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狼狩り

やっと6話目です。

1話考えるのにすごく時間かかりました。

じゅんさん、危ない!」


 声を上げたのは涼介りょうすけだった。その声に反応するように潤は振り返るが、黒緑色の狼が爪をたて大きく口をあけて跳びかかろうとした瞬間、


 バァン!!


 銃声が森中に響き、跳びかかった狼は大きく逸れて、地面に転がっていった。続いて、潤と対峙していた狼も次々と銃声がすると共に倒れていく。

 沙由梨がスナイパーライフルで次々と打ち抜いていき、狼の増援もつきたらしく、場はあっという間に収束してしまった。これでひとつの群れがなくなったわけだ。


「ふう、とりあえずひと段落ついたな」

「そうね、コインを回収して探索しましょ」

 あちこちに落ちているのは狼の死体ではなくコインだ。また狼の群れに襲われるわけにもいかなく、コインを急いで回収する3人、全部で21枚だった。


 「意外と、これだけ苦労して21枚しか手に入らないんですね、パン1枚も買えないじゃないですか・・・」

 涼介が不服そうにもらす。ちなみに、町のパン屋で一番安いパンのミミでも40コインはする。


「この職業はボスクラスのモンスターを倒さないとほとんど稼げませんからね、小型モンスターを狩っていては小遣い稼ぎもできませんよ、そんなことより手分けして散策するより常に集団の方がいいんじゃないかと思うんだけど、涼介さんいるし・・・どうかしら?」

「俺は別にかまわないよ、好きに決めてくれ」

「そうと決まれば、早速移動しましょ」


 3人は森の中を歩いていく。


 1時間後・・・


 歩き続けて狼の群れとそう遭遇しないのは幸いだが、目的の怪鳥にも会わない。

 沙由梨が少し小言を漏らすようになってきた。

「そもそもこんな広大な森の中を何のあてもなく探すってことがどうかと思うのよ、そりゃいつも勢いや感で行動してるけど、少しは計画的に行動をね・・・」

「いつもあんな感じなんで気にしないでください」

「あ、はい、でもほっといていいんですか?」

「んー、じゃあ、なあ沙由梨あそこに洞穴があるしあそこで休憩しないか?」

「え?あ、そうね」


 洞穴の中で腰を下ろし、水分を補給したり、武器の手入れをする3人、それを覗き見している影・・・




 

沙由梨が使っているライフルはSR25に近いものを想像してください。

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