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百三十九話

(´・ω・`)収穫祭編前半

「手を」

「はい」


 きっと今の俺は、マネキンにも劣る表情を浮かべていることだろう。

 流れている音楽だけに集中し、なるべく目の前の相手を視界に入れないようにしながら、ダンススペースへと足を踏み入れる。

 レース状のロンググローブをはめたその手を取り、ポキリと折れてしまいそうな腰に手をまわす。

 やや強めに抱き寄せながら、ステップを開始しする。

 黙々と、踊りだけに集中し無言を貫く俺に、彼女が話しかけてくる。


「私は、きっと貴方に嫌われているのでしょう?」


 開始早々、そう切り出した。

 ああ、そうだとも。だがそれでも、口を開こうとは思わない。


「人の悪意にはこれでも敏感な方ですから。ですので、少しでも歩み寄れたらな、と思いました」


 沈黙を守り、少しだけいじわるをしようと大股でステップを踏む。

 だが、彼女はピョンと軽やかなステップでそれにあわせてくる。

 小癪な。


「原因は、きっと私があの方に失礼な事を言ってしまったから、ですよね」


 急激な方向転換は諸刃の剣。ここは我慢して緩やかにカーブを描く。


「あの審査の時、貴方が最後に仰った言葉の意味を、ずっと考えていました」


 む、この音楽は途中で転調するのか。面倒だな。


「だからこそ、私は彼女に謝罪をしたいと、そう思っています」

「……だから態度を改めろと?」


 つい、我慢が出来ず口を開く。

 それはきっかけに過ぎないんだよ。

 本当におめでたいな、なにも知らない小娘が。

 自分達がなにをしでかしたのか、どんなことをしたのかも知らないくせに。

 まぁほとんど八つ当たりで、そもそも理由を教えてやるつもりもないんですけどね。


「そういうわけではありません。ただ、知っておいてほしいのです。私はこの後、リュエさんとお話をしたいと思っています、それをどうか――」

「終わりだ」


 俺は一周したからと、曲の途中で彼女を放りテラスへと戻ろうとする。

 一人ぽつんと残された彼女もまた、トボトボと自分の巣へと戻っていった。

 ……本気で俺を怒らせる前に、戻れ。

 俺はテラスに戻ろうとしたが、途中で進路を変え、ホールの外へと向かう。

 今の俺はきっと、人に合わせられる顔をしていないだろうから。

 今の俺はきっと、そうとう危ない場所まで来てしまっているだろうから。

 通路を抜け、エントランスホールをも抜け、俺はそのまま正面口から庭園へと向かうのだった。




 美しくライトアップされているその場所を進み、石造りのベンチに腰掛け気分を落ち着かせる。

 ……本当に、もしも俺が一人だったら。

 この場にレイスもリュエもおらず、また俺がオインクと無関係だったのなら。

 間違いなく、あの場で俺は叫んでいただろう。

 ふざけるなと。お前たちは何故のうのうと生きているのだと。

 その罪を突き付けて、何かを言い返す前に屈服させ、有無を言わさず謝罪の言葉を吐き出させたはずだ。

 無意味な謝罪ではあるが、それでも俺の気は一瞬晴れる。


「妄想だ、妄想。気晴らし、八つ当たり」


 我ながら暗い方法だが、頭の中の惨劇で鬱憤を晴らす。

 これでいい、これで落ち着ける。

 そう、これで落ち着ける、これで今日のところは勘弁してやれる。

 それなのに、どうしてこうなるのか。

 足音が聞こえ顔を上げると、見覚えのあるエルフの男が、憤怒の形相でこちらを見つめていた。

 ああ、あの娘の親の付き人か。報復か? 大いに結構、さぁ来い、正当防衛だ。


「……お嬢様が、お探ししています。一緒に来て頂けませんでしょうか」

「随分な顔の迎えもいたもんだ。断る」

「それでは、こちらにお呼びしても宜しいか」

「責任は取りかねるが」


 残念ながら、予想が外れてしまう。

 なぜそこまで付き纏う、俺になんの用だ。

 相変わらずこちらを視線で殺してやるとでも言いたげな男は、荒々しく引き返し、少しすると再びレイラが現れた。

 その表情は今度こそ泣き出しそうなもので、少しだけ溜飲が下がる。


「私は、貴方にそれほどまでの無礼を働いたのですか」


 やや語調を強め、歩み寄る。

 ここまで直接的な悪意……いや、憎悪を向けられたことがなかったのだろう。

 それが不思議で、どうしても解決したいのだろう。


「何故、そこまで頑ななのでしょうか。私はただ――」


