表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Jyukai  作者: 枕木きのこ
10/21

10

「それ、交霊術だと言うじゃないか」

 加美西の反論に、

「俺も聞いたことがあるな。それにこんないかにもな場所でやって何も起きないと言えるのか」

 野間口が続くが、

「平気さ」桜庭はもはや目も開かないのか、固くまぶたを閉じ、声音も眠そうに、「何、ぴたりと五人いるんだぜ。何かが紛れ込むような余地なんか存在しない。それに大抵、ああいうものは下準備やら手順というのをきちん整えていなければ、作用もしないだろう」

 その有用性を思索するかのように二人が黙ると、

「それ」と泊が声を出した。「ひとり居なくなっている、という説もあるらしいですよ。そうなのだとしたら、居なくなるのは、誰でしょうね」

 すっかり醒めることを吐いた泊が、一番寒そうに身体を震えさせている。

 私は、彼らは、いつまで正気で居られるのか。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