ほしいもの・・・かんちがい
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クリスマスに 干し芋の・・・ではなくて・・・欲しいモノ・・・とのテーマで小ネタ
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父 「おぃ。 ゆみこ。 お前が 前から 欲しがってたのって
たれパンだな?間違いないよな?」
娘 「うん。 たれぱんだよ。」
父 「クリスマスだからな。 父さん、頑張って、探してきたよ。」
娘 「わぁ・・・キャラクタ・グッズ・コーナーなんて、父さん、行くことあるんだぁ~」
父 「ん? いや、良くわからんから、昔なじみのパン屋に頼んで、特別に作ってもらったんだ。」
娘 「ちょっと・・・勝手に、作ったりすると、著作権とか、問題あるんじゃないの?」
父 「ん~~~? そうなのか? でも、パン屋が言うには、そんなもの、普通には売ってないって、困ってたぞ。だから、無理言って、わざわざ、作ってもらったんだよ。」
娘 「おかしいわね? あれって、けっこう有名だと思うんだけど・・・」
父 「ソースとか、味噌のヤツは、あるんだけどな。」
娘 「ちょっと、まって・・・嫌な予感がする。それって、もしかして・・・」
父 「うん。 だから、ソースの代わりに、特別にタレで作ってもらったんだよ。」
娘 「あ~~~。それは・・・タレぱんだ・・・」
父 「だから・・・さっきから、そう言ってるだろう?」
娘 「父さん・・・これは、これで、嬉しい・・・けど・・・。これじゃないのよ。」
父 「何ぃ~~~~~~!」
娘 「ごめんなさいね。食べるものじゃぁ、ないのよ。」
父 「まさか、お前が、金属の板金加工に興味があったとは・・・!!!」
娘 「え?・・・何言ってるの・・・」
父 「あれだろ・・・NCT加工に使う機械の・・・タレットパンチプレス・・・」
娘 「は?」
父 「タレットパンチプレス、通称、タレパンだ!」
娘 「父さん・・・激しく違うと思うわ・・・。そんなの初耳だし・・・」
父 「じゃぁ、お前の欲しいのは、いったい、何パンだ!?」
娘 「パンじゃなくて、パ・ン・ダ!よ」
父 「だから、父さんが買ってきたのは、パンだよ」
娘 「あ~~~・・・ もう 遠慮せずに言うけど めんどうくさい!」
父 「父さんが、お前のために、一所懸命に探してきた、プレゼントに、面倒くさいとはなにごとだ!」
娘 「もう。いいから、あっちへ行って・・・しっ、しっ!」
父 「ふん。もう、お前なんか、わしゃあ知らん! もう、寝るぞ! 寝る!」
娘 「お好きなように・・・どうぞ。寝てくださいな。」
父 「あぁ、そういえば、さっき、雑貨やで、見つけた、この白黒のなんだか、癒し系の、不細工な大熊猫のヌイグルミ。枕にちょうどいいな。これ、枕にして、寝よう!」
娘 「あ~~~~~~~~~~~~っ!」
父 「うるさい。眠れんだろう!静かにしろ!」
娘 「だって、それが たれぱんだよ!?」
父 「何を言っとる? タレパンのわけがないだろう!」
娘 「だから、タレパンじゃなくて、たれぱんだよ!」
父 「あ~~~~。もう、訳が分からんことばかり言って!!!!!」
娘 「わざと? ねえ? わざと? わざと? 殴っても良い?」 (ちゃん!ゴン!どん!・・・バキッ・・・ベキ・・・ボキっ!)
父 「ひぃ~~~すいません。たれぱんだ・・・です。・・・殴らないでください~~~~~~。」
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あ~~~。このネタ・・・
キーボード打つの、超面倒くさい!