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運命ってやつ
カフェの中で、沖縄に行ってしたいことを決めた。
「愛は、沖縄に行ったら何したい?」
「冬に沖縄って、私達おかしいわね。…圭太?」
「何?」
「ありがとう…。」
「愛と生きていくって決めたんだ。さぁ、何したい?」
「そうだなー?」
「何?」
「海!」
「冬だよ?」
僕はそう言いながら笑った。
「海がみたい!高いところで!」
「それいいね!絶景だろうなぁ!」
「でしょ!ホテルの屋上から見ようよ!」
「決定!他には?」
「うーん。圭太は?」
「僕?うーんっとね、ジンギスカン食べたい!」
すると、彼女が笑った。
「ぷっ、ジンギスカンって北海道じゃない。」
彼女はまだ笑っている。
2人の笑い声がカフェ内に響く。
[〇〇便沖縄行10分後離陸となります。お集まりください。]
「じゃ、そろそろ行こっか?」
僕が席を立った時、
「私、お手洗い行ってくる!先に行ってて?」
「わかった!んじゃ、遅れずこいよー!」
「わかったぁ〜!また後で〜!」
彼女は手を振りながら、僕とは真逆の方へ走って行った。
あの時、着いて行けば[運命]ってやつが、変わったのかな…




