表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/8

幕間:過去のゆめにっきと少女の物語

反響ばかりが響いて、ぅんぅんとうるさい部屋。


黙りこくった少女はただ目の前の闇と、グロテスクな壁を見た。


「海は素敵ね」

少女は言った。


いつしか闇には扉があった。

少女は扉に手をかけた。


―――何度も繰り返し世界を回り、何度も世界をぐるぐる回る。私は世界に飽きていた。


少女はノブを回し、戸を押した。


先は、海の中。

もし「本物の海」であったなら、きっと水圧で戸は閉まったままであろう。

だが、ここにはそんなものが存在しない。


少女には不可能はないのだ。


海を泳ぐ。

今日はサメと一緒に泳ごうか。

それとも亀に捕まって泳ごうか。


だが少女はしばらくして、海に何もいない事に気付く。ましてや、珊瑚や砂浜もない。

どうしたのだろう。

まるで、「本物の海」を知らない子が描いたような海―――。


チリン、と鈴の音が響く。

上を見ると、女の子が消えた所だった。


―――ここはあの女の子の世界か。私は迷い込んだのか。




少女は、女の子を探す事にした。





評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