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三百四十八話

(´・ω・`)せみくらいまっくす

「では、私達はこのホテルで待機しておきます」

「本当に大丈夫かい? もしも戦いになるのなら……戦力は多い方が良いと思うんだけど」


 セリュー領。元々は一つの国だった事もあり、その規模は他の領地を圧倒し、サーズガルドの首都ブライトネスアーチと比べても引けを取らない規模を誇っていた。

 それは勿論建物からインフラに至るまでもが洗練されているという意味でもあり、傍目には裏で何か陰謀が、大きな野望が渦巻いているとは思えない、ただ平和な時間が流れているように見えた。

 そんな街の中、やはり他の街では見ないような大きなホテルの一室を借りた俺達は、予定通りチセとレイスを残し、そしてリュエもまた、万一に備えて周囲の哨戒にあたってもらうことになった。


「平時ならばそうですが……この国の力は底知れません。どんな力を持った刺客が現れるかも分からない、そしてどこまでこちらの動きを察知しているのかも不明瞭ですから……」

「ある意味俺達が彼女を失ったらその段階で積みになるかもしれないんだ。逆に言えば、チセさえ封印を解かなければ、解放は不可能。いわばここは防衛線なんだ」

「そっか……ただ一つ疑問。私がフードでもかぶって周囲をうろついていたら、それこそ怪しまれないかい?」

「あ、それなら安心してください。この街は白髪のエルフやダークエルフ、獣人に至るまで暮らしています。共和国の名は伊達ではないのですよ」

「なるほど。じゃあここならゆっくり羽を伸ばせるっていう訳だね」

「この大陸に来てから、だいぶ不自由な思いをさせていたもんな……」


 だが、それももうすぐ終わる。

 ここで野望を食い止め、そしてそこからフェンネルの関与を裏付ける何かが分かれば、いよいよもって俺達は大義名分を得られるのだ。

 大陸を混乱に陥れようとしている逆賊、フェンネルを断罪するその権利を。

 もう、すぐそこまで来ているのだ、後少しだけ我慢して欲しい。


「では行きましょう。私ももうフードは必要ありませんね」

「俺はまぁ、今はこの姿で問題ないよな」

「そうですね。では向かいましょう、皇城へ」




 街の様子はダリアの言う通り、多くの種族が当たり前のように日々を生活する平和そのもの。

 余程統治が安定しているのだろうと、そんな感想を述べた。


「そうでしょう。ここの皇女は博愛主義者ですからね。もともと、この大陸の争いを無くすために立ち上がった方ですから」

「……それで戦いをしかけたなら本末転倒だと思うがね。けど、エルダインの様子を見る限り、綺麗ごとでは済ませられないような時代だったんだろうな」


 この大陸の過去に思いを馳せながら、ふと目的地の城へと目を向けたその時だった。

 そこへ飛来する大きな影につい、大きな声を上げてしまった。


「あれは……ダリア、城に竜が集まっているぞ」

「あれは手なづけている竜ですよ。この国、いえこの領地は元々竜と共にある種族の物でしたからね。なので、騎士や魔術師も皆竜に跨り、そして戦う。そんな場所です」

「ほー……竜騎士と竜術師の国か。じゃあお前の言っていた龍魔導ってのは?」

「それもここで長い間研究されてきたものです。魔物の竜、特に高位の存在の強さは、身体の強さだけでなく、独自の術式により身体が強化された結果によるもの。それを人間でも扱えるように、と生まれたものなんですよ」

「ほー……補助特化というか、強化魔法特化って感じなのかね」

「いえ、それだけでなくドラゴンブレスのような、属性を付与した放出系魔法もあります。ある意味全属性の魔法からいいとこ取りしたような物です」


 なにそれ強い。それをダリアまで使えるとな。そして、その師匠でもある相手とこれから戦うかもしれない、と。

 そうして街の奥へと進み、ついに目的地の城へと辿り着いた。

 当然、警備の人間が周囲に目を光らせている中、ダリアは平然と門番の元へ向かう。


「すまないが城の観光は諦めてくれ。特別な行事がない限り一般開放はしていないんだ」

「ええ、存じております。これをどうぞ」


 さすがに離れた地の人間、それも門番にまでダリアの顔が知れ渡っている訳ではないらしい。

 そこで彼女が取り出したのは小さなペンダント、いやアミュレットの類だろうか?

