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~ふたりだけのクリスマス~4

続きです。

 

 と、突然ガタガタッと大きな音が鳴った。

 「うぉっ」

 机の上で携帯が、着信を知らせるランプを点滅させ震えている。

 あれ、俺は寝てたのか。

 携帯を開き掛けて着た相手を確認すると電話に出る。

 

 「えっと、みな・・・・・・」

 「アキラ今どこにいるの」

 「家、だけど」

 変な質問だな。

 俺がどこにも用がないのくらい、知ってるだろう。

 「桜ヶ丘の駅前にいるから。迎えに来て、お願い」

 

 それだけを伝えると、一方的に俺は電話を切られてしまった。

 一体、どういうことだろうか。

 はぁ。

 良く分からないがしょうがない、行ってやろう。


 家を出てから電車に乗って移動すること一時間あまり、湊に言われた場所の桜ヶ丘駅に着いたのは、日も沈み始めたころだった。

 駅前には電飾で彩られた大きなクリスマスツリーが一本、今日という日を演出していた。

 近くでは待ち合わせをしている人や、カラフルに光る光景を眺めてたりする人たちが集まっている。

 

 居るとしたらこの中じゃないだろうかと思い辺りを見回してみるが、湊は見当たらない。

 駅前には座るような所はないし、近くにいるはずなんだが。



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