【狼煙編】最後の瞬間
レア「おっと・・・クローム連中のお出ましかぁ。」
「すばらしい、反応速度。」
「褒めて差し上げましょう」
剣先をレアに向ける女性
レア「あまり女に手は上げたくはないのだがね。」
「お前がそのつもりなら、こっちはやるしかない。」
「女性だと思わないほうがいいんじゃない?」
「フフフ・・・」
レア「!?」
その背後から別の奇襲が迫りくる。
レアは腕をクロスさせて攻撃を防ぐ
....ザザザァアッァアッ
レア「くっそ・・・二人組ってか。」
「最悪じゃねぇか。」
「リィ・・・遅いよ。」
リィ「うるせー!糞ブスのクゥ!!!」
クゥ「・・・はいはい、うるせーよ!」
リィ「援護ぐらい・・・しろよ!糞ブス!!!」
リィは地面から紫色の球体を4つ出現させる
レア「なんだ・・・この能力!」
リィ「行け!!!!」
リィが指を差し出すと4つの球体はレアに向かって勢いよく飛び向かって行く
レア「能力発動!!!!」
レアはポケットからコードを取り出して
コードを地面に突き刺す。
能力:コネクト
ありとあらゆる場所に突き刺せるコード。
イメージで作り出したものを具現化させる。
能力:ネビュラ
黒い球体を具現化させ浮遊力を持つ
自由自在に形を変え、ありとあらゆる方角に飛ばすことが出来る。
方向も脳内で操作することが出来る
レア「こいつだぁ!」
土ので出来た壁がレアの前に出現して
放たれたネビュラの攻撃から身を護る
─ドドドドンッ!!!
リィ「こいつ・・・ややこしいわね。」
レアは拳で土の壁を砕き破片をリィに向けて放つ
レア「粉砕!!!」
クゥ「炎の壁!」
放たれた破片を炎で焼き払う
リィ「これを借りるわよ!」
ネビュラを炎にぶつけて炎を纏ったネビュラが再び放たれる
レア「!?」
─ズドドドドォォオオ!!!
レアは勢いよく吹き飛ばされると
壁を貫いて建物の中で体を止める
レア「くっそ・・・この建物で使えそうなもの・・・」
レアは当たりを見渡す。
リィ「この家ごと崩してしまえば、問題はなさそうね。」
「いくよ!クゥ!!!」
クゥ「了解・・・!」
「炎隕石!!!!」
巨大な岩が炎を纏ってレアがいる建物に目掛けて振り落ちていく
リィ「ネビュラ・・・変換!!!」
4つのネビュラは交差しながら建物の中に入っていく
レア「来やがった!!!」
4つのネビュラは一つに変わり
地面に潜る
レアの足元から糸のような状態で生えると
縛り付けた
レア「なっ!?(何をする気・・・ってこの音は何だ?)」
─ゴゴゴゴゴゴゴ
─ズブォオオオオオオオオッ!!!!!
強烈な爆発と あたり一面の家を崩壊する
クゥ「もう魔力が尽きましたよ・・・私。」
リィ「はぁ??呆気なぁ!」
「でもまぁ・・・あいつは死んだしいいでしょ。」
─ズボォォッ!!!
破片を吹き飛ばし
瓦礫の山から姿を見せる血だらけになったレアが姿を見せる。
レア「ってぇえ・・・じゃねえか。」
レアは隕石が起きる直後コードで自分を包み込む壁をイメージさせていた。
完全には防ぎきれなかったものの、死はギリギリ回避した。
リィ「こいつ・・・めんどくさすぎなぁい?」
「あんたも魔力尽きてるし・・・めんどくさぁ~!」
レア「ってて・・・大ダメージじゃねえか。」
リィ「まぁ・・・いいわ。」
「ネビュラで捕食してやる。」
4つのネビュラはリィの付近で浮遊し始める
レア「おいおい・・・勘弁っしてくれよな。」
リィは再びネビュラを放つ。
レア「・・・だめだ、意識が。」
─ズゴォォォオッ!!!
レア「ウッ!!!」
セツ「無事ですか・・・!」
セツが上空から振り下ろしネビュラを爆発させていた。
セツ「ッ・・・だめだ。」
「レアさん・・・僕は長くはもちません。」
「諸刃の限界が・・・来ています。」
そういいながらセツは自分の顔をレアに見せる
レア「おい・・・嘘だろ?」
セツ「・・・狂人が四足歩行で。」
「歩いていた・・・そのデーターは確実に・・・研究材料になる。」
「みんなに・・・それを伝える・・・ために・・・生きてください!」
レア「まて!ダメだ!」
セツはレアを押し倒す
セツ「いいからぁああ!!!いげぇ!!!!」
レア「・・・冗談だろ。。」
セツ「いいから・・・いって・・・くれ。」
「僕は・・・ここで、終わりのようです。」
「最後ぐらい・・・華やかに。」
セツは力いっぱい柄を握りしめる
走り出すが、動きはかなり鈍くなっていた。
リィ「その程度で私を倒すつもりィ?舐めてんの?」
再びネビュラを出現させて一気に放つ
一発を弾き返す・・・がバランスを崩すセツ
セツ「がっ!!!!」
リィ「ふふふ、それ!」
一気に振り上げてネビュラをぶつけて宙に浮かせる
....ドサッ
セツ「・・・すいません、もう・・・」
セツが仰向けに倒れているその頭上から
ネビュラを4つかためると槍の形に変える
リィ「これでなら貫ける。」
「格好つけて助けに来てももう無駄よ。」
セツ「最後でいい・・・あいつを・・・殺せる。」
「力をください!!!」
セツの体を纏うオーラは強さを増す。
セツは飛び上がって 立ち上がる
セツ「後は・・・まがぜまじだ。」
セツの意思ではなく。
オーラの力だけで立ち上がり剣を振るう
....ダンッ!!!!
動きは今まで一番素早く
振るう速度も先ほどとは日にならない速さだった。
ネビュラで壁を作って
身を護るリィは力によって押されて吹き飛んでいく
セツ「・・・」
リィ「こいつ・・・なんなの!?」
クゥ「でも、体がドンドン灰になって消えて行ってる!」
リィ「このまま逃げ続ければ!?」
レア「そうは・・・させねぇよ。」
「戦友の最後の頼みだ・・・」
地面にコードを突き刺し
四角いエリアを作り出して3人を隔離した
リィ「なっ!?」
レア「・・・じゃぁな。」
「セツ。」
─ズドォォォオオオオオッ!!!!
赤黒い煙があたり一面を包み込んだ。