 なにやら綺麗な文様が浮かび上がる、普通の装飾品ではなさそうな一品だ。


「これは……少々お待ちください」


 驚きの声を上げ走り去る門番を見送りながら、それはなんなのかと尋ねると――


「私がここで修行していた時代に頂いた物です。まぁ、ここの領主と深い関りがある事の証みたいなものですね」

「お前ミササギの時と良い、聖女なのにあっちこっちに留学しすぎだろ」

「そうですね。ただ時間が余り余っていたので」


 確かに五〇〇年近い時間をどう過ごすかと問われれば、自分でやれる事はなんでもやろうとする……か。俺ももしかしたら、色々修める為にあちこち旅をしそうだな。

 すると、先程の門番が法衣を纏った、幾分身分の高そうな人間と共に戻ってきた。

 どうやらその人物もドラゴニア、つまり竜人のようで、ダリアの姿を見るや否やその表情を大きく変化させ、まるで転がり込むように大慌てで走り寄ってきた。


「こ、これはダリア様ではありませんか! 大変失礼をしました、どうぞこちらへ!」

「有り難う御座います。それと、こちらの門番の方は自分の責務を全うしただけですので、くれぐれも咎めたりはしないでください。彼は良き門番です」


 小さな心配りが人気の証なのか、門番の男性もまた大変に恐縮した様子でしきりに頭を下げている。

 そうして、俺はダリアの付き人という形で城内へと無事に入る事が出来たのだった。


「ただいま“ファルニル”様は来客中で御座いますので、今しばらくこちらでお待ちください」

「分かりました。こちらこそ突然の訪問、申し訳ありません」

「いえいえ。ダリア様でしたらいつでも歓迎致します。では」


 案内されたゲストルームは、ちょっとした応接間ですら凌駕する程の煌びやかさと上品さを兼ね備えた立派な一室。

 ベッドは勿論天蓋付きで、これがもしホテルなら一泊何十万とられるのか考えたくもない程だ。


「懐かしいですね。この部屋は昔私が使っていた部屋なんですよ。当時のままのようです」

「マジかよ。お前こんな良い所で暮らしていたのか」

「サーズガルドよりも良い部屋なんですよ。本当に懐かしい……」


 思いでに浸りながら、彼女は考えているのだろう。

 どうにかして衝突を避ける方法を。そして……何故こんな事になってしまったのか、その原因を。

 室内の沈黙は、それから数分程、いやもしかしたらもっと長く続いていたのかもしれない。

 だが、ノックの音に時の忘却を打ち破られ、ハッと我に返る。


「お待たせしました。これより謁見の間にご案内いたしますので、どうぞこちらへ」


 案内される城内の様子は、これまで幾つかこういった建物内を見て回る機会があった俺が『今までで一番美しい』と思えるほどの内装。

 そして案内された先、竜の紋様が描かれた巨大な扉が開かれ、その人物が現れた。


「ダリア! 本当に貴女なのね!? 嬉しいわ、まさか訪ねて来てくれるなんて」


 謁見の間。共和国という名に似つかわしくないその場所に彼女はいた。

 とはいえ、玉座から飛び降りるようにこちらへ駆け下りてくるその姿は、王という絶対的な支配者とはかけ離れてはいるのだが。


「お久しぶりですファルニル様。そうですね、こうして直接お会いするのは……申し訳ありません、もう思い出す事も出来ない程久しぶりですので」

「一〇〇年では足りないのは確かよ。相変わらず小さいわね? 可愛いわ」


 降りて来たのは、純白の竜翼を持つ美しい女性。

 光の当たり具合で、まるで真珠の様に輝く髪をなびかせたその人物は、やはりどこか爬虫類を思わせる縦長の瞳孔を持っていた。

 だが、それすらも美しいと思わせる程の風格を身にまとっている。


「今日はどうしたのかしら? 貴女が国を出て各地を旅しているという噂は私の耳にも入っていたのだけど」

「っ! やはり知っていましたか」

「それはそうよ、サーズガルドと私の領は同盟を結んでいるのですから。それで、どうしたというの?」


 初手でこちらに揺さぶりをかけて来たと見るべきか。なるほどヴィオちゃんが性悪と罵った理由もうっすらと分かるという物。

 暗に『そちらの動きは把握していた』と言いたいのだろう。


「……各地の封印の調査を行ってきました。こちらはお変わりありませんか?」

「そうねぇ、特に変わった事はなかったけれど?」


 封印の調査を行ったという事は、封印が破られた事も当然こちらは知っている。

