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訓練二日目①


訓練二日目も昨日と同じようにキャメリアに起こしてもらった。二人で朝食を食べ、またキャメリアに集合場所まで案内してもらった。


集合場所は講堂だった。


今日はもうほとんどの勇者達がそろっていた。座っているのは後ろの席ばかりだった。前の席はがら空きだったので、俺はあいている前の席に座った。


座って間っていると。ガロさんが入ってきた。


魔法と常識の講座もガロさんがやるのだろうか?そう思ったらもう一人ローブを着たいかにも魔術士見たいな人が入ってきた。


「紹介しよう宮廷魔術師のパルミエ・パルマ導師だ。」


「パルミエ・パルマだよろしく」


「これからの講義は基本はパルマ導師がおこなってもらうが、仕事の関連でパルマ導師が都合が悪い場合は俺が担当する。今日は基礎しか教えれないので、俺が担当するのでよろしく。寝るなよ!!」


さすがガロさん分かってらっしゃる。後ろの席に行った連中は隠れて寝る気だね


「パルマ導師明日からよろしくお願いします。」


「分かった。」


そう言うとパルマ導師は退出して言った。


「それじゃ始めるぞ」



そう言われ講義が始まった。始まってすぐ思った。ノートと書く物がほしい。通貨はや国の仕組み簡単な歴史について話しているのだが、いきなりすぎて話が左から右に流れてしまっている。


「ガロさんすいません。ノートと書く物を貰えないでしょうか?いっぺんにいろいろ言われても一度に覚えられないので」


社会人の基本!そこでの仕組み・ルール・仕事の基本はメモをとるべし。言った本人は、前に教えたしできるだろうを思う。でも教えられた本人は一度言われたぐらいで覚えられないと思う。教えるほう教わるほうで互いに認識の違いがでてします。基本教わるほうは、一度教えてもらったことは二度教わらないつもりでいないと社会では通用しない。


「悪いがノートとは何だ?」


「言われたことを書き写す物はありますか?できればいらない紙を何枚か?」


「すまないが、この世界では紙は貴重品でね。支給はできない。」


「ではすいませんが、通貨のところもう一度お願いできますか。よく分からなかったもので」


「分かった。他の勇者達も分からないところは言ってくれ。聞いて理解してもらわないといけない。

聞いて理解でなかったら、もう一度説明する。」


通貨だが白銀・金・銀板・銀・銅板・銅・鉄板・鉄・小鉄のコインだ。通貨は国で作成して流通させているそうだ


日本円に直すと。白銀=1000万円 金=5万円 銀板=1万円 銀=5000円 銅=1000円 鉄板=100円 銅=10円 小鉄=1円


白銀は国の証明書がつくそうなので、使用するときはこの証明書も必要だと


他の種族も通貨は一緒なのだが、形状がちがうので使用はできない。人間族が丸で獣人族は四角でエルフは楕円で魔人が円の中心に穴があいている。


他の国の通貨がまったく通用しないわけではないが、他の国の通貨で銅から下の通過はどの店でも通用はしない。通用してもその価格の1/5まで下がる


そうでもしないと他の種族と通貨がごっちゃになってたまらんよな。


勇者の一人がガロさんに質問をした。


「僕らって月にいくらか貰えたりするんですか?」


「国として支払う予定だ。勇者達は金貨2枚だ。」


「おおーー!」


勇者達が喜んでいた。ただ俺は聞き逃さなかった。”勇者達は”といっていた。ガロさんに俺はと視線をむけると、小声で


「銀板2枚。」


1/5だと!!しかたない能力給なんだろうな。


「勇者達への給料ははっきりいって、一兵卒としてかなりの高額だ。これは国からの誠意だと思ってくれ

なお獣人族・魔人での防衛戦闘。領地奪還。それらの戦闘で武功をあげたものには、別途褒章をだす。さらに、武功数に応じ、月の給料も変動する。ただ勇者として戦っている間は金貨2枚が最低賃金だ」


「やる気出てきたーー」



勇者達がさらに喜んでいる。そしてまた俺がガロさんに視線をむける。俺はと?


「君も一緒だ、ただ武功をあげれたらね」


そうですね、勇者と違って俺は一般人ですからね。


「勇者達の給料は国からの誠意であり、期待であり、国民からの願いもこめられている。君達の給料は国民からの税と神殿の御布施だ。神殿も勇者達の為に国民に呼びかけて、お金を集めているのだ。」


神殿は勇者達の生活の為にチャリティーをしているのか。


「人間族の思いがこめられていると思ってほしい。あとはそのお金を王都で使ってほしい武功をあげたお金で、月の給料で、そのお金が一般国民に流れれば国も豊かになる」


経済論ですな、ガロさんほんと何者?騎士団長ってこんなに頭がいいのか?そうお金の流れや産業のことを言っているのだ。領地が増えればその分収穫が増える。お金は使わないで貯めておくとお金の流通が止まり、飲食業などから悪化が始まる。誰も飲食いでお金をを使わない。次いで誰も物を買わない。すると物を作るお金がない。それを勇者達に率先して飲食いや物買い物をしてもってお金の流通をはかりたいのだろう。飲食いでもうかるなら新領地での生産もすすむからだ。


「ただお金を使ってほしいとは言ったが。借金はするなよ?勇者にそんな話をもちこむやつはいないと思うが念のためな。もしそんなことを言われたら、騎士兵に連絡しろ。王都では勇者の借金禁止と張り紙がされている。」


通貨の話が終わると次いで出たの冒険者ギルドだ。ギルドかやっぱり異世界だね。


人間族で戦闘系のスキルを持っていると、王国で兵士になるか冒険者になる人間がほとんどらしい。冒険者になるほうが死亡率は高い。場合によるが獣人族領や魔人領にまでいって魔物と戦うことがあるのだ。そのときは魔物だけではない他の種族との戦闘もありえてくるのだ。ただそのぶんお金はいい一発逆転をねらうなら冒険者なのだ。だから未婚は冒険者、既婚者は王国騎士となって働く人が多いそうだ。


冒険者には魔物の討伐依頼から採取依頼さらに家庭の手伝い以来までさまざまある。個人でランクがついておりそのランクに応じたクエストが受けれることになっている。いきなりレベルが低いのにドラゴンの依頼は受けれないということだ。これは死亡率の高い冒険者の救命処置でもあるのだ。


ランクだがS~FまであるSが最高でFが最低ランクだ。勇者達と俺含めギルド証を発行してくれるそうだ。ギルドで依頼を受けると依頼受領金を支払い依頼を受ける。依頼を達成したら依頼達成金が貰えるただこれば魔物討伐場合・ダンジョン依頼・採取依頼では魔物素材・採取素材・鋼材など取れた素材をギルドに申告し、査定額の2割を税として納める義務がある。素材の買取はギルドでも別の店でも問題ない。申告はランクアップと関係してくる。レベルの高い素材、いい鋼材・採取素材を取ってくるほど。ランクがあがる。虚偽申告はギルド証の剥奪。国に犯罪者として通告といいことはない。


ただ王国の兵士は別なのだそうだ。これは国の兵士なので、魔物討伐・採取素材・鋼材採取をした場合ギルドではなく。国に報告するのだ。ただギルドランクは同じように上がっていくそうだ。ただ違うのは国が8割りで2割が個人になることだ。割りに会わないとおもうかとおもいきや、兵士は給料をもらっているのだ。ランクによって兵士の給料は変わってくる。後は配属場所でも変わってくるそうだ。


Fが銀板2枚 Eが金貨1枚 Dが金貨1枚・銀板2枚 Cが金貨2枚 Bが金貨3枚 Aが金貨5枚 Sが金貨10枚


この給料に毎日の討伐したお金も入ってくる。死亡率も低ければ人気は出るはな。


今日のところは興味のあるところはこんなところだった。あとは国の歴史しについて始まりから現代までかいつまんで話していたが、よくわからん。ただ、過去500年前にも勇者召喚がおこなわれたこと。そのときは5人呼ばれたそうだが。人間族・獣人族・エルフ族で同じ敵だった魔人族を滅ぼさんと連合を組んだが、魔人族の強大な力によって戦線は崩壊。勇者達は懸命に戦うも。獣人族・エルフ族が勝手に戦線放棄。それにより勇者達が懸命に戦い人間族の軍隊が撤退するまで戦ったが、そのときの傷が原因で全員死亡してしまった。獣人族は魔人族にかなわないとみるや人間族領に攻めてきた。現在の人間国の領地まだ攻められてしまった。


この話で俺が一番思ったのは。3種族が連合を組んでまで魔人族を滅ぼそうとしたのに戦線が崩壊したのだ。


これは魔人とあったら逃げないといけないと心に誓ったのだった。


あとはいろいろ話されて頭がパンク状態になった・・・・


俺はそんな頭良くないんだからな!!!!



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