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LOVEファイト!  作者: mimuka
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3

「…四獣神、3人を敵に回して、もし黄龍が現れたらどうするの?」


わたしは声をひそめ、白雨に言った。


「黄龍? そんなヤツ、いねーよ」


しかしヤツは鼻で笑った。


「創立十七年経っても、姿を現さない黄龍なんて存在いるかよ。はじめは理事長のことかとも思ったがな。そうでもねーみてーだし」


「でも四獣神のお互いの立場は、同じでなければならない。その掟を破れば、ただでは…!」


「それすらも良しとする立場に、俺がなれば良いだけだ」


「自分で黄龍になろうと?」


「―ああ、そりゃ良いね。美夜の卒業生も在校生も全て掌握できる存在なんて、ステキだな」


白雨は野心に満ちた眼をする。


「でも黄龍はここらを取り締まるヤクザの血筋だって聞くけど?」


「ああ、しかも全国のヤクザをも支配できるって話だろ? ありえねーよ。そんな存在」


けれどわたしがいくら言っても、白雨はバカにするだけ。


「ここ東日本を取り締まる最大の組織・龍星会と、西日本を取り締まる最大の組織・空龍組の血筋を組む者こそが、黄龍だって話だがな。そんな存在、いたとしたらとんでもねーだろ?」


「…確かに、ね」


「俺が思うにだ。学院側はそうやって架空の存在を出して、生徒達の心を支配したいと考えたワケだ。黄龍なんて存在、ウワサだけでも存在したら、おっかなくて中々悪さができねーからな」


「まあ、ね」


「そんないもしない存在に、いつまでも怯えてちゃなんねーワケよ。俺は」


「あっ、そ」


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