 構うな、寄るな、こっちが気を遣って外に出たのに何故追いかける。

 あの場で一人残すなんて真似、周りからしたら俺が一方的な悪者に見えるだろう。

 だが、そうでもしないと俺はもう我慢出来なかった。だからこうして気分を落ち着かせているというのに。

 ここまで拒絶したというのに、こいつはそれでも向かってくる。

 まるで、自分が正しいと、歩み寄るこの姿勢は何よりも尊いものだと言わんばかりに。

 その揺るぎない自信に裏打ちされたかのような瞳で、真っ直ぐに疑問をぶつける姿に、ついに、我慢の、限界が、訪れてしまった。


「いい加減にしろ雌穴肉袋。このままその首、千切り落としてやろうか」


 気が付くと、両腕には防具がはめられ、その鋼鉄に覆われた右手で目の前の相手の首を握りしめ持ち上げていた。

 声はもう、俺のものじゃない。テラーボイスが勝手に発動し、地の底から響くような声でとてつもない暴言を吐いている。

 目が熱い、関節に必要以上の力が入り悲鳴を上げている。

 頭の奥が熱暴走でも起こしてしまったかのように、思考が濁りぐちゃぐちゃにかき回される。

 怒りで身体が震えるなんて、いつぶりだ。

 ここまで衝動に身を任せてしまうのはいつぶりだ。


「寄るな、関わるな。そのまま、貴様の家族もろとも握りつぶし、ヘドロのようにしてやろうか、どうだ?」


 握りしめる力を増やし、ギリギリと持ち上げる。

 必死に振りほどこうと両手でこちらの手を掴むが、なんの抵抗にもなりゃしない。

 いよいよ顔が真っ赤になり、心なしか目が飛び出そうになってきたところで手を放し地面に落とす。

 糸の切れたマリオネットのように、くしゃりと身体を縮こまらせる姿を見下ろす。

 首を抑え、咳をする彼女にさらに言葉を浴びせる。


「いずれ全てを知るだろう。覚悟しろ、その時の選択次第では、今度こそその命を奪うことになる」


 そのまま捨て置き、案の定顕現してしまった魔王装備一式を解除しながら宮殿へ戻る。

 これでもう、あいつは戻ってこないだろう。

 女性に手を上げるな? なに言ってんだ。

 女性は守るものだ? んなわけねぇだろうが。

 あれは女性なんかじゃねぇよ、ただの敵だ。

 無知だろうがなんだろうが知らん、ただの敵だ。

 見逃してやるだけありがたく思え、糞ゴミが。

 坊主憎けりゃ袈裟まで憎い、エルフの王家が憎けりゃ遠縁の娘まで憎い。

 そんなどうしようもない人間なんだよ、俺は。


「ああ、久々にすっきりした。戻ってデザートでも食べるかね」


 そしてそのどうしようもない俺は切り替える。

 どこかの仮面を被る彼女のように、最低限の常識と理性という仮面を被って。




 エントランスホールでは、先ほどのエルフが待ち構えていた。

 俺が一人で戻ってきたことに疑問を抱いたのか、早足で近寄ってくる。


「お嬢様はどうした」

「今日は帰るそうだ。心配なら追いかけたらどうだ」


 一瞬こちらを睨むも、すぐさま外へと向かう。

 ご苦労さん、きっと今頃とぼとぼ自分の馬車にでも乗り込んで泣いてるんじゃないかね。

 ああ、今頃どんな顔で泣いているのだろうか。

 絶望しろ、理由がわからない暴力に恐怖しろ、いつか本当に殺されるかもしれないと不安を抱き続けろ。


「……ふぅ」


 大丈夫、もう問題ない。

 自分にそう言い聞かせながら、再び会場へと足を運ぶ。

 一歩踏み出す度に思考がクリアになっていく。

 足の裏の感触に、感情が徐々に収まっていく。

 彼女達が待つ場所に近づく度に心が穏やかになっていく。

 そう、自己暗示をかける。


「おかえりなさい」


 会場に戻ると、入り口付近で待っていた三人に出迎えられた。

 だが、なにがあったのかを聞こうとはせず、今の俺にはそれがありがたかった。

 恐らく、レイラが外に向かうのを目撃したのだろう。

 だからこそ、これ以上俺にそれを思い出させまいと、気を回してくれたのかもしれない。

 ならば甘えさせてもらう。

 そうして、俺はまるで何事もなかったかのように、晩餐会の残りの時間を楽しむ。

 自分のしでかした事を忘れ、なかったことにし、平然と今を楽しむ。

 歪で狂った思考をひた隠しにしながら、仲間と共に楽しむ。

 ただこの瞬間だけを楽しむのだった。


 少しして、前菜の提供が終わり、いよいよ周囲が歓談と晩餐を楽しみ始めた頃、俺、リュエ、レイス、オインクの集まっているこの場所に近づく気配が。

 いやね、さすがにこのメンツが四人で固まっていると、普通はみんな怖がって近寄ってこないのです。

