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LOVEファイト!  作者: mimuka
50/66

5

再び倉庫内に、殺気が満ちる。


う~ん。久々だなぁ。


この肌がチクチクするカンジ。


将来二つの組を背負う者として、幼い頃からしごかれてきた。


でも中学に上がる頃には、さすがに減っていた。


だからこういうシーンは、本当に久々!


血が熱くなる!


「じゃあ、決着、付けましょうか?」


わたしの言葉で、空気が固まる。


「古き校則を守るか、それとも新たな校則がはじまるのか―」


「勝つのは俺だ! 俺が全てを統べる!」


「頑張りなさいよ。でも、わたしは強いわよ?」


「くそぉお! ヤレっ!」


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