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何時か世界を束ねし者 ~~Tales of the Returner~~  作者: ヒマジン
第11章 ミズガルズ救援編

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断章 後始末編 第34話 後始末

 日本での戦いの終了から、少し。『梁山泊(りょうざんぱく)』の本拠地では、荀彧と陸遜が戦いの状況をまとめていた。


『九州は撤退終了か』

『京都の皇家を襲撃した部隊は現在撤退中。潜水艦が出ているので、帰ってくるのはしばらく先でしょう。こちらの被害状況についても、想定の範囲内ですね。怪我人は居ますが、死者はゼロ。敵とてこれでこちらに自分達に匹敵する力を持っている者達が居る事は理解出来たはずです』

『『日本首相』襲撃はほぼ成功か。途中龍と木精の援護は予想外ではあったが、それを差っ引いても上出来の結末ではある』


 荀彧が最後に関東での事件を纏め上げる。実は彼らとしては、内藤が半死半生に追い込まれた時点でどうでもよかった。それだけで十分に威圧効果にもなるし、周囲へ向けて自分達の戦力の喧伝にもなる。

 が、そう言ってしまうと確実に朝鮮半島系の魔術師達は内藤に痛手を負わせた時点で撤退する。それは有り難くない。一応殺せるのが最上の結果だ。ならば、それをしてもらうだけだ。

 なお、それが難しいだろう事については、実のところ彼らも把握していた。なのでほぼほぼ送り込んだ魔術師達の帰還出来る見込みはなかったが、実はそれさえも彼らの策略だった。失敗すればこうなるぞ、という見せしめも含んでいたのだ。この一件は一石三鳥を狙った作戦だった。


『占術師達と傭兵達の被害状況については?』

『こちらは想定以上の被害ですね。京都に派遣していた者は全ては壊滅。ここが一番痛い。九州は<<鬼島津(グイシーマンズ)>>が出た事で想定以上の被害を生みました』

『また、<<鬼島津(グイシーマンズ)>>か・・・』


 陸遜からの報告に荀彧がため息を吐いた。鬼島津。中国では<<鬼島津(グイシーマンズ)>>と呼ばれる猛将だ。その血筋は今でも色濃く受け継がれており、表には出ないが、裏では世界的に知られた名だった。


『どうにも彼らと鬼が共同していた様子です。それで、被害が想定以上、と』

『鬼の血を引く鬼武者・・・厄介だな』


 陸遜の更に続けての報告に荀彧はため息を吐いた。九州が今なお秩序が保たれているのは、これ故だ。鬼島津、と言われるが実は真実、彼らは鬼の一族と血を交えていた。それ故、ある種の畏怖を込めて、敵からも味方からも島津家に属する武士やその子孫達を『鬼武者』と呼んでいたのであった。


『島津義弘と島津豊久・・・何時の世も、我らはこの二人の血筋に苦しめられるか』


 荀彧が苦笑する。荀彧は又聞きだしどうでも良い事、と流しているが、日中戦争期にも島津家には苦しめられたらしい。どうにも鬼の血を引いているからか、代々島津家の者達には毒の効き目が悪いらしい。

 そして勿論、当人達の武力も並ではなく、並の暗殺者では相手にならない。なので暗殺さえ有効と言える手段ではない。純粋に武力で上回るしかなかった。


『まぁ、彼奴らの対処はおいおい考える事にしよう。最悪は戦わずして勝つ、という事も考えるべきだろう・・・それで、欧州の状況は?』

『こちらの被害はそこそこ、ですね。イギリスのアーサー王を怒らせた可能性も高い、と』

『想定内だ』

『はい』


 当たり前だが、騎士の代名詞とさえ言えるアーサー王だ。一般市民を巻き込んだ作戦を展開した時点でその激怒を買う事ぐらいは簡単に想像出来る。それが出来ないようでは軍師なぞやるべきではない。

 なのでこれについては、それで良しとすることにした。とは言え、何ら被害もなく、ではなかった。被害は出ていたらしく、陸遜の顔が少しだけ歪む。


『ですが・・・』

『どうした?』

花栄(かえい)殿は撤退時にオーディンの槍の直撃を受け戦死。朱武(しゅぶ)殿と文醜(ぶんしゅう)殿は宝物庫への襲撃に際し、思わぬ敵との遭遇により戦死。ほかは手傷を負うも離脱時に『身代わりの布』を使い、なんとか生還出来ましたが・・・』

