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影と光  作者: Aki
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家族になろう

[何言ってるの?]


「もうお説教しないでくれよ?」


[どうせ、聞かないんでしょ?]


「うん、聞かない。」


[私は、もう何にも言わないよ]


「ありがとう。最後に海見たかったんだ。高い所から、2人でさ」


[もういいの?]


「うん。なんか欲しいものある?」


[んじゃ、指輪欲しい!]


「なら、一緒に持ってくわ。」


僕は立った。


「んじゃ、そろそろ逝くわ。」


[待ってるよ]


「またな。」


[またね。]


僕の中の彼女は笑いながらら手を振った。

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