金無し、学歴微妙な橋本見万世。 コネをフル活用して東京の新宿まできたのたが…
寒さ半端ない2月。崖っぷちの見万世はコネ就職する為新宿駅前までやって来た。
待ち合わせ場所に来たのはシゴデキ女。
彼女は上から下まで一瞥し履歴書を確認して言いはなった。
「昭和じゃあるまいし、今時コネで入れるとでも?うちに入りたいならせめてねぇ、…」
鼻であしらわれ頭を下げ「お忙しい時間を頂戴して申し訳ありませんでした」
頷く彼女が「午前中に連絡なければ不採用ですので」
そう言うと雑踏に進んでいった。
朝の通勤の波の片隅で気の強そうな母の年齢に近い女性に正論を突きつけられ平身低頭しながら女性を見送りベンチに崩れるように座りため息を吐く。
「来て下さっただけでも良しとおもわないとな」
一人ごちてさてこれからどうすべーと顔をあげ携帯を鞄から出そうと手にした
ブル、ブル、揺れる。
画面に非通知の電話。
一瞬固まったがすぐに通話を選択。
見「…」
?「橋本見万世さん。不用心よ!まあ助かったけどね。見ていたわ。駄目だったみたいね。」
軽く周りを見渡す見万世。
「ふふ。これだけ人居たら判らないわ。娘が
ごめんなさいね。けど一理あるしねぇ、チャンスをあげるわ。本日中に会えたら私がなんとかします。頑張ってね!」
そう言うとカチリと切れた。
画面を見てため息。
「声から推測するにこの人が…」
「まあ、いいや!有効期限伸びたしこーゆー時は楽しんだ者勝ちだよ」
自笑して携帯をスーツのポッケに入れ駅構内へと歩みを進めた
初作品です。優しくしてね




