入れられる。そして大抵、カイトに対する王という評価はそういうやっかみが含まれている。

 だからこそ、彼も時折王を自称する。やっかみを逆手に取っての事だからだ。それぐらいの度量は彼にもある。が、ギルガメッシュは本当に彼を王にしようと思っているのだ。これだけは、素直に辟易していた。

 できれば、平穏に生きたい。平々凡々大いに結構。張り合いがある生活も良いが、何もないのならそれが一番だった。


「ふーん・・・」


 イシュタルはそっけなくしながらも、カイトへの観察をやめる事はない。ギルガメッシュは、言った。彼こそが『真王』であり、己の後継者である、と。

 であれば、イシュタルが待ち望んでいた男でもある。己の本当の心を知った彼女の、本当の望み。それを達せられるのは『真王』だけだ、とギルガメッシュその人が言ったのだ。


「ま、あんたはそれで良いんでしょうよ」

「そうだな。オレはオレのやりたいようにやらせてもらう。それだけだ」

「そうね」

「うん、それでこそカイトだよ」


 僅かな不機嫌さを残しながらも機嫌を持ち直したカイトに、ヴィヴィアンが笑いかける。イシュタルの言う通り、そしてカイト自身が言う通り、己がやりたいようにやらせてもらうだけだ。そしてそうであればこそ、イシュタルも付いて来た甲斐がある。そうして、イシュタルが小さくつぶやいた。


「基本は、ギルガメッシュと同じね・・・でも、王としての自覚は無い、と・・・」


 最初期のギルガメッシュ。王となる前。神話に記されるよりも前のギルガメッシュ。最も古い頃の彼にカイトはそっくりだ。そう、イシュタルは遠い過去を思い出す。あの日から、神々は変わっていった。


「ギルガメッシュは神々を変えた・・・なら、貴方は神様をどう変える?」


 イシュタルは目を閉じたカイトへと、小さく笑う様に問いかける。ギルガメッシュが成した事は偉大だ。それは神々が彼を認めている事からも分かる。それに後継者と見込まれている。そのプレッシャーは並々ならぬ物だろう。

 だが、彼はそれを受け入れない。王ではないのか、王としての自覚と覚悟が無いのか。それを、見極めねばならない。それが、メソポタミアにて王を定めた者の一人であるイシュタルの目的だ。そうして、彼女は道中でもカイトの様子を観察し続ける事にするのだった。

 お読み頂きありがとうございました。

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