表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

2/16

プロローグ [リィーノ視点]

主人公リィーノ視点です

 ついに(みのり)が成仏するのか!

 ………。いきなり取り乱してすまない。

 私の名前はリィーノ…(みのり)に体を貸している者だ

 この世界は、異世界ではファンタジーとよばれる様な剣と魔法の弱肉強食の世界。

 そして私は乙女ゲームのサポートキャラクターらしい

 なぜこのような言葉を知っているかと言うと実の記憶をみたから

 いや、みたと言うよりはいきなり私の中に流れ込んできたと言うほうが正しいだろう。

 私が十歳の時に実の魂?らしきものがきた。要するに憑依してきたのだ。

 (みのり)は転生したと勘違いしていたが、私が成仏してくれるように体を貸しているだけだ。追い出したら呪いとかありそうじゃないか?あの子の場合は。

 体も脳もひとつしかないので共有することになった。そのため私は現代知識を手に入れたんだ。

 幸い六年も時間があったため全て理解できた私の家は貧乏だ。この記憶を利用してお金を稼ごうと思う。

 (みのり)には少し悪いが彼と呼んでいる人とは結ばれたくないし会いたくない

 彼と呼ばれている人物はこの世界では“王子”だ。貧乏人の庶民がその地位になるのは何かとめんどくさいし

 私達(・・)には誰にも知られてはいけない秘密がある。

 この秘密を守るためには私は結婚もしない覚悟だってあるし私にとってこれはコンプレックスだ

 だから前世の心残りが薄くなる今日成仏してもらう

 さて、そんなことよりもいったいこんなに不確定要素だらけの物語はどうなるのだろうか?

 私には不安しかないのだが。


明日も更新する予定です

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