 その事実を突きつけられているというのに、未だ柔和な微笑みを絶やさないファルニル。

 ……茶番はもう良いだろう、ダリア。こいつが黒なのはハッキリしている。

 静かにアビリティを組み替えながら、いつでも戦えるように準備を済ませる。

 そして、ついにダリアもまた彼女から一歩下がり、こちらに並ぶ。


「そういえば、そちらの方は新しい従者の方かしら? こんにちは、初めましてね?」

「お初お目にかかります、フェルニル様」

「従者と言うよりも古い友人なのですけれどね」

「そうなの? じゃあもしかして……シュンと同じ神隷期の方なのかしら?」

「……ええ、そうです。つまり私が今用意出来る最高戦力という訳です」


 ふいにダリアの声質が硬くなる。

 謁見の間。その性質上緊張感が漂うこの場が、さらに重く苦しいような空気で満たされていく。

 切り出すのだろう。お互いにもう分かり切っているその話を。


「……ファルニル様、正直にお話ください。私は貴女と事を構えたくはありません」

「なぁに? どうしたと言うの? なにか気に障る事を――」

「既に、貴女が解放者を召喚した事は分かっているんです。ですから、どうか教えてください、何故貴女がこんな事をしたのかを……何を考えているのかを!」


 沈黙。表情を変えぬまま、ファルニルはただダリアを見つめ続けている。

 不気味だと思った。ここまで本意を隠し、事実を見て見ぬふりをして振舞えるこの女を。

 けれど、ようやく彼女は口を開き、今の今まで見せていた柔和な表情を崩しながらため息をついた。


「まったく。お互いに目をつむって終わらせたら良い物を。ねぇダリア、貴女はおかしいと思わないの? この大陸の今の状況を」


 まるで、母親が言う事を聞かない子供に言い聞かせるように。

 正しい行いを理解しようとしない、そんな小さな子供に語り聞かせるような調子で言う。

 不気味だ。どうにも、俺はこういう人間が苦手なようだ。怖気が奔る。


「思いますよ! お互いに大きな爆弾を抱えながら、表面だけ取り繕ったこの大陸を、おかしいとずっと思ってきましたよ! でも、それでもこの平和を維持する為に私達はこれまで手を取り合ってきた、そうでしょう!?」

「貴女……一体何の話をしているの? そんな事を言っているんじゃないのよ?」


 その慟哭にも似た訴えを、フェルニルは至極どうでも良い事の様にあっさりと受け流し、自分の考えを語り始める。

 それは余りにも身勝手で、ダリアの思いを踏みにじる、とても、とてつもなく胸糞の悪くなるような理論。


「七星の脅威が去ったのなら、また争うのだとばかり思っていたの。私が大陸を平定するという時に横やりを入れて来た貴方達エルフが、どうして平然とここに居座って、おかしな拮抗状態を作り出すの? それがそもそもおかしいじゃない。けれど、もう私の大陸に貴女達は根を下ろしてしまった。それを今更摘み取る労力も勿体ないじゃない? なら、従えてしまえば良いのよ」

「な……何を言っているのです、貴女は……」

「不平等な物流も、面倒な武力の拮抗も、全部なくなるじゃないの。皆平等に私の下に付けば良い。誰も虐げられない、本当に平等な世界が生まれるのよ? 本来私達が治めるべき地なのだから、そうあるべきなのよ。違うかしら?」

「……それが出来ないからこそ、同盟を結んだのを忘れてしまったのですか」

「まさか。けれども今は違う。ねぇ……貴女はこの数百年でどこまで成長出来たの? 貴女の国はどこまで前に進めたの? 私達はね、ずっとずっと諦めずに進み続けたわ。出来る事はなんでもして、打てる手はなんでも打って。そうして私達は――」


 その瞬間、フェルニルを中心に見えないなにかが渦巻き、その衝撃に思わず膝を折る。

 魔力や気迫や、その他目に見えないエネルギーが荒れ狂っているかのようなその奔流に、ダリアが何故あの封印の前であそこまで焦りを見せたのか、ようやく俺は理解した。


「……今、三カ所の封印に回されていた魔力を全て私に向けているの。ねぇ、分かる? 七星二体から漏れ出る膨大な魔力の殆どが私の物なの。もう誰かに屈する事なんて決してない。そう、例え貴女やフェンネルが相手でも……ね?」

「……三カ所……まさかここの封印も既に――」

「まさか。それは本当に最後の最後。貴女に打ち込まれた封印の楔を私が奪い取ってからよ。けど……出来れば素直に従ってもらいたいわ。何せ貴女は他のエルフとは違うんだもの」