 それでも遠巻きにこちらの様子、主に俺の事を観察している人間が多い模様。

 まぁ、このそうそうたる顔ぶれに黒一点、気にならない方がおかしいでしょう。


「久しぶりね……オインク」

「……お久しぶりです」


 歩み寄ってきたその人物は、この四人の中で最も権力を持ち、名の知れ渡ったオインクに平然と声をかける事が出来る人物。

 アーカム亡き今、唯一オインクと対等な立場にある議長の一人。

 イル・ヨシダだった。

 先ほど、久しぶりに感情を抑えきれずに暴発してしまったというのに、随分とタイミングが悪いな。

 ……これはちょっと席を外すべきか。

 三人に目配せをし、一度輪から外れようとする。だが――


「待って。今日は貴方に用事があるのよ、カイヴォン」

「……オインク、俺はどうすればいい?」

「聞いて上げてください。彼女にはもう、しっかりと話しておきましたから」

「……先日は、貴方達三人にとても失礼な事を言ってしまったわ。まさか三人が、アキダル壊滅の危機を救ってくれた人間だなんて知りもしなかった」

「そうじゃなければこうして話そうとすら思わなかった、と解釈していいのか?」


 我ながら意地悪な返しだ。

 たぶんきっと、先ほどの一件がまだ尾を引いているのかもしれない。

 だが、目の前の彼女は俺の辛辣な返しに眉一つ動かさない。

 その様子に、俺もようやく彼女を『話をしても良い相手だ』と認める。

 難儀な性格だね、本当。


「正直、まだ思うところはあるわ。けれども、貴方達から受けた恩は計り知れない。たぶん、今すぐは無理でも、きっと私は貴方達を受け入れる」

「……そうかい。じゃあ話を聞かせてくれ」


 取り繕うとしないその言葉に好感を覚え、俺は続きを促す。

 うん、それが一番だ。他人の評価、他から聞いた話、過去の偉業なんかで自分が下した評価をコロっとかえてしまうようなヤツよりも、よっぽど信用出来る。

 まぁ、俺は逆に頻繁に手のひら返す人間なんですけどね。


「以前解読した内容、それを話せとはもう言わないわ。けれども、もし何か指示や願いが書かれていたのなら、今すぐでなくてもいい、叶えてあげてほしいのよ」

「……何故それを願う? 君になんの得があるんだ、それで」

「イグゾウお爺ちゃんはね、最後の瞬間までずっとなにかを心配していたって父が言っていたわ。そしてその父も、最後までそれを知ることが出来ずに逝ってしまった」

「心配……?」


 彼女の独白に耳を傾ける。

 七星を開放した英雄が、最後までなにを心配していたのか。

 時代的に、恐らくまだ王族による絶対支配が続いていた時期だ、確かに心配事も多々あっただろう。

 だが、それならそうと言うことが出来たはずだし、後世にそれを託すことだって出来たはずだ。

 いや、実際に託したからこそ、今は亡きイルの父親が、オインクと共に王家を打倒したのだ。

 ならば、彼はなにを死の間際まで抱えていたのだろうか?


「お爺ちゃんは最後までこの地を豊かにすることだけを考えていたそうよ『みなしてんめまんま食うのが一番だ』が口癖だったの。だから私は、オインクの築き上げる未来にその望みを託して協力している」

「そう、ですね。イルは私と初めて会ったとき『お姉ちゃんはみんながご飯を食べられる国を作れるの?』と舌足らずな口調ですが、強く尋ねてきましたね」

「そいつはなかなか剛気な娘さんだな」


 もしかしたら、イグゾウ氏がもたらした数々の技術や知識の恩恵を得ていたのは、一部の特権階級の人間だけだったのかもしれない。

 恐らく、彼一人の力でそれを成すことが出来ず、時の権力者のバックアップを得て初めて達成出来たのだろう。

 だからこそ、全ての人間にその実りが行き渡るようにと苦心していた、と。

 やはり、俺は恵まれている。こうして戦乱が収まり、そして絶大な力を持ち、しがらみにとらわれずこれまで過ごす事が出来たのだから。

 そしてその礎を築いた先駆者が、その孫がこうして頼むのならば――


「了解した。ただ、それには必要な物がある。イグゾウさんの遺品に農具が残っていなかったか?」

「農具……? 武具じゃなくて?」

「ああ、クワってやつなんだが」


 すると、オインクがなにかを思い出したかのように手を打つ。


「イル、『神槍フリューゲル』のことですよ。たしか彼はあれを使い農地を耕していたと……」

「ああ! あれのこと……どうしようかしら、あの武器なら今――」


 いや待って。今なんかとんでもない事言わなかった?