『何? 花栄と文醜が死んだ?』


 もたらされた報告に、荀彧が顔を顰める。戦死した三名の内、文醜を除いた二人は『水滸伝』に記されていた名だ。そして後者の朱武という男は兎も角、撤退の援護をさせていた花栄が死んだのは想定の範囲外だったらしい。


『はい・・・神域の外れより典韋殿らの撤退の援護をしていたのですが、オーディンが動き投槍の一撃で、と』

『そうか・・・最前線を戦う事になる文醜は想定されていたが、花栄は痛いな・・・まさかオーディンが動くか・・・神々はまだまだ動かぬと見たが・・・少し想定外だったか。奴にも伝えておけ』

『はい・・・あ、彼にはすでに伝わっていると思います』


 二人は少しの悲しみと共に、戦力的な損失を悼む。花栄は原典の『水滸伝』では弓の名手とされ、そのコードネームを受けた花栄もまた、今回の戦闘の撤退の援護に選ばれる程の弓の名手だった。そして文醜とは『三国志』に記された猛将の名で、その名に恥じぬ武勇を誇っていた。

 が、どちらにせよ、カイトが連れてきたフェルグスに敵う相手ではなかった。負けたのは当然だっただろう。そして彼らはこの時はまだ、スカサハ達の復活を正確な情報として知らなかった。知りようもないのだから、しょうがない。イギリスのフェイでさえ知ったのはカイト達が北欧に入ってからだ。対策を立てられるわけがなかった。


『それで、思わぬ敵は?』

『文醜殿と朱武殿はそれが・・・聞いた話では、フェルグス・マック・ロイと』

『フェルグス・マック・ロイ? ケルト神話のか?』

『はい』

『封ぜられていたのでは無かったのか・・・』

『何らかの縁がありブルーに与する事にした、と当人が明言していた、と』


 陸遜の報告に荀彧が頭を悩ませる。これは流石に想定外だったらしい。千年以上も隔絶されていた彼らが出てくるなりカイトに協力した、とは想定外だったのだ。まぁ、そもそもその隔絶を解いたのとてカイトだ。そこらも合わせて知っておかねば、理解は出来ないだろう。


『今回は痛み分け、という所か・・・』

『総合的には、そうなるかと』


 荀彧の言葉に陸遜も同意する。今回、戦力的な意味ではカイト達は一切損失を受けていない。他方、彼らの側は部隊でも有数の猛将である三人を失った。これだけ見れば、109人の内のたった三人だ。それも木っ端な戦士ではなく、かなりの猛将だ。失ったのは痛い。

 が、他方他国への影響と言う面で見れば、カイト達の方が痛い。彼らの側は戦う者が死んだので、死んだとしてもそれは当然と見做せる。

 が、カイト達は総理大臣という国の頭にも近い人物を失いかけたのだ。そして怪我の治療等を考えれば、当分復帰は無理だろう。地球でも有数の陰陽師達、という評判に傷が付いた。勿論、それはあくまでもカイト達が他国に出ていたから、という見方も出来る。

 そしてそれは即ち、カイト達に真正面からでは勝てないと白状しているようなものだ。完全にカイト達の有利が失われたわけではない。痛み分け、と見るのが正解だろう。


『わかった。では、後は郭嘉の帰還を待って、詳細を聞く事にしよう』

『ええ』


 一通りの総括を終えて、荀彧と陸遜が立ち上がる。とりあえず作戦はすべて終了したのだ。これから一度会議をして、道士達に報告しなければならなかった。そうして、彼らは部隊の軍師達による会議へと向かう事になるのだった。




 一方、その頃。カイト達はと言うと、さすがに事が事なので急ぎ足でスウェーデンを後にする事になっていた。


「もう行くのか?」

「さすがに内藤総理がやられたのは痛い。オレも戻り、陣頭指揮を取るべきだろう」


 ジークフリートの問いかけに、カイトが頷く。現在日本は官房長官が代理として事後処理を行っているが、アメリカを筆頭に他国との折衝を考えれば、カイト達が出ざるを得ないだろう。

 それに、裏方のトップである皇志も気絶してしまっている。皇家が中心となって取り纏めているらしいが、何時目覚めるかは不明だ。やはり指揮系統には不安が残る。陰陽師達の指揮も取る必要があった。そしてジークフリートに別れを告げると、カイトは今度はアルトの方を向いた。