 ミササギ。ノクスヘイム。だがエルダインは俺達が守り、そして封じた筈。

 計算が合わないと頭を捻ったその瞬間、予想だにしていなかった人物が現れた。


「エルダインの封印なら、今から二時間程前に解かせてもらった」


 背後からの声に振り返る。

 扉から現れたのは、最もこの場で会いたくなかった一人の剣士――


「本当、やっぱり強い仲間って大事よね。使えない仲間を無駄に連れて歩くよりよっぽど良いわ。ああ……私ショタに目覚めそう」

「ミサトに……ああ、クソ……よりによってお前か!」


 少年と見紛う、黒い導師服を纏った剣士。俺とダリアの友であり、一度は剣を交えた相手。

 そう、シュンがミサトと共にこの場に現れたのだった。


「勝手に新領主を名乗っているあの娘だけれど、さすがにシュンには敵わなかったみたいね。本当……私は運が良いわ。呼び寄せた解放者がここまでの力を以っていたなんて」

「ねー! 私もまさかここまで強い男の子がいると思わなかったわ! カイ! この間はよくもやってくれたわね? でも……私のシュン君はもっとすごいんだから!」


 瞬間的にダリアからこちらに補助がかけられた。

 ミサト対策のそれだが、どういう訳か今日はそこまで思考に縛りが入る事がなかった。

 もしやあの力は有限なのだろうか? シュンを手なづけるのにその大半を割いている……?


「ダリア、貴女も私の元へいらっしゃいな。貴女がいれば七星をこの先もずっと手なづける事も出来る。この力をもっと自由に使う事が出来る。そう、この大陸だけじゃないわ! これを礎に他の七星だって手なづけられるかもしれない! 平等に、平和が訪れる! 隣のセカンダリア大陸を御覧なさい! 限られた力を、資源を奪い合って今も争い続けている! 七星の解放という野望を目論む国も出てきていると言うじゃない! でも、それさえも私ならば全て、全て平等に支配してあげられる!」


 それはもはや狂気だった。

 平等という免罪符を手に、ありとあらゆる地を、物を、人を支配したいという、狂った欲望の化身のように見えた。

 博愛精神? いいや、こいつはもうだめだ。強大な力を手に入れ、完全に願いが歪み切った存在だ。

 フェンネルだけではなかったのだ。いや、あいつはどこまでも自分の事ばかりを考えていたが、こいつはもっと質が悪い。


「……独りよがりの境地、だな」

「そうかしら? ミサト、貴女はシュンを使ってこの男を抑えて頂戴」


 その瞬間、抜刀と共にシュンがこちらへと駆けてくる。

 こちらの拳がその鋭すぎる初撃を受け止めた瞬間、今度は背後からも剣戟の音が響く。


「あら、防がれちゃったわね。ダリア、大人しくその力を手放しなさいな。もう、貴女に供給されていた封印の魔力は殆どこちらに向かっているわ」

「……それでも、譲れない物があります……」


 見れば、ダリアもまたファルニル攻撃を剣で受け止めていた。

 まるでガラス細工のような鋭い爪を手に纏うその姿は、白銀の竜を擬人化したようで。

 あれが龍魔導の一種なのだろう。そして二人はこちらから離れるように、玉座を挟んで対峙する。


「よそ見をしている余裕があるのか」

「……まぁそこそこ? シュン、お前さんちょいと情けなくないかね?」


 そして俺もまた、再び相まみえる事となったもう一人の親友に向かい拳を向ける。


「……その状態で俺と戦えるのか」

「ご存知の通り今剣を振るのは難しくてね。安心しろ、前みたいに力が封じられていない以上、これで十分お前と戦える」


 ……しかし、何故だ。何故お前がミサトと一緒にいる。

 ミサトがサーズガルドに向かったとは考えにくい。エルダインの封印を破壊しに向かったところで偶然シュンと出会った? いや……そんな偶然ある筈がない。

 何か、まだ何かある。この狂った似非博愛主義者の思惑だけで、シュンがこの場に現れるはずが――


「っ!」

「集中しろ、カイヴォン」


 再び振るわれた刀の一撃を、髪を数本犠牲にして躱す。

 だが、どうにもおかしい。以前戦った時のような追撃も発生しなければ、そもそも攻撃一つ一つに気迫を感じられない。

 そうしている間にダリアの方も戦い、いや術のぶつけ合いが激化しはじめていた。


「……シュン、お前……なんのつもりだ」

「黙って戦え……」


 振るわれたのは『ウェイブモーション』。初級剣術故にこちらを傷つけるには至らない飛び道具。

 だが、執拗に放たれるそれを避けようと、気が付けば謁見の間の端、窓へと追い詰められていた。

 いや……追い詰められたというよりは、まるで誘導されるように、そしてその意図に俺が乗った結果なのだが。

 そして窓を破る一撃を受けながら、俺は謁見の間を飛び出したのだった。




「……シュン、お前……ミサトの力に操られている訳じゃないだろ?」

「……認めたくはないが俺の身体は永遠に子供なんでな。成人男性じゃないと効果は発動しないらしい」

「なるほど、出す物が出なかったりすると大変だな?」

「うるさい黙れ」


 そして、ようやく語られる友の言葉を聞くため、もうしばしの間、戦いを演じるのだった。


(´・ω・`)そういえばセミの声もきかなくなったなぁ

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