言っても仕方のないことだとは思いますが、ご意見をお送りくださる前に一度他の方がお書きになったご感想やご意見も読んでみてはいただけないでしょうか?
読み専の方にはご不快かもしれませんので、不快になりたくない方にはブラウザバックをお勧めいたします。
こんにちは。
しがない小説書き緋水晶です。
今回言いたいことは全てタイトルにまとめてしまいましたが、一応本文もご覧いただければ幸いです。
皆様が何かしらの作品を読み、その作品についてご意見(このエッセイでは指摘や疑問などを指します)を書こうと思われた時というのは、多くの場合、作者や作品をより良くするためのものとして送っていらっしゃることと存じます。
『設定に矛盾がある』『これは事実とは異なる』という指摘や『なんでこうなの?』『なんでこうしないの?』という疑問を送られる時ですね。
作者側としてはそういったご意見は非常に有難く、また参考になるため、いただけるのは大変嬉しいです。
しかしながらその時に一度『他の方も同じようなことを考えるのでは』と思って、他の方が送られたご意見なども感想ページから確認してみてはいただけないでしょうか。
そして同じ意見がなかった時に初めて「それならば送りましょう!」と送信ボタンを押してほしいのです。
私などは『自分程度が考えつくような意見や矛盾点など他の人が気がつかないわけがない』と考える卑屈な人間なので必ず読みますが、いただいたご意見(あくまで私宛に送られたものだけですが)を読む限り、そうしていらっしゃる方は少ないように思われました。
では何故そんなことを訴えているのかと言えば、言い方は悪いですが単純に作者のストレスとなるからです。
例えば皆様が誤字のあるメールを会社の全社員に送ったとします。
それに対し「誤字があるよ」と誰かに教えていただいたとして、それが1人だったら「あ、ホントだ、ありがとう」と言って和やかに終われますよね?
ですが、それが2人、3人と増えていけばいくほど「いや聞いたし!もう知ってるし!何回も煩いな」と思われるのではないでしょうか。
どれほど有難い助言でも何度も言われればストレスになります。
ましてなろうでは他の方が書かれたご意見やご感想、それに対する作者からの返信が読めるようになっているにもかかわらず何度も同じことを書かれるのです。
上記例えで言えば、サイボ○ズなどで他の方が指摘した返信が見られるのに重ねて送るようなもの。
それって、その人に対する気遣いができていないなって思いませんか?
別に作者自身がミスったことを棚に上げて言っているわけではありません。
それはそれとして真摯に受け止めたいのに、複数の人から言われると有難い助言が苦痛に変わってしまうということを言いたいのです。
ただ、「いや、何度も言ってもらえればその度に戒めになるから」というようなストイックな考えをお持ちの方には理解し難いことかもしれませんので、ここに「一概には言えませんが」と書き添えさせていただきます。
もちろん何度も言わなければ改められない困ったさんに対しては何度も言う必要があるとは思いますが、作者がそういう人間であるとわかるような特殊能力をお持ちでもない限り、小説を読んだだけでそれを判ずるのは不可能ではないかと思うので、指摘は一度でよいと私は考えます。
エッセイでは度々寄せられたご意見に対し『そんなに言うならお前も一度は小説書いて完結してみろや!!』的なことを仰っている方がいらっしゃいますが、これに関しては小説を書いたことがなくても相手への気遣いさえあればわかる簡単なことだと思いますので、ご留意いただければと存じます。
以上、自分への不利益を皆様に転嫁しただけの我が儘エッセイでした。
お目汚し失礼いたしました。
読了ありがとうございました。