 名前の響きだけでとてつもない武器の予感がひしひしと伝わってくるのですが、それをクワ扱いしていたとな。

 俺の奪命剣でマグロを捌くようなもんだぞそれ。さすがですイグゾウさん、常人とは思考が違う。


「ああ居た。ほら、あそこにいる騎士、見えるわよね?」 


 イルが指差す先に、一人の騎士がいた。

 まるで男版リュエ、そう表現するのがしっくりくる、白銀の鎧を組み込んだ儀礼服に身を包んだ聖騎士。

 いやむしろ、俺とリュエを足して二で割ったような……。

 して、その人物なのだが、どういうわけか先ほどからこちらをキリっとした瞳で見つめてくるんですが。

 やだ、俺そっちの気はないんですけど、そんなに熱心に見られると照れます。


「彼がその槍を受け継いでいるのよ……借りるのはちょっと難しいかもしれないわね」

「彼の名前は『リシャル・リーズロート』です。議員ではありませんが、白銀持ちとしてこの都市の防衛に就いているんですよ」

「へぇ、てことは事実上この大陸最強って感じなのかね? イグゾウ氏の槍を受け継いているくらいだし」

「そうなりますね。今日はパーティーの席ですし、後日改めてお話をしてみたいと思います」


 ふぅむ……こりゃもしかしたら一戦交えないといけないかもしれんね。

 少し輪から外れて、俺は自分に【カースギフト】を施す。

 本当、武器がなくても一つ限定でいつでもアビリティの効果を得られるなんて、随分と便利だな。

 今回付与したのは勿論[詳細鑑定]、念のため、彼の能力を盗み見る。

 いや本当は例の赤髪の彼、やたら突っかかってくるあの人物の能力でも見れたらと思ったのだが、どういう訳か見当たらないんですよね。

 ともあれ、もしかしたら槍を借り受ける上で戦うかもしれない彼の能力を盗み見る。


【Name】 リシャル・リーズロート

【種族】  ハーフエルフ

【職業】  聖騎士(50) 戦士(42)

【レベル】 132

【称号】  神槍の騎士 聖女の守人 槍大好きマン

【スキル】 槍術 聖騎士剣(槍) 回復魔法 光魔法 聖魔法 天眼 美声


 あらシンプル。

 だが、シンプルなラインナップだからこそ強そうだ。

 その技だけで最強と呼ばれるほどに至ったのならば、その実力は確かなものなのだろう。

 ううむ、出来ればそのまま少しの間だけ貸してもらえたらいいのだが、槍大好きマンって称号がついてるしなぁ。

 もうちょっとマシな称号名もあっただろうと突っ込みたいところだが、いつまでも見ているわけにもいかず視線を逸らす。

 いやさ、さっきから彼ずっとこっち見てたからさ、自然と鑑定中は目と目が合っていたんですよ。

 別に好きだとかなにかが始まるとかそういうのではないです。


「どうしたんだいカイくん。急に」

「いや、なんでもないよ」

「よかったね、イルちゃんと仲直り出来て」

「別に仲直りしたわけじゃないぞ、ただ一般的な関係がようやか始まっただけだから」

「じゃあ、これから仲良くなれるといいね」


 まぁ、とりあえず一緒に飯でも食いながらお話でもしましょうかね。

 未来への不安……ってほど大げさなものではないが、これから先心配すべきことだってある。

 イグゾウ氏の遺したなにかや、この大陸を去った後の事、そしてサーディス大陸に待ち受けている国のこと。

 だがそれでも、今日くらいは忘れよう。

 心配事を頭の隅に追いやって、ただ今の幸福を、楽しみを甘受する。

 そのくらいの器用さなら、俺だって持ち合わせているのだから。

 そうして、夜は更けていくのだった。






 ちなみにデザートには予想通りワインのシャーベットがありましたが、あまり甘くなくてリュエさんがご立腹でしたとさ。

 そんな『嘘つき!』みたいな顔でこっち見ないでください、今度作ってあげますから。

(´・ω・`)これにて終わり 後半へ続く

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