金田一と江戸川が混ざったような殺人事件~事件の始まりの始まり~
俺の名前は谷場 此井江。趣味が事故物件巡りのただの男だ。
今俺は猛烈に興奮している!今まで事件が起こった物件は目にしてきたが、目の前で事故物件の誕生を目にしたのは初めてだ!亡くなったのはこの館の主、緋河 威紗。彼と私の関係性は今は置いておこう。それどころではない。この屋敷も『玄芭の館』という名前にふさわしい屋敷になった。
彼の死体はきれいなものだった。頭を殴られるか何かして死んだようだが服には乱れが一切ない。挙句の果てにはワイングラスまで持っている。犯人よ、なぜ持たせた。おそらく今後レストランでワイングラスがでてくるたびにこの光景を思い出すだろうというくらい強烈でちぐはぐな光景だった。
とにかく彼にこの驚くべきニュースを伝えなければ!確か旅行で近くに来ていたはずだ。数日中に会う約束をしていたのだから少し早まったところで構わないだろう。
さあ急いで電話をかけよう。俺の友人よ、君の好きな謎のお出ましだ。俺だってただ面白がっているわけじゃない。犯人は恐ろしいと感じてる。だから君の脳みそが必要だ。
頼んだぞ金田一 源峡。
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気になるぜ。という方はぜひ本編の『金田一と江戸川が混ざったような変な物語』もお読みください。
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