「アルト。悪いがエリザとエルザを頼む。一応、イギリス政府も動いてはくれているし、二人の力量も安心出来るが、お前らが居てくれると有り難い」

「わかった・・・流石にこの期に及んでイギリスで騒乱はしないとは思うがな」

「だと思うが・・・一応、頼む。こっちはアメリカにこいつ置いたら即座に日本に入る」


 アルトの言葉に、カイトは再度頭を下げる。なお、こいつとはティナだ。事情の説明の為にティナをアメリカに送るつもりだった。

 既に連絡はジャクソン達に送っており、向こうも今回の一件について詳細を聞きたい、と受け入れの姿勢を示していた。エリザとエルザはフェイ達イギリスへ向けての事情説明と、もう一つのある理由で、だ。


「クレスは居残りだったか?」

「ええ。あなた方が去った後、また来る可能性が無いではない。私は父ゼウスの言葉も有りますので、しばらくはこちらに」

「ま、安心してくれや。こっちは俺様にジークも居る。本来遅れは取らねぇよ・・・ってか、遅れは取ってねぇよ」


 クレスの言葉を引き継いで、ベーオウルフが明言する。さすがに今回の一件で『梁山泊(りょうざんぱく)』の面々は少々やり過ぎだったらしく、今まで各地に飛んでいた英雄達も続々と帰還を始めていた。更にはスウェーデン政府に頼まれて、神々を集めて対応等の会議も入るそうだ。この上ギリシャ神話に名立たるヘラクレスまで居るとなれば、警備体制は万全だろう。

 そうして出来る者達だけで各々の別れを手短に済ませていると、今まで全員の帰還の用意を整えていたスカサハとルイスがやって来た。


「用意出来たぞ」

「サンキュ・・・ジーク。オーディン殿にはまた伺う、と」

「わかった。今度の時にはスクルド殿と娘にも会ってやってくれ。あれが言いたいことがある、だそうだ」


 最後にカイトはジークフリートへと頭を下げると、足早にスカサハが用意した影へと入ろうとする。行き先はイギリスだ。そこから地脈を使ってアメリカへと移動して、更にルイスに頼んで彼女の転移術で日本へと帰還するつもりだった。

 なお、スクルドとブリュンヒルダが居ない理由はスウェーデン政府やスウェーデン軍との折衝の為だ。さすがにスウェーデンが誇る大学へのテロ行為に軍部は相当頭にきている――ここの卒業生も多かった事も影響した――らしく、即座に動いてくれた『戦乙女(ヴァルキュリア)』達に感謝を述べると共に、報復を睨んだ動きをお願いしたい、と依頼してきたのだ。

 今は政治家達が必死で抑えているが、それもかなり危険水域らしい。対処を一歩間違えば報復に出かねない、とこちらもまた、『戦乙女(ヴァルキュリア)』達に支援を要請してきたのだ。それ故、スクルドもブリュンヒルダも慌ただしく動いていて、見送りに来れる状況ではなかったのである。


「わかった。伝言、感謝する」

「ああ、それと、次の機会にはクリームヒルトとブリュンヒルデにもな。興味を覚えていた」

「なん・・・だと・・・」


 カイトは影の前でがっくりと膝を屈する。神話の中でも特に気が強いだろうこの二人にお目通りだ。しかも現状、カイトは婿候補として見込まれている。嫌な話だった。とは言え、落ち込んでいる暇は無い。というわけで、モルガンがカイトの襟首を持ち上げて、強引に立たせる。


「はい、立ち上がる」

「うぅ・・・はぁ・・・帰ろう」

「そういうこと。じゃ、行こ」


 モルガンはカイトを立たせると、どこか引きずるように一緒に歩き始める。なお、ヴィヴィアンはカイトの肩に座っていた。そうして、カイトは足早に北欧を後にする事になるのだった。




 さて、アメリカにてティナを置いて、更に即座に日本へと帰還したカイトは先程までの嘆きっぷりはどこへ行ったのか、と言うぐらいの様子で首相官邸に入ると即座に指揮を開始した。

 既に首相官邸には皇家の使者達と官房長官と星矢が待機していてくれた。現状、裏も含めて指揮を取れるのはカイトしか居ない――いくら天道財閥と繋がる星矢でも陰陽師達への指示は難しい為――のだ。即座に戻る、と行った時には非常に有難がられた。


