邂逅
白い光が空へとふわりふわりと浮かび上がり、さらに高く飛んだ。あの雪降りの日とは逆に大地から放出され、白い光はふらふら彷徨いながら虚空を漂い、だが、確実に昇っていく。
やがて地表の建造物が遙か彼方になったとき白い光は浮上を止めた。
眼前にもう一つの白い光があったのだ。もう一つの白い光は浮かび上がってきた白い光にゆっくり近づき、接触した。
淡く灯されていた光は接触することでより強く輝いた。
二つの光は、螺旋を描きながら上昇していった。
そして二つの光はお互いに離れることなく、強い光を放ちながらもどんどん昇っていく。
白い光は止まることなく上昇を続け、次第に二つの光は見えなくなった。
白い二人の光はどこへ行くのだろうか。
それは誰にもわからない。
カヤです。
ダウンロード法に憤慨してるしがない学生です。
今回のこの作品は僕が初めて小説というもの書いたものなんです。授業中なんか暇だったんで友達をモデルにして、設定も付け加えて、五日ぐらいで完成しました。その時に他の友人にこの小説を見せたんですが思いのほか高評価で。それが嬉しくてどんどん書くようになって。あの時の皆が面白かったよ、の一言が凄く感動して。それからこの作品よりも前の小説を執筆し始めました。
といっても書く場所は通学の汽車のなかですけどね。
あ、ちなみ僕が住む県には電車なるものは存在しません。パンタグラフとか付いてませんよ。全部汽車です。
まあどうでもいいか。
では恒例の。
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ではでは。