表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
予知者  作者: たちかぜ
9/43

自動筆記者1

我慢しているのか、信頼されているのか。

すぐに仕事を始めない私に、シャドゥウはほとんど何も言わない。

けれど、私は仕事モードに切り替えをすることにした。

稼いでいるって思われるけど、

移動することによって、かなり出ていくし

9日間も遊びまわっていれば、それでまた出ていく。

ホテルのクローゼットの中は、服でいっぱい。

ホテル特有のよそよそしさが消え、生活臭あふれてて、

私は結構満足している。

でも、その服代も部屋代も・・・・・・。

「・・・・・・働かないとね~」

呟きながら、私は資料をめくった。

この街に、占いの場所は大きい所で3つ。

小さい所だと10もある。

無認可の所も・・・・・・実は一つ見つけてしまった。

見つけたくて見つけたわけじゃなく、偶然なんだけど・・・・・・。

報告義務があるけど――面倒臭い。

大体街中に大小13の占いをする場所と占師がいて、

見つけれていないっていう方がどうかしてる。

第1級占師がこの街には2人いる。

定住していない私が無認可の報告を・・・ということは、考えると厄介だ。

2人の内の一人は占師の間で根に持つ人だということで有名な

50代か60代のキャシー。

もう一人は・・・・・・年齢は私より少し上。

だけど第1級取得は私の方が先で・・・・・・

昔は兄妹のように一緒にいたこともあるロイ。

この街の占師のリストを見るまで、

ロイがこの街へいることも第1級を取っていたことも知らなかった。

今は会う気はない。

この街を出るとき、無認可の報告ついでで良いやと思ってる。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