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勇者の相棒は森のクマさん  作者: タローラモ
第1章 クマと少年
21/128

21 魔族達の宴02 事前の対策

「なんの話しだっけ?

…あ、ミリディエットテスタだよ!」


 ありがたいことに魔王(ウィル)の方から思い出してくれた。


「魔王軍の対応は話したけど、今回は冒険者も居るだろ?」

「そう、それ!今回は軍で回収出来る素材も減るんじゃないの?」


 オレがそう言うと魔王はニヤリと笑って


「それも(すで)に手を打っているよ」


 気がつけば全員がウィルの話に耳を傾けていた。それに気づいたウィルは「ゴホン!まあ、元はギルドマスターのアイデアなんだけどね」と、前置きをして


「ギルドにポイント制を設けてもらったんだよ」


 ナバルたちははピンと来てないようだった。あのギルマス、良く頭が回るなぁ。変態だけど。ウィルの説明が続く。


「ミリディエットテスタからの素材を納品すると、素材に応じた『ポイント』が支給される。で、そのポイントでギルドに保有されてるアイテムと交換できるってシステムなんだよ」


つまりこういうことだ。


とある名剣=1000ポイント


素材を納品➡ポイント獲得


1000ポイント貯まる➡ポイントと交換で名剣ゲット



 確かにコレなら素材が集まるな。でもそんなに魅力的な武具がギルドにあるのか?レンタルの武具が足りないから鉄鉱石のクエストを出したくらいなのに…そう思ったら


「私 (みずか)ら手を加えた武具をあげてるから問題ないよ」


 …え~魔王(へっぽこ)の武具~。

そう思ったらまさかの師匠からフォローが入った。


「陛下は元々、武具作りが趣味だったのだ。最近こそ作られていなかったがな。過去に造られた中で最高峰の七つの武器は七神具(セブンマイスズ)と言われて保有する国では国宝に指定しているのだぞ?

そしてワシの夜月もその一振りだ」


 な、なんだと!


「まさか!残りの幾つかが出るのか?!」


 オレの叫びに魔王と師匠は(そろ)って流石(さすが)に無いと否定した。


「今回は町の鍛冶屋に依頼したものだよ。(もっと)も材料はミスリル等の希少金属に上位魔獣の部位からだし。

付呪と仕上げは私が手を出したけどね」


 …十分ヤバい代物が出来そうだな。後でリストあれば見てくるか。


「こちらから提供する代わりにミリディエットテスタの素材をこっちに回してもらうのさ」

「でも、それじゃ王城の出費がデカすぎない?」

「溜め込みすぎても意味無いし、ある程度は回さないと町が痩せてしまうからね」


 太っ腹と言うか豪胆というか…

もしくはまだ隠し玉があるか…

そんな話をしてたらナバルはオレに向いて


「明日ギルドに行くんだろ?景品(けいひん)気になるもんな」

「そりゃなナバルも気になるんだろ?」


 オレがそう言うと


「景品も気になるけどよ…明日なんだよ。オレの鎧ができるの」


 あ、もうそんな経つのか。俺たちがそんな話をしてるとナナイとホルンがそわそわして


「ねぇ兄ちゃん」

「ホルンたちも、ついていって良いかニャ?」


 一緒にあのフルーツジュース飲みに行くか!バアちゃんも


「たまには良いかねぇ」


 って了承してくれた。

明日が楽しみだ。

読んでくださりありがとうございました。

短くてごめんなさい。

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