「被害状況を教えてくれ」

「九州戦線の死者は現在確認中。けが人は多数。が、島津のお陰で死者はそこまでは多くはならない、との連絡が」

「隠蔽については?」

「内藤さんの件の隠蔽については、車への落石事故で通す。道路はその件で封鎖。既に天道財閥が動いて封鎖は終了させた」

「九州戦線は箝口令を敷いた。ご家族には申し訳ないが・・・」


 カイトの問いかけに、星矢と官房長官が各々が下した指示を告げる。既に速報という形で内藤の件は日本国中へと知られていた。隠蔽した所で遠からず道士達の手の入った報道機関が露呈させるだろうし、内藤がいつまでも姿を見せなければ誰もが怪しむ。彼が重傷を負った時点で完全な隠蔽は不可能だった。


「内藤総理の怪我は?」

「幸い、最悪の状態は脱した。そちらが配下に置いた少女達が即座に動いてくれたお陰で、なんとか助かった。まだ意識は戻らないが命は助かるだろう、と言うのが医師の意見だ。現在は天神市の天道財閥が経営する大病院に入院させている。警備体制は天道ではなく『秘史神(ひしがみ)』が請け負った」

「回復には?」

「少し時間が掛かるそうだ。内藤さんは歳も歳だ。体力的な衰えも大きい。無理は出来ん。今生きているのとて、かなり奇跡に近いそうだ」

「そうか・・・こちらからも最上の治療薬を持っていくが、隠蔽を考えれば即座の退院はさせるべきではないか・・・」


 星矢とのやり取りを終えると、カイトは内藤の怪我の状況から対処を見繕う。運転手と秘書が死亡、内藤も重傷。かなり痛い状況だった。とは言え、こちらは隠蔽を含めて終了している様子だ。なのでカイトは次に陰陽師達に問いかける事にした。


「皇志殿はどうだ?」

「まだ気絶中です。が、命に別状はありません。そちらからの怪我薬も届きましたので、しばらくすれば目覚めるかと」

「そうか・・・そちらの警備体制の見直しなどは、皇志殿が復帰次第すぐに頼む」

「わかりました。楽園と紫陽の者に力を借りられますか?」

「ほぅ・・・良いだろう。こちらから話を通す。共同についてはそちらで頼む」

「わかりました」


 カイトの求めに応じて、陰陽師達が一応今の内に整えられる手筈を整えるべく動き始める。そしてその傍ら、カイトはそちらでの被害状況を問いかける。


「それで、京都戦線の被害状況は?」

「幸い、犠牲者は無し。怪我人は多数ですが・・・」

「怪我人の搬送は?」

「既に・・・が、一つ気になる事が」

「気になる事?」


 陰陽師達の言葉に、カイトが首を傾げる。


「敵は負った怪我を一瞬で癒やす術か道具を持ち合わせている様子です」

「あー・・・そういや、叔父貴と大兄貴も言ってたっけ・・・軽い怪我ぐらいなら、包帯巻いたらすぐ治ったって・・・」


 時間的にカイトは詳しくは聞けなかったが、どうやらこの包帯は敵の標準装備に近い物なのだろう。実力差が離れていない場合には、一気に仕留めきれないだろう。ならばこれを使われてこちらがジリ貧になる。対処は考えねばならない様子だった。


「どの程度の効力だった?」

「草壁の嫡男と御子神の長子の戦闘の折り、胸に致命打を受けても蘇生した、と。詳しい事は両名にまだ聞けていません。聞かれますか?」

「ああ、後で聞こう」


 あの二人か、とカイトは幼馴染の戦果に少し感心しつつも、無事だった事に安堵する。やはり彼も気が気でない様子だった。とは言え、それを聞くのは後だ。今は対処を告げるべき時だった。


「が、こちらはそれでも討伐出来た。大火力で跡形もなく消し飛ばせ。フェルグスの大兄貴はそれで消し飛ばした。それか、頭を射抜け。オーディン神とフィンの叔父貴はそれで仕留めたそうだ。治癒出来るにも限度がある様子だ。もしくは、一気に攻めきれ。包帯は巻かないと効力は発揮しない様子だ。裏返せば、その隙を作らせなければ良いだけの話だ。致命打からの蘇生は原理がわからん。安易に判断せず、油断はするな」

「わかりました。全軍に通達します」

「そうしろ。個々の力量であれば上回る者は少なくないはずだ。油断しなければ勝てる相手だ」

「はい」


 カイトからのアドバイスを受けて、陰陽師達は即座にそれを伝えに走る。何時再度の襲撃があるとも知れないのだ。対応策は即座に全軍に通達しなければならなかった。そうして、カイトはしばらくの間各所への隠蔽の指示や警備体制の見直し等に奔走する事になるのだった。

 お読み頂きありがとうございました。

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