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予知者  作者: たちかぜ
14/43

自動筆記者6

毎日宿泊先のホテルからM・マイルが責任者の

占いの館に行くのだけど、居心地が良い。

本当にこの一言につきる。

第3級占師もアシスタントの子も良い人たちばかり。

M・マイルの人柄の結果だと、私は改めて思う。

 

休憩していると第3級鍛錬占師ユウエが声をかけてきた。

「お疲れ様です」

「お疲れ。ユウエも休憩?」

「はい。というか、ここ2,3日調子が悪くて・・・・・・」

スランプみたいです、と小さく笑った。

ユウエは、どうも当たる当たらないの波が激しいようだ。

「マイル責任者は何て?」

その時ちょうどM・マイルがアシスタント2人と部屋から出てきた。

「お疲れ様。顔色悪いけど、大丈夫?」

「ほら。リラさんもそう仰ってるじゃないですか! 少しは休んでくださいよ」

アシスタントの言葉に微笑み、M・マイルは「大丈夫よ」と言う。

「それより、ユウエが何か?」

「調子でないみたいで――」

「ええ。2、3日前からなのよね?」

「はい」

「前の時は薬を飲んだのよね。今度は・・・・・・

でも、まず原因を探す方が先よね。――リラ占師、見てくださいますか?」

「私?」

「一番適任者だと。勿論正式に依頼しますわ」

私に目が集中する。

アシスタント2人に、ユウエ、M・マイル。

「いいけど・・・・・・」

アシスタント2人を残し、私が使っている部屋に移動した。

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