ここまでの主な登場人物
(´・ω・`)読み飛ばしても問題ないのよー
(´・ω・`)だけど本編で語られなかった設定も少し書いてあったりもします
登場人物紹介
カイヴォン/仁志田 吉城
28歳独身。
自称人格破綻者の暇人。
その性格ゆえに誰かの下につく仕事を嫌い転職活動の真っ最中だった。
元々の職業は……上下関係が厳しい世界とだけ記す。
趣味のオンラインゲーム『グランディアシード』をサービス初期(αテスト)時からプレイしており、過疎が進んでも最後まで居座り続けた変わり者。
異世界で目覚めてからはカイヴォンと名乗り、ゲーム時代のステータスを活かして自由に生きる事を心がける。
『人は敵か味方の二択』という持論を持ち、身内にはどこまでも甘く、敵にはどこまでも厳しい。
適当に振る舞いつつも、ずる賢く、人との距離を図る事が得意。
リュエ・セミエール/Ryue
外見年齢20歳のエルダーエルフ。
エルダーエルフとは魔力保有量が通常のエルフより多く、老化が遅いという特徴を持つ。
プレイヤー達の使っていた高レベルエルフは皆、この世界ではエルダーエルフ扱いとなる。
吉城がゲーム時代にセカンドキャラとして作成したRyueが人格を持ち、一つの生命として生きてきた存在が彼女である。
元々『汚れのない純白な、何者にも侵されない女騎士』というコンセプトで作成、育成されたキャラクター。
聖騎士をイメージした最高の装備に身を包み、ゲーム時代においては同レベルのカイヴォンを大きく引き離す防御性能を誇っていた。
異世界においてはその純真無垢さを利用され、契約魔導により氷霧の森に縛り付けられ『龍神』の封印に殆どの魔力を使わされていた。
お人好しな面もあり、自分が封印しなければ世界が滅ぶと思い、非情になりきれずその生き方を良しとしてきた。
基本的に寂しがりや故に、人懐っこく、誰とでも仲良くなる事が出来る。
レイス・レスト/Raith
外見年齢不詳のデモンズロード(尚カイヴォン自身は自分と同い年のお姉さんを意識して作成した模様)
吉城が自分の欲望、そして理想を暴走させて作ったお姉さんキャラ。
バストサイズ、身長の高さ、顔つきまで綿密に計算した、努力の結晶。
しかし作成して力尽きたのか、育成を後回しにしてレアな外見重視装備を着せて愛でているだけだった。
異世界においては、曖昧な記憶と思い出を頼りに、長い間さまよい続けていた。
自分の魅力を武器にし、それでもいつか自分を大切にしてくれた誰かに会えると信じて最後まで乙女を貫いた女性。
夫婦という関係に憧れを持ち、今では少しだけ暴走気味のかわいいお姉さんに。
クロムウェル・アイソード・リヒト
齢600を超える高齢のエルフ。
元々リュエと共に森に残った『リヒト』の一族の生き残りである。
かつてギルドの総長を務めていたが、オインクに譲りマインズバレーのギルド長に就任した。
元々ギルド総長になった理由が、一族の悲願であるリュエへの恩返しの為、ギルドの力で各地に小神殿を設置する為だった。
エンドレシアとセミフィナルには、彼の尽力もあり全支部に設置されている。
尚、神殿の仕組みを知るのはクロムウェルとその子供たちのみである。
豚は何も知らず今日もドングリをお供えする。
レン/伊月 蓮
年齢17歳の元男子高校生。
剣道道場へと通う途中、エンドレシア大陸に呼び出される。
剣の才能に恵まれ、また整った容姿を持つため常に人より上の立場に居た。
その為、若干傍若無人に振る舞う場面もあるが、腐っても武人、目上の人間の話はしっかりと聞く。(目上と認めたらの話だが)
エンドレシア王より授かった『煌剣ライトネス』の力と、召喚により授かった恵まれたステータスにより冒険者として名を上げてきた。
尚、以前より彼の振る舞いに疑問を抱いていた少女二人に見放され、今は失意の中残された少女と共に更生の道を歩んでいる。
ブック・ウェルド
年齢56歳の男性。
年齢を感じさせない若々しさと行動力を武器に、自分の領地を飛び回るよき領主。
少々女性に弱い面もあるが愛妻家で、そしてレイスを慕っていた。
レイスへのあこがれを捨てきることが出来ない自分に嫌気がさしていたが、彼女の旅立ちと共に長年の迷いを断ち切る。
娘と共に、レイス、そして亡き妻の為に女性が幸せに過ごせる、女性が生き生きと生活できる地にしようと奮闘する。
尚非凡なチェスの才能はそのまま軍事面においても発揮され、オインクがセミフィナル大陸を掌握する際には参謀を務めていた。
ダリア/櫻木 久司
年齢29歳、吉城の20年来の友人。
性格に難のある吉城を肯定し、常に行動を共にしていた親友とも呼べる存在。
対人ゲームが好きで、そして同時に嫌らしい戦法を探るのに余念のないクセモノでもある。
異世界においては自身のキャラクターであるダリアの姿となっているらしい。
外見は金髪ボブカットの少女で、パッと見で大きなお友達に人気の出そうな外見。
現在はかつてリュエを騙した『ブライト』の一族が興した国が治めるサーディス大陸にいる。
シュン/芒田 一樹
年齢25歳の男性。
背が低く童顔の女顔で、合法ショタと呼ばれていた。
久司と吉城より年下だが、そんな隔たりを感じさせない人懐っこさを持つ。
少々無気力に見られがちだが、三人組で何かを計画する時、まず最初に発案するのが彼。
異世界においては、ゲーム時代のキャラクターシュンの姿となっているらしい。
元々自分に似せた姿だった為、一番違和感なく自分を受け入れることが出来たのではないだろうか?
対人ゲームが好きで、努力家。グランディアシードのチームにおいてはカイヴォンに次ぐ猛者だった。
現在はダリアと行動を共にしている。
オインク/Oink (´・ω・`)
豚
(´・ω・`)……黒髪の娘かわいそう




