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0話 始める為の重要回

ユニーク100いったら続き書きます。

「ねぇ、星也君。ある日、君にとって大事な人が居なくなったらどうする?」

そこは星がよく見える丘だった。

そこに俺ともう一人、星河紬(ほしかわつむぎ)と言う少女がいた。

この時の俺はその言葉の意味が分からなかった。

「あの星もさ。今、地球には光が届いているけど、本当はもう無いかもしれない。その光が届かなくなって、この空から消えた時、君は気付けるかな?」

「……………。」

何も言えなかった。

何も理解していなかったから。

「私は今度、引っ越すんだ。お父さんの引っ越しでね。そこでもこの空と同じ星が見えるかな?」

これは判った。

こいつが遠くにいっちまうってことが。

「そうか。………いつ頃だい?」

「んー………それは言えない。秘密」

「そうか」

何故秘密にしていたのか、数年後に分かるが、勿論この時分かる訳がない。

隣で座っていた彼女が唐突に立ち上がった。

そして、こう言ったのだ。



「さよなら。太陽のように明るい、6等星の君と出会えてよかった」